長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

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【脳科学・心理学】⑥人間心理の序の序「幸せをつかむ脳の使い方」中野信子氏(脳科学者)著作参照・人間何処まで大きくなれるか!

2021年07月01日 12時04分42秒 | 日記
















 今や、超少子化で、大学全入時代だという。よほどの馬鹿でもない限り、大学に入れる。東京大学とか京都大学とかハーバード、ソルボンヌ、ケンブリッジなら話は別だが。
 まあ、大学も授業料とか払ってもらえないと運営できませんからね。
 誰でも入れる大卒……など何の意味もない。
 価値がない。今や、大卒でも職がない時代だ。
 だが、それでも学歴フィルターをくぐったというのはそれはそれで評価のひとつであろうが。大卒がすべてではないが、大企業とか政治家とか、一流大卒を選ぶからな。
 だが、先生が黒板に書いたことをノートに写して、先生の言うとおりの進路指導で受験して……それで「優等生」ってなんだろう。
 答えを示されてマニュアル通りに動くなんて退屈で、窮屈でしかない。
 自分の頭で考えられず、二番煎じを繰り返し、誰かのアイデアを真似したり、盗作するだけなら生きている意味がないよね。
 だいたい、そんな風に生きていてもつまらないはずだよ。
 ロボットやコンピュータじゃないんだから。創造性がなければ意味ないじゃない。
 もちろん、障害のある人や病気で頑張れないひととかじゃなく、ビジネスパーソンでの前提だけど。会議でアイデアを出せない人。盗作する人。過去の成功例を二番煎じするだけのひと。ビジネスパーソンとして、生きている意味がないよね。
 でも、創造力というのも努力なんだよね。
 最初は基礎力を付ける必要がある。基礎的なことを「詰め込み教育」のように、すべて暗記していくんだ。暗記で基礎力ができなければ、応用もオリジナリティも無理です。
 全暗記して、基礎力が付かないとそのジャンルの応用なんてできっこない。
 それは苦しいことだけど、地獄を見なければ基礎力なんて身につかない。
 最初は模倣でも、最終的にオリジナリティを出せれば勝ちなんだから。
 誰だって、才能や能力を持っている。着眼点がいい、とか、頭の回転が速い、とか、足が速い、とか、喧嘩が強い、とか。皆違って、みんないい。
 みんなが変な子供や人間なはずだよ。
他人とまったく同じの人間などいるわけがない。みんな、少しずつへんな人間だ。
だが、それでいいんだよ。ひとの人生なんてそんなもんだよ。
     臥竜      長尾景虎

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