「重版出来!」松田奈緒子

おもしろい、本当におもしろい!!
「どおおおおんっ」という感動が何度も押し寄せてくるコミック。
図書館でなにげなく3冊借りて、1巻を読み終わったところですが、
1巻だけで3回くらい泣かされてしまった。
ジャンルとしてはお仕事モノ。
大手出版社における漫画業界が舞台です。
ヒロインである新人編集者の心ちゃんはもちろん、脇をかためるキャラがすごくいい。

編集長の和田さんにまずツボる。
中盤は社長さんのサイドストーリー。
うんうん、これは日本人が大好きそうなおはなし。
ひとつだけ、当選した宝くじの処理の仕方が腑に落ちなかったけど。
後半、物語がまた心ちゃんからそれて、今度は営業部の小泉くんにフォーカス。
この子、最初はぜんぜんやる気なくて、こんなふうにサエない感じなんだけど↓、

心ちゃんや、他のスタッフと一緒に仕事するうちに
めきめきと音を立てて急成長し、

70ページ後にはこんなにカッコよく!!
はああーー、「漫画のリアル」っていうやつだね(*´▽`*)
目の大きさ変わっちゃってるもんね。
なぜか髪型も急にイケメン風に…
2巻以降はまだ読んでないのでわからないけど、
1巻は全体を通して「どんなふうにヒット漫画を生み出すか」という「制作面」よりも
「どんなふうに漫画をヒットさせるか」という「セールス面」に重点を置いていて
そこがすごくおもしろかった。
それも、「ビジネス戦略のノウハウ」ではなく、
ひとつの作品にかかわるスタッフ全員の「愛情」が満ち溢れていて…
そして誇り高い。本当にすばらしい。
心ちゃんは、お仕事系あるあるの主人公だと思うし、
実際にこんな編集者がいたら出版社もさぞかし心強いだろうけど、
みんながみんな心ちゃんだったらいいのかといったら、それは違う気がする。
いろんな人がいて、いろんな想いがあって、いろんな作品が世に出ていくんだよな。
そして私が一番泣いたのがこのコマ。

信頼している編集さんといっしょに嬉し泣きする。
作家が一生のうち、そう何度も体験できない、
極上の幸福のひとつだと思う。
この「重版出来!」、現在は3巻まで。
今月4巻が出るそうです。

おもしろい、本当におもしろい!!
「どおおおおんっ」という感動が何度も押し寄せてくるコミック。
図書館でなにげなく3冊借りて、1巻を読み終わったところですが、
1巻だけで3回くらい泣かされてしまった。
ジャンルとしてはお仕事モノ。
大手出版社における漫画業界が舞台です。
ヒロインである新人編集者の心ちゃんはもちろん、脇をかためるキャラがすごくいい。

編集長の和田さんにまずツボる。
中盤は社長さんのサイドストーリー。
うんうん、これは日本人が大好きそうなおはなし。
ひとつだけ、当選した宝くじの処理の仕方が腑に落ちなかったけど。
後半、物語がまた心ちゃんからそれて、今度は営業部の小泉くんにフォーカス。
この子、最初はぜんぜんやる気なくて、こんなふうにサエない感じなんだけど↓、

心ちゃんや、他のスタッフと一緒に仕事するうちに
めきめきと音を立てて急成長し、

70ページ後にはこんなにカッコよく!!

はああーー、「漫画のリアル」っていうやつだね(*´▽`*)
目の大きさ変わっちゃってるもんね。
なぜか髪型も急にイケメン風に…
2巻以降はまだ読んでないのでわからないけど、
1巻は全体を通して「どんなふうにヒット漫画を生み出すか」という「制作面」よりも
「どんなふうに漫画をヒットさせるか」という「セールス面」に重点を置いていて
そこがすごくおもしろかった。
それも、「ビジネス戦略のノウハウ」ではなく、
ひとつの作品にかかわるスタッフ全員の「愛情」が満ち溢れていて…
そして誇り高い。本当にすばらしい。
心ちゃんは、お仕事系あるあるの主人公だと思うし、
実際にこんな編集者がいたら出版社もさぞかし心強いだろうけど、
みんながみんな心ちゃんだったらいいのかといったら、それは違う気がする。
いろんな人がいて、いろんな想いがあって、いろんな作品が世に出ていくんだよな。
そして私が一番泣いたのがこのコマ。

信頼している編集さんといっしょに嬉し泣きする。
作家が一生のうち、そう何度も体験できない、
極上の幸福のひとつだと思う。
この「重版出来!」、現在は3巻まで。
今月4巻が出るそうです。
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