先日、横浜みなと博物館の企画展
「横浜港と生糸貿易」(2月11日~4月8日) を見に行ってきました。
場所はJR桜木町駅から見える「帆船・日本丸」のあるところです。
右手の地下に博物館があります。
展示の内容は
開港後、日本の経済を支えた主力商品の生糸を輸出した横浜港と
北関東、東北、甲信越などの生糸の生産地とのつながりを、
交通の整備や人のネットワークをとおして紹介しています。
開港直後から昭和の戦前までという長い期間をあつかい、
生産地各地からの道具や史料、横浜港に集まった生糸の荷物の様子など
普段なかなかまとめて見ることのできないものがたくさん展示されています。
生糸のことに興味のある方はぜひ一度ご覧ください。
この企画展には昨年より原三溪市民研究会も協力しており、
3月24日におこなわれる「ミナト散歩・生糸編」を担当しています。
こちらも参加お待ちしています。
実は記念シンポジウムに出席することになりました。
こちらは初めてのことで緊張しています。
以前メールを送らせていただいた後、引っ越しまして、このブログのチェックも
怠っていたため、長らく返信できずに大変失礼いたしました。
速水堅曹氏が滋賀県営彦根製糸場建設に大きく関わっていたことをお知らせしたく
拙稿を送らせていただこうと思いましたが、すでにお読みいただいているとのこと、
有難うございます。
また何か判明しましたらお知らせしたいと思います。
まずは、お詫びとお礼まで。
筒井
コメント欄の投稿時にご記入いただきましたアドレスにお返事のメールを送りましたが、
戻ってきてしまいます。
お手数ですが、再度コメント欄にご記入いただくか、
またはブログの右下にあります「プロフィール」をクリックしていただきますと、
私にコンタクトをとるということで、メール送信できるようになっております。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご連絡ありがとうございます。
筒井先生の書かれた論文はすでに読ませていただいております。
お返事は直接メールをいたしますので、よろしくお願いいたします。
滋賀大学経済学部の筒井正夫と申します。
コメントではないのですが、明治初期に彦根に建てられた県営彦根製糸場は、富岡製糸場とも大変深い縁がある模範工場ですが、
長らくその実像がはっきりせず、あまり世間には知られていませんでした。このたび、その設立の経緯や富岡製糸場との関係を調べてみたら、そこに速水堅曹氏が大きくかかわっていることを突き止め、彼の果たした役割についても判明しました。
出来上がった論考は、「県営彦根製糸場の誕生ー富岡製糸場との関連を中心にー」『彦根論叢』389号、2011年秋号に掲載されています。ぜひ抜き刷りを贈りたいので、送り先を教えていただけないでしょうか?