今日、今年初めてのアゲハチョウが飛んでいるのを見ました。夏の近づく音を感じます。
さて、北尾トロさんの'07年作品「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」を読みました。著者が1人で、あるいは仲間たちと自分のオンライン古本屋で売る本や自分の好きな本を探すため、地方の古書店をめぐるルポルタージュです。
本の感じをつかんでもらうため、目次を引用しますと「福岡&岡山、怒濤の墓参り古本旅」「男女4人、『たもかぶ本の街』訪問記」「夜行バスと自転車でちょいと金沢へ」「武蔵野線汗かき紀行」「仙台&盛岡1泊2日1200キロの旅」「買ったばかりの本を読みまくる松本爆読ナイト」「鎌倉・茅ヶ崎、腹巻オヤジ再び」「神戸でイモヅル式“黒豹作戦”」「四国すたこら4県めぐり」「ぶらぶらの原点、北海道へ」。
何か楽しい感じがつかんでいただけだでしょうか? 北尾さんはとにかく本を心から愛していて、自分の好みの本に出会えるのではないか、と期待感に胸ふくらませて出発し、観光をしながら古本屋に突撃し、自分の好みの本を置いていそうな店に出会うと興奮し、前からほしかった本、自分の好みにぴったりの本、自分のオンライン古本屋で売れそうな本に出会うと、めちゃめちゃ喜びます。それが北尾さんの文章からガンガン伝わって来て、読んでるこちらも幸せな気持ちにさせてくれます。
また、ほしい本なら何でも買うというのではなく、ほしいと思っても「これは私よりもっと思い入れのある人のために買わずに残しておこう」といった心遣いもあり、これがまた読んでて暖かい気持ちにさせてくれます。
この本では北尾さんの本の趣味が分かって、それもこの本の魅力の一つになっていますが、吾妻ひでおさんの熱狂的なファンである事を知り、同じく吾妻ひでおファンの私は、今まで以上に北尾さんに親近感を覚えました。今まで北尾さんの本を数々読んで来て、北尾さんの推薦する本を書き留めてきたので、北尾さんの本をすべて読み終えた後に、北尾さんの推薦する本、大好きな本も読んでみようかな、と思い始めています。
ということで、古本ファン、読書ファンの方なら、文句無しに楽しめる本だと思います。オススメです。
さて、北尾トロさんの'07年作品「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」を読みました。著者が1人で、あるいは仲間たちと自分のオンライン古本屋で売る本や自分の好きな本を探すため、地方の古書店をめぐるルポルタージュです。
本の感じをつかんでもらうため、目次を引用しますと「福岡&岡山、怒濤の墓参り古本旅」「男女4人、『たもかぶ本の街』訪問記」「夜行バスと自転車でちょいと金沢へ」「武蔵野線汗かき紀行」「仙台&盛岡1泊2日1200キロの旅」「買ったばかりの本を読みまくる松本爆読ナイト」「鎌倉・茅ヶ崎、腹巻オヤジ再び」「神戸でイモヅル式“黒豹作戦”」「四国すたこら4県めぐり」「ぶらぶらの原点、北海道へ」。
何か楽しい感じがつかんでいただけだでしょうか? 北尾さんはとにかく本を心から愛していて、自分の好みの本に出会えるのではないか、と期待感に胸ふくらませて出発し、観光をしながら古本屋に突撃し、自分の好みの本を置いていそうな店に出会うと興奮し、前からほしかった本、自分の好みにぴったりの本、自分のオンライン古本屋で売れそうな本に出会うと、めちゃめちゃ喜びます。それが北尾さんの文章からガンガン伝わって来て、読んでるこちらも幸せな気持ちにさせてくれます。
また、ほしい本なら何でも買うというのではなく、ほしいと思っても「これは私よりもっと思い入れのある人のために買わずに残しておこう」といった心遣いもあり、これがまた読んでて暖かい気持ちにさせてくれます。
この本では北尾さんの本の趣味が分かって、それもこの本の魅力の一つになっていますが、吾妻ひでおさんの熱狂的なファンである事を知り、同じく吾妻ひでおファンの私は、今まで以上に北尾さんに親近感を覚えました。今まで北尾さんの本を数々読んで来て、北尾さんの推薦する本を書き留めてきたので、北尾さんの本をすべて読み終えた後に、北尾さんの推薦する本、大好きな本も読んでみようかな、と思い始めています。
ということで、古本ファン、読書ファンの方なら、文句無しに楽しめる本だと思います。オススメです。