海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「アメリカ軍、武装勢力に新たな攻勢」と題する『ヴェルト』紙の6月18日の記事

2005年06月18日 | イラク問題
バグダッド発:アメリカ軍は、イラクの西部のアンバル州で新たな攻勢を開始した。約1,000名のアメリカ海兵隊員とイラク軍兵士は、「槍作戦」に参加していると、軍報道官が伝えた。目標は、「反乱者と外国人とを狩り出すことであり、ケルベラ地域の支援を破壊することである。」シリア国境に接するアンバル州は、ヨルダン出身のテロリストであるアブ・ムサブ・ザルカウイの指揮の下にある武装勢力の牙城である。先週、土曜日、アメリカ軍は、カルバラ市の武装勢力の支援場所を空爆し、約40人の武装勢力を殺害した。
イラク北部では、18日早朝、自爆自動車が軍隊の車列に突っ込んだ。7名が負傷したが、そのうち2名は民間人である。バグダッド東方では、通行中の石油タンク車に攻撃があり、まだ数は分からないが通行人に犠牲者が出た。目撃者の報告によるとカマリヤ地区にあるシーア派のモスクの前で遠隔操作による爆弾が爆発した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする