今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

今池末広亭

2009年05月06日 | 着物でお出かけ(落語)
直立2足歩行を忘れるかと思うくらいひたすら寝てばっかりの連休最後の日。
葉さん、ことりさんに誘っていただいて落語を聴きに行くことに。
今日の着物はお天気がはっきりしないのでガード加工のすうざんさん紬に
ことりさんの愛情いっぱい帯の裏面。和かわいい屋のバラの帯留め。

今回はたまさんファンのシュンくんも一緒。

今池の「玉寿司」というお寿司屋さんの開催で
講談師旭堂南湖さんの「旭堂南湖10番勝負」という会。

まずはその玉寿司さんでお昼。
ランチのお寿司はこれで800円というなんと素晴らしい。
開場までまだ時間もありこのまま席で待たせていただくことにしたので
ちょいとビールと枝豆も追加(笑)

講談…聴くのが初めてなので正直心配です。

寝たらどうしよう…

まずは旭堂南舟 「角屋船の由来」

見かけはなんかちょっと病み上がりで退院したばかりなのかしら…?と思うような
感じなのに徳川家康が明智光秀の追ってから必死に逃げるさまを
とうとうと語ります。

へ~~~これが講談というものなのね。
歴史は好きだし昔っから大河ドラマなんかをよく見ていたので
イメージとしては徳川家康はタキタサカエかな(笑)

次は笑福亭たまさんの「火焔太鼓」
本当は「時うどん」をやろうかな~と思っていたようなのですが
聴いたことがあるという挙手が多くて、急遽このネタに。
このネタは「しゃべれどもしゃべれども」で出ていたネタだと思うのですが
その時は映画の進行に気を取られて(笑)よく聴いていなかった・・・
相変わらずどのネタもパワフル…
道具屋さんの奥さんがシャキシャキしっかり者だけどやたら
御主人を脅すやり取りの間が面白かった。

そしていよいよ旭堂南湖さん 「中山安兵衛ー高田馬場十八人斬り」

おお~~何やらトロピカルなお着物で坊主頭のお兄さん。ちょっとびっくり。
しかしマクラ(と講談でもいうのかな?)で結構心をほぐしていただいて
忠臣蔵の堀部安兵衛がまだ安田だったころの叔父の仇討の話。
忠臣蔵というと昔年末の2夜連続放送で観たカツノヒロシ(古!)のイメージで(笑)

中入りのあと再び笑福亭たまさんの「近日息子」
ぼんやり息子が近日というのは今日から数えて一番近い日だと勘違いして
色々取り揃えたことからご近所さんにあらぬ誤解を招き
「おまえはいつもそうや!」「そんなこと…知らん」というやり取りが
毎度繰り返されてその話がおかしくて。
確かにそんなに不愉快な思いをされてもいつも仲良く一緒に出かけるって…(笑)

トリは旭堂南湖さんの 「真田の入城前」
南湖さんのマクラ、とても面白くてこんなに歴史ものを語る人なのに
海外旅行の面白いネタとか旅行がお好きでその時のエピソードが
愉快な話ばかり。
しかしひとたび講談に入るとあら?さっきのラオスでマスクしていた人はどこへ?というくらい私達をその時代へ連れて行ってくれる語り口調。

真田というと昌幸はタンバテツロウ(笑)

講談を聴くならやっぱり歴史をもう少し知っているとより面白いかも。
大河ドラマを観ていてよかったと思ったひとときでした(笑)

私、よく考えたら講談と浪曲をごっちゃにしていたのかも(笑)
寝たらどうしようと思っていたのは浪曲でした…

帰りに次回のりらっくごでお世話になるのでたまさんのご挨拶。
シュンくんは大喜びでした(笑)

楽しかったね~~