宝塚名古屋公演の千秋楽。
もちろんにっぽんちゃんのお誘いです。
昨年花組のトップの方のサヨナラ公演には行きましたが
今回は新トップのお披露目公演。
しかも千秋楽。もちろん有休はしっかり取りました。
会場前で待ち合わせして観劇です。
今回は5列目、センターよりやや上手よりですが
大劇場と違ってオーケストラボックスもなく銀橋もないので
舞台が近くて表情やしぐさ、細かい脇役のパフォーマンスもよく観えました。
舞台はとてもパワフルでにっぽんちゃんが「日々良くなって来ているよ」と言っていたとおり
お芝居はとても練られてきていて台詞のテンポもいいし、
役者の皆さんの気持ちもとても乗っている。
きっとアドリブなんかもぽんぽん出てきているのでは?と思うくらい。
観客の気持ちも乗っているのでさらに舞台全体がいい感じでした。
お芝居はロマンチックコメディ。
台詞の掛け合いややり取りが本当に面白くて大声で笑ってしまいました。
またこういう舞台だからこそ、ということがあって
大劇場では客席の通路に下りてくることはないのですが
銀橋がない分役者が客席まで降りてきて間近でお芝居を見ることが出来ました。
次のレビューはこれもサヨナラ公演の時と同じ曲や構成なのですが
微妙に歌詞が変わっていたとか。
この曲、とても覚えやすいのです。
前のときにちょっと覚えていたのですが、局と歌詞を知っていると
なんだか観ていても歌えちゃったりしそうで一緒に参加している気分でとても楽しい。
そしてお披露目公演でしかも楽日ということもあり、日頃の舞台ではない
組長さんの挨拶、新トップの挨拶もあり
さらに何度もカーテンコール。
通常の舞台ではカーテンコールはなく物足りないな~と思っていたのですが
今日は特別。
最後はスタンディングで一気に盛り上がりました。
さて、本日初めて「出待ち」を体験しました。
噂には聞いていましたが、軍隊並みの規律正しさです。
にっぽんちゃん曰く楽日が近づくにつれて出待ちの人数が多くなって来ている
今日はきっと最高の人数よ。
正面玄関はすでにすごい人数が整列していました。
玄関近くのほうが人が少ない(ように見えた)ので「あっちへ行かない?見易そうよ」と言うと
「絶対ダメ、ここでないと」
後でよく聞くときちんとそれぞれのファンの人の場所が決まっていて
にっぽんちゃんのファンの人の並び位置はここなのだとか。
エスカレーター前になってしまいこれ以上通路へはみ出さないようにと
生まれてはじめて警備員さんに押されてガードされましたよ。
これだけの団体を仕切る人ってどんな人なんだろうと
あちこちきょろきょろ。
あんまり私が落ち着きがないのでにっぽんちゃんにちょっといらいらされてしまいました。
ごめんね・・・
待てども待てども待ち人来たらず。
私のふたつ隣にいた人は「これ以上待っていると新幹線に間に合いませんので」と
お隣のファンの人に声をかけてダッシュして行かれました。
どこから来ていらしたんだろう?
やっとお見えになった方はにこやかにファンの中に入ってこられて
一人ひとりからお手紙やら受け取られていました。
舞台では男性なのにこうやって間近で拝見すると「綺麗なお姉さま」でした。
私たちは「ビジター」でファンクラブのメンバーではないので
近づくことは出来ません。
それだけ近づいてきてもファンクラブの人たちはキャ~とか
取り乱したり騒いだりしません。
お行儀はいいけどこれだけ統率されているとちょっとコワいかな~~。
お目当ての人が出てきた後は速攻でその場を立ち去り
一服しに三越でお茶。
その後ラシックでお食事して沢山話しをして帰ってきました。
いつものヅカ観劇とは違っていろいろ盛りだくさんで本当に面白かった~~
もちろん舞台も最高でした!
今日の着物はピンクのぼかし市松の紬にデイジー帯。
花組なので花の帯がいいかな~と。
私が出掛けていたので我が家のカメラマンが羽を伸ばしに出かけてしまいました・・・