先日この本を買ったときに
真っ先に頭に浮かんだのは同級生の顔でした。
彼女は中学から高校まで同じ学校。
中学時代はクラブも同じで、いろいろな漫画の貸し借りをした人です。
卒業してほとんどお付き合いがなかったのに
ひょんなことから担当するお客様のところで勤務して
仕事上では時々会うようになりました。
あんまりプライベートな話はしないのですが
「絶対これは彼女に見せたい!」と
先月会社へ伺ったときに「これ見た時にあなたに見せたくて!」と
貸すことにしたのです。
そして今日、また仕事で会社訪問した際に
「ありがとう!すっごく懐かしかった!あれもこれも読んだことあるある!って!」
すると彼女が
「ベルばらの最新刊出たの知ってる?」と訊いてきました。
知ってるけど読んでないわ~と答えると
「よかったらこれ読んで!返してもらうのはまた来月来てくれた時でいいから」
懐かしいやり取りに思わず涙が(笑)
そうそう、こんな風に毎日漫画やり取りしてたよね。
少女漫画の月刊誌が出るたびに交換して貸し借りしてたよね。
まるで昨日のことのように思い出せるけど
かれこれ30年以上前のこと
あの頃の私たちは未来にいっぱい夢や希望があって
今考えると笑っちゃうくらい大甘な将来像を描いてた。
当時の私達には想像もつかないような平凡な人生を歩いているかもしれないけど
平凡でもいろいろあるよね。
制服を着ていた自分たちに見て欲しいわ
そういえば彼女はアンドレのような男性が好きだと言っていたなあ。
ちなみに私が好きだったのは藤臣君です(わかる人いるのかな)