今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

お茶も休学

2005年11月28日 | お茶
今日は炉の濃茶手前。

しかし何故か今日は下準備から先生の指導が入りました。
本を広げてお菓子の置き方、準備の仕方。

突然いろいろ言われるので心の準備が出来ていない身としては
「なんでぇ?」
という感じになってしまいました。

前回先生がいつか懐石の茶事がしたいとおっしゃっていたことと、
二年後にまたお茶会を開催するための
生徒の指導に力が入っているのかもしれません。

お茶会はもう結構と思っていたし、お茶のお稽古がだんだん楽しくなくなってきたので先生に
「しばらくお休みさせてください」
と申し出ました。

このままフェイドアウト出来たらラッキーなのですが。

先生はお茶が本当に好きで生徒を上達させたいと思っている部分もあるようですが
それ以外にもなにやら思惑があるようで
それがとても好ましくないのです。

もっとお茶って楽しいものだと思っていました。
作法もあるし大変だとは覚悟していましたが
だんだん楽しむよりも自分の望む生徒に作り上げようとしているようで。

お茶は嫌いではないし覚えてきたら面白いのですが
難しいところです。

炉開き稽古

2005年11月14日 | お茶
11月はお茶の世界では炉開きです。
正月に当たるそうで、今日は先生お手製のおぜんざい、紅白なます、昆布が半月盆に乗せられて出ました。

昨年もしていただきましたが
お茶の世界のこういうところは素敵です。

今日の茶花は白玉椿とまゆみ。なんとなく嬉しかったり。

でも炉の手前はすっかり忘れていて
柄杓の扱いやら、自分の座る位置やらあわてまくりました。

先生は厳しく指導してくださるのですが
私としては
「いやいや、そんなに極めるつもりはないんです」
という感じ。

困りました(笑)

寒くなりました。

2005年10月31日 | お茶
今日は五行棚

いよいよ風炉も最後の日です。

来月からは炉になります。
濃茶手前もするらしい。

しふくの扱いがまだうろ覚えなのですが。

最近先生から「袱紗捌き」の細かいチェックが入るようになりました。
一番苦手なのですが
これが綺麗に出来るか出来ないかで出来る人かどうかわかるそうです。

別に…いいんだけど

なんだかIさんやOさんが半分辞めた様な状態になって
先生も私とIBさんを伸ばそうと頑張っているみたいなのですが。

この意欲がバレエのM先生にあったなら…とひそかに思ってしまうのでした。

今日は祖母の着物を着ていきましたが
身丈が短くて大変でした。

博多の半幅帯もなんだかうまく締められずにずるずる…

反則でタビックスを履いていってしまいました。

これからタビックスにしよう、楽だもん。

久々のお茶とアクシデント

2005年10月21日 | お茶
今日はなんと2ヵ月半ぶりのお稽古。

着物を着るのもなんとなく億劫になってしまって

「洋服で行こうかなあ」

なんて気持ちはゆらゆらしましたが、お手前をする時に着物で行ったほうが都合がいいこともあって
頑張って着物を着ました。

先日の紫の木綿着物に半幅帯。

しかしこの半幅帯、非常に結びにくいんです。
柔らかすぎて。
しかも長い。
人気のネットショップで買ったのですが品物はあまり良くないのかも。

先生には久々のお稽古に顔を出したので大変喜んでいただけましたが
Iさんの話で「裏表が激しい」という言葉が頭に残って
「これも演技なのかも」
と疑心暗鬼の目で見てしまう自分が悲しいのですが

今日はお棚のない「中置」のお手前。
基本的なものは変わりませんが
まず水差しを持って入ること。
お棚がないので湯返しをしないこと。

やっぱり結構忘れていることもありましたし、
順番が大分覚えられたので
細かいことをまたもや厳しく指導されました。

なんとなくそういう事にも慣れてきたし、先生の心が実は違うかもという疑いの気持ちがテキトーとまではいかなくても
先生の言うことの3割信じて着いて行こうになってしまいました。

さて、無事にお稽古も終わりオットに迎えに来てもらったのですが
いつもは駐車場に入るのにバックで向きを変えようとして
一度前に出てからバックしたときに

バン!

「やった!」

思わず声を出してしまいました。
死角になっていたところにあった電信柱に見事に激突。
右側かどの上から下まで見事にへこんでしまい、ライトも壊れてしまいました。

オットは相当ショックだったようです。
何しろ彼は運転が上手でこれまで生きてきて一度も

ぶつけたことがない

という人でした。確かに掠ったとかはあったようですが
ここまで見事にぶつけてひどい凹みを作ったのは初めてらしく

「情けない・・・

帰宅しても自己嫌悪で黙ったままです。

「気にするなよぉ、私も買ってひと月でこの車ぶつけたし、ドアミラーも壊したし、ぶつかったのが人じゃなくて良かったじゃん」

「それにきっといろいろ注意しなさいって神様が教えてくれたんだよ」

といろいろ慰めてみましたが
ほんとうにショックだったようで元気がありません。

今年の自動車保険の更新時に車両保険を外すかどうか迷ったのですが
等級プロテクトもつけたまま更新したのが良かったです。
3年だからもういいだろうとオットに言われたし、ディーラーさんからも
車両の保障も落ちますからプロテクトをつけなくてもいいのでは?
と言われたのですがなんとなくつけとこうと思って
前年どおりの更新にしてしまったのです。

きっとこれもお知らせだったのかなあ?

そうそう、もう一つアクシデント。

母からの化繊の長襦袢のお尻のところが裂けました…
前に一度やってしまったのですが
今日のお稽古中さらに裂け目が広がりました。

母に直してもらうつもりなんですが、ショック

9/17 地区大会

2005年09月19日 | お茶
朝5時前に起床。
休憩は9時からなので朝ごはんを食べておかないとという
「朝はきちんと」志向から時間もないのにトーストとカップスープをのんびり
食べていたら着付に行く時間がすぐに迫ってきてしましました。

髪もまとめないといけないし、化粧もしないといけないので
大変でした。
でも、こういうときに日頃の厳しいバレエのお団子作りが役に立ちます。
とりあえず髪さえ上げてしまえば付け毛でカバー。

化粧は大の苦手ですが改札すぐのポジションなのでいつもよりは何とか…

オットに乗せていってもらうつもりだったけど
飲み会で帰宅が朝方だったようで
帰りのことも考えて自分で運転していきました。

義母の着付はやはり完璧。
でも帯締めの長さが揃っていなかったり、細かいところは?となっていました。
着付されながら「子供を早く作りなさい」と今回は言われなかったので
やれやれ・・・

駅に着くといかにも「お茶です」と言うお茶ビトの着物姿が。
色無地に礼装袋帯。
私は駅構内でしたがもう一人の人は日ががんがん当たる表の誘導係。
前日は私の立っている改札前は無風状態で
その係りの人は汗を流しながら立っていたそうです。

幸い朝方で涼しかったことと、おそらく前日よりも風が強くてなんとなく立っているところまで空気が動いていたので
汗だくになることはなかったです。

7時半近くに実家の母がやってきました。
私の着物姿を見にきたのと、朝早いと言っていたので朝ごはんを食べていないだろうとおにぎりを持ってきてくれたのでした。
写真は撮ってもらいましたがおにぎりは休憩に入るまで食べることはできません。
残念ながら持って帰ってもらいました。
でも、涙が出るくらい嬉しかった。
食べたかったなあ。

朝8時半から9時までの電車でどどどっと着物ビトが大量にやってきました。
みんな「お茶ビト」仕様の着物と髪型。
しかも年配のお茶ビトは自動改札機が苦手のようで
ピンポンを鳴らしまくるか、改札のお兄さんのところで固まりになって
切符の精算か何かでなにやら問題を起こしていました。

一番目立つから、と言われていましたが
ぜんぜん見る人はいませんでした。
むしろ私よりエスカレーターに近い人のほうがよく見られていました。
みんな行く方向を見るものなので真正面は見ないんですね。
こんなのだったら正絹でなく化繊でもよかったんじゃないかと思いました。

9時になって休憩
それでも2時間もの休憩どうやって潰したらいいのか分からず
同じ教室のIさんと駅ビルのドトールで休憩。
2時間いろいろお話しました。
そこでお茶の先生のいろいろな話を聞き、やはりお稽古はフェイドアウトしたほうがいいかもしれないと思いました(笑)
Iさんはとても長くお稽古しているので辞めるのも大変だし、
今は仕事が忙しいと言う理由で休んでいるようですが
「このまま辞めたい」と言っていました。
バレエのM先生もFKさんの言うには
「昔はこんなじゃなかったのに、だんだん変わってきた」
と嘆いておられましたが、お茶の先生もIさんが言うには
「昔はもっとお茶を楽しみましょうと言う感じだったのに、
役が付いて上になってきてからだんだん変わってきて
こういうことに借り出されるようになってきたのがいや」

ほんと、バレエもお茶も先生という生き物は…

2時間いろいろ話して再び仕事。
ちょうど12時前くらいに担当に人が
「家元がいらっしゃるから」
と言いに来ました。
へえ~

別に私は家元がどうとか思わないけど、お茶の人たちにとっては天の上の人なんですね。
エスカレーター下は皆整列してお待ちしていたようですが
私達はどうしろとも言われなかったので
そのまま立っていました。

しばらくすると黒のスーツの男性の団体が。
家元とやらも普通の黒のスーツだったようだし、何せ顔を知らないので(爆)
挨拶のしようもありませんでした。
後で聞くとSPみたいな人もいたようです。
でもあれじゃあどう見たってお茶の家元とそのお付の人たちと言うより
ヤの字やボの字の団体様。
だって中にはスキンヘッドの目つきの鋭い人もいましたから。
あれがSPかしらん?

お家元なら家元らしく着物着ればいいのに、とお茶ビトにしたらなんと失礼なと怒られそうなことを思っていました。
改札中の人たちは皆揃ってお見送りに出ていましたが
そんなにたいそうな人なんかねえと一人で冷めて見ていました。
「あんたらも一緒にこなあかんよ」と言われたけど

ばかばかしくって!

何とかこれにてお仕事も終了でしたが
2時間立ちっぱなしと言うと結構きつい。
膝の裏がぴんと張ってしまって、何が一番したかったかと言うと

プリエ!

1番から5番まで左右20回くらいしてもいいくらいプリエがしたかったです

やっぱり大変・・・

2005年09月11日 | お茶
お茶の地区大会とやらがいよいよ来週末に迫ってきました。

私は駅でシャトルバスまでお客様を案内する係、駅で立っていたらいいのよ~

と先生に言われたのでお気楽に引き受けてしまったわけですが
私の立ち位置が改札出てすぐの所になったことから
また大変。。。

その前から「駅に立つというのはね、初めにお客様が会う地区の人になるわけです。いわば顔なんですよ。だからきちんとした人に立っていただかないと困るんですよ」

と言われ始めました。

チョットマッテクダサイ

しかも改札出てすぐの所になったので、初めに先生にお借りする着物は
「シルックですから気にしないでくださいね」
と言っていたのに、昨日借受に行ったら
「そんなところに立っていただくのに化繊は絶対だめです。
正絹にしましたから。それとこれに合う袋帯はありますか?
お祝い事なのでやっぱり袋帯でないと…」

チョットマッテクダサイ

なんですか?それは?

初めは「着物を着て立っていたら良いんです。聞かれたらバスの乗り場はあちらですって言っていればいいんですよ」

それが紋付色無地に袋帯に二重太鼓、袱紗は汚れていないように
とにかくきちんと着付けて…

初めの「気楽ですからね」発言はどうしましたか?

お茶の先生とはみんなこうなのでしょうか?
初めから
「駅に立つというのは実は大変なお役目です。初めにお客様をお迎えする場所なので失礼のない様、着物は礼装に順ずるものを着用します」
と言ってくれたらそのような心積もりもあるのに…

お茶会の時といいはじめは「そんなに大事ではないのよ」と言いつつそれが近づいてくるとだんだん要求が大きくなる。

帯と帯周りの物は一応持っていって先生に見ていただきました。
振袖のときに使っていた物を使うことになりました。
13年ぶり。再び使う時が来るとは思わなかった…
もう一つ訪問着に合わせて誂えてもらっていた物は派手すぎたようでした。
ごめんね、お母さん、今回もまた締められませんでした。

残るは着つけ。
「きちんと」と言われてしかも礼装用の帯となると実は自信がありません。
お遊びならいざ知らず、朝早く先生の着物でサイズが違う物を綺麗に着ることができるかどうか疑問です。
髪の毛もまとめないといけないし。

本当はとてもとても頼みたくなかったけれどお姑さんにお願いしました。
義母の着付けは補正しなくても崩れることがない、完璧な着付けなので安心できるのですが
昨年mkさんの結婚式を見に行くために着付けを頼んだときに
延々と
「あんた達、子供はどうするの?子供のいない老後は惨めで寂しいもんよ。
どんな子供だって可愛い物なのよ。一人ぶちなら出来なくても二人ぶちはって言うでしょう?子供がいても何とかやっていけるものよ」
「一度病院へ行ってみたら?二人で。行くのが嫌なら一緒に行ってあげるわよ」
と言われながら着付けしてもらっていました。
またきっと言われるんだろうなあ

あ~~ユウウツ

やっぱり練習して何とかしたほうがいいかなあ。







敗因の解析

2005年08月10日 | お茶
まずやはり全く知らなかったことが大きいと思います。
どの人に聞いても何度もお茶会に出たことがある(たとえお客様でも)
ならいざ知らず、全く知らないまま出たのでは仕方ないと言うことでした。

臨機応変も場慣れしているからこそできること。

またお客様の動きも人によってばらばらでそれを感じ取ることもまさに臨機応変。
すばやく茶席を読み取り察知して動くことがどんなに大切か
つくづく思い知らされました。

実はお茶の先生ははっきり「こうしてください、ああしてください」とはおっしゃいません。
髪型のこともいつも3つに結んでヘアクリップで留めているのですが
これでいいのか聞いたときに一度おろしてきて下さいと言われました。
そこでおろしていくと「その方が若くていいのだけど、私は好きなんだけど
きっとあなたはあげてくるわよね」
と何度も言うのです。これは「あげてきてください」と言うことかなと思いました。
また前日の会場での白い靴下のこともそうです。
連絡がない。

自分で師匠の言葉の裏を読み、先を読んで動くしかないということでした。

バレエを8年習っていますが今のM先生は何から何まで例年通りと
分かっていると知っていても
一つ一つ細かい連絡をします。
発表会の前は必ず髪型は発表会と同じにすること。
これは毎回レッスンと発表会は同じなのですがたまに前髪を斜め留めしている事があるからです。
男性ダンサーと組むときは「おはようございます、お願いします」
終われば「ありがとうございました」
「お疲れ様でした」は絶対言わないことときつく言われました。
バレエ界では失礼に当るといわれました。

また前日の持ち物やお団子の作り方は毎年同じプリントが配られます。
楽屋や控え室にはゲネから本番までのスケジュールが張り出され
私達は何も考えずそのとおりに動けば良いだけ。

もともと自分で考えて動くより人の言うとおりに動くことの多い「マニュアル人間」だった私には
「先を読んでその場の判断で動く」お茶は驚きの連続でした。

気を利かせる、自分判断力を養う、そして人を不快にさせない

私にはきつい修行のお稽古です。
お茶を習い始めることも成り行きで始まってしまいいつもなんだかなあと言う感じでお稽古に通っていたのですが
ちょっと心を入れ替えてもう少しお茶に取り組んでみたいです。

先生が私をまだ育てようとしてくださっていれば・・・ですが。


一期一会とはお茶の言葉だったと思いますが
あのお茶席のお客様には本当に未熟なお手前とミスで申し訳なく思います。
楽しいお茶席が「ええっ!」となってしまったのですから。
何も言葉には出されなかったけど「一期一会」を台無しにしてしまいました。

深く反省です。

大失敗のお点前

2005年08月10日 | お茶
最後の席は2時過ぎでした。
先生が「出てください」とおっしゃるので私は思わずひるんでしまいました。
先生もイライラが頂点に達していたのでしょう。
「それならあなたが出てください」とIさんの手を引っ張る。びっくりしたIさん。
また私に向き直り「あなたが出ればいいんです」

「分かりましたやらせていただきます」

人数は少なかったけどやはり緊張したし、もうかなり疲れていました。
練習どおりにしたつもりですがやはり茶筅通しを忘れてしまいました。
水差しの蓋も開け忘れたし。

ところが一番最後にとんでもない大失敗をしてしまいました。
練習では「3服立てておしまい」のはずだったのに
当日4服立てておしまいに変更していたのです。
しかしそれは午前の人数が多いとき。

しかも私はおしまい茶碗を覚えていなかったのです。
お茶碗の数を数え間違えて「おしまい」をしてしまいました。

正客さんも不思議そうに「おしまいですか?」と言っているし
屏風の裏で水屋の人たちが「おしまいしている!」と言う声が聞こえました。

しまったあ!

私がおしまいした茶碗はまだ3服目だったのです。
先生も何もおっしゃいません。

大大失敗です。

先生も周りの人も私が気づいていないと思っているようで誰も私のことを責めたり
「間違っていたよ」と言われませんでした。

私はいつもの拝見の手続きを踏まないように先生に指示されて水屋へ下がりました。
先生もこれ以上私を出して何かへまをしたら困ると思われたのでしょう。

なんということ!先生の顔に泥を塗ることになってしまいました。

先生はその後手早く片づけをして早々にその場を社中で立ち去る指示をしました。

なんてこったい!


いよいよ本番2

2005年08月10日 | お茶
しばらくすると冷茶出しのお手伝いがやってきたので
私達は戦場へ戻ることに

朝10時過ぎに時点でもう6席目まで受付が済んでいるという…
1席1時間弱で6席。この時点で4時までぴっちりすることになっていました。

先に相手の先生のお手前が2回入りました。
2回目のときに一度お運びで出て中の様子を見るようにと言われて入ってびっくり。
練習では12人しか入らないと聞いていたのにそれ以上の人が座っていました。

水屋へ戻ってパニック。
KDさんと後から来たKKさんは「あの角に座っている人にはどう出したらいいのですか?」

そうです。練習ではあんなところに座っている人はいなかったはず。

次にうちの先生のお手前が始まりました。
私はお茶のお運び4客目の人からです。入ってびっくり。練習と違うところに4席目の人が。

何とか無事に一服目は運べたのですが2服目のときにうっかり練習どおりの4客目に運び出ししてしまいました。
その人は私が前に座ると目が点になっていました。
「おかしい」そう思ったその時に先生が「違いますよ」と飛んできました。
そのひとは3客さんだったのです。
3客まではお手前でのお茶です。
「大変失礼いたしました」とすぐにお隣へ運びましたが
「やっちゃったあ」と言う感じです。

ほかにも練習と違うことが。
お茶碗は必ずお客様の左にあると習ったのに時々お客様の前に置いてある時がありました。
そのときはお客様がまだお茶碗を見ていると思い下げられなかったのですが
実はそうではなかったのでした。
そのため私達は判断に困り置いたまま下がってきたので
お茶碗が沢山席に置かれたまま。
先生が「早く下げてください」と声をかけたのであわててとりに行く始末。
ところが取りに行くとそれは回されたお茶碗で拝見していたものだったり。

なかなか練習どおりに行かず私達もヒヤヒヤ、先生はピリピリ。

いよいよ本番

2005年08月10日 | お茶
朝はいつもどおりに。

気持ちが落ち着かないのでご飯が食べられません。
とにかく顔を洗って化粧を済ませました。

髪も綺麗にしないといけません。
昨日買ったコームで短い後ろの後れ毛をぐっと止めて
バレエ並みにハードムースとハードスプレーで固める。
後ろに縦に二つに結んでその結び目が隠れるようにつけ毛をバレッタで止める。

髪は何とかなったけど、これが先生の気に入る髪形かどうかは分からない。
髪のことも先生ははっきりおっしゃらなかったから。

それからいよいよ着付け。
初めての装道グッズでどうなるか心配したけど教えていただいたとおりに美容ランジェリーの襟はゆっくりそっと合わせるようにしたら
小襟芯の衣文がうまく抜けたみたいでした。
そっと美容襟を乗せてつけてみたら今までよりぐっと衣紋が抜けて綺麗な襟になりました。
ただし、装道グッズでは美しい長襦袢姿とは行きませんが

着物は初めて自分仕立てでお茶用に前袷が深くなるように作ってもらったはずなのになんだか浅い。
これは私のお尻と太腿の太さが原因か

何とか着物を着付けて次は帯。二重太鼓は久しぶりだし、初めての帯なので
ちょっと戸惑ったけど何とか結べました。
でも形がなんだか変。ぷっくらしてしまって。
まあ、あとで誰かが直してくれるだろう。

とにかく何とか着付けて出発。
会場に着くとやはり裏口が閉まっていて仕方なく今日も正面から入る。

水屋ではみんなもうばたばたと動いていますが
先生もきりきりしているのを必死で抑えながら動いている感じです。
私ともう一人宿泊施設のKDさんは新人なので屏風の裏で座って待っていました。
始まりは10時なのに9時過ぎにはもう受付がいっぱいになってしまったようです。
みんな朝早いんですねえ。

なんと9時半ごろからお茶会が始まってしまいました。
私のKDさんはもう一人の先生の社中の人に言われて階下で待合に入れない人たちに
冷茶を出す係りに。
上の人ごみとピリピリした雰囲気から逃れて二人でしばし寛いでしまいました。