いつか絶対行ってみたいと思っていた都をどり。
ようやく念願がかないました!
琴さん!ありがとう!!!
入る前に舞妓ちゃん達によるお手前でお茶を一服…
かと思いきや着席した途端お饅頭が配られ、立てだしのお茶が配られ
「10分で次のお席になりま~す!」という声にバタバタとおまんじゅうを食べてお茶を飲むというありさま…
京都に小ぶりとはいえこんな風情のある立派な劇場があるとは思いませんでした。
劇場の感じは先日入った南座に似ていますね。
今日の席も花道真横!
開演した途端するする~と花道の幕も開いて青い着物の舞妓ちゃんたちの
打楽器演奏隊がずらり(笑)
早速「あの子可愛い」「あの人はちょっと年齢が…」と品評会(笑)
そして花道からずらずらと舞妓ちゃんたちが登場するとすぐそこで
踊りが始まりました。
一番端で私達に近い舞妓ちゃんの動きを見ていると揃えた手がわずかに震えています。
緊張してるのかな~頑張って!と声をかけたくなりました
(ヅカで初舞台生のロケットを見る気持ち?)
踊りは春夏秋冬の四季になぞらえて場面が変わります。
夏の場面でカニが動く演出が出た時は「これは笑うところなのか?」と。
ちょっと年齢の高そうな(苦笑)芸妓さんが出てくると
「この人は専科さん…」と変換される自分が怖いこの頃。
セリもあって(ゴゴゴ~~という音が自動で機械仕掛けというより手動感満載でしたが)
びっくりしたり、娘道成寺では鐘の中が紗幕で見えるようになっていたり
それこそ本当に江戸時代の芝居小屋に来た様な感覚でした。
最後は暗闇からパットライトがついて桜が満開の中出演者全員で総踊り。
ライトがついた瞬間、客席の「わあ!」とか「おお!」というどよめきが
すごかったです。美しい!!
舞台はすご~~くよかったのですが
今回後ろに小学生くらいの男の子と母親(とその友人)みたいな子供連れが座っていたのです。
その子供が上演中ずっと
「何時に終わるの?」「あれは何?」「雷が鳴って怖い」と延々としゃべり続ける。
普通なら母親がそれでも「静かに!」「あとでね」とたしなめると思うのですが
それを受けて「あと1時間くらいで終わるのよ」「これは鶴の恩返し。知ってるでしょう」
とずっとこれまたずっとしゃべってる。
一度振り返ってにらんでみたものの効果はなし。
とうとう「静かにしてください!」と言ったら「すみません」と謝っていたし
席を立ち去る時にもにらんだら頭を下げていたけど
普通観劇中にこんなに喋るってありえないと思うんですけど。
ぶんすかしていたらemyさんと琴さんに
「mayちゃん、言うなら終わり際じゃなくてもっと早めに」と突っ込まれて笑ってしまいました(笑)
お昼はロシア料理の「キエフ」へ。
今回もまた「踊りかなにかですか?」とウエイターさんに訊かれました。
前回はピロシキのコースでしたが今回はピラフ(?)のコースで。
けっこうスパイシーで辛い。ボリュームも満点。
「寒い地方だからスパイスで体温上げているんじゃない?」という推理で納得です
(あくまでも個人の考えです)
そこからWさんのお琴の発表会へ。
急いでるわりにはのんびり京都御所で写真を撮りながら歩いて会場に着いたら
Wさんがロビーにいました
Wさんのお友達のAさんとKさんといっしょにとらやでお茶。
今日はくずきり。
Wさんは「いかソーメンみたい」と言うておりました
会場で展示されているクリスチャン・ポラックコレクション「今昔写真」も鑑賞。
どう見ても「ヘンじゃないこの雰囲気」という写真が多く
それとも本当に幕末はこうだったのか?と話していたら会場のスタッフの方が
「この写真は外国の人が喜ぶようにほとんどがスタジオで撮られたものです。
着物の着方や背景が不自然でしょう?(バックに桜と菊となにか季節ごちゃ混ぜの花もあった)」
そういえば日常風景とタイトルは付いていてもまるでドラマのセットのように感じたのは
日常で使う箪笥や卓袱台が写真写りがいいように配置されていたからのよう。
せっかく(Wさんが着物を着ているので)記念写真ですよ~(貴重、貴重!)
舞妓さんの踊りは他にも「京おどり」などがあるそうです。
上七軒、宮川町と場所によって踊りも内容も違うそうでまたぜひ見てみたい!
今日はせっかくだからと久しぶりに小紋を着ました。帯は九寸ですが柔らかくて滑って
締めにくかった…
そろそろ真剣に着付けの勉強し直したいです…