今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

いったんお休み

2011年07月06日 | 着付け教室
色々考えてしばらく着付けのお稽古を離れることにしました。

一つはお稽古日が変更になって異動してから毎日残業で遅いオットが
唯一「ノー残業デー」で早く帰宅する日になったこと。
夕飯が一緒に食べられる貴重な曜日になってしまいました。

とてもいい先生だし、けして無理強いして
お稽古道具を売りつけるようなことはないのですが
次の段階にいくにはどうしても指定のお道具を使って
コンテストに出て、試験を受けないといけないようなのです。

コンテストも上達の一つだし出たい気持ちがあったのですが
そのために普段全く着用しない指定の二部式襦袢に美容襟がどうしても
ひっかかってしまって。
しかも紐類まですべて指定のポリエステル製。

普段のお稽古は普通の襦袢で教えていただけるのですが
それだとここから先には進めません。

この前お友達に相談したら
「どの先生でも一緒だけど特に昔から変わらない着付けを長くしている先生だと
なかなか視野は広がらずに昔のまましか知らないかもね」

それはそれで指導にブレがないのでありがたいのですが
だんだん自分の着たい方向がみえてくると少し違うな感じることもあったり。
先生もAKさんもいまだにあれだけ着られても「美容襟」を手放せないのは
頼っているからなのかなあ。

着物に対する考え方も、嫌いではないけど着付けや着物ははビジネス(仕事)と
どこか割り切って考えて
ある程度の線までしか着物に関心を持たないようで
それが時々着物好きからスタートしている私には寂しく感じることもありました。

教え方も丁寧だしわからない事があると一緒に考えてくださったり
なにより最初の私の我流ぐさぐさ着付けを
なんとか修正方向へ指導してくださった。
私にとってそれは本当に本当にありがたかったです。

また我流ぐさぐさ着付けに戻らないように気をつけなければ…

許状その2とびっくりなこと

2011年06月08日 | 着付け教室
3週間ぶりの着付け教室。
着て行ったのは何を着ていいのか本当に悩むので
お稽古にはあんまりふさわしくないかもしれない保多織(出たままだった)と
紬地の九寸名古屋帯で。

保多織はふわふわするし、紬地の帯は滑らず長いこと締めていなかったので
硬くてボロボロでした。20分着用3回でもうへとへとです。

今日はTさんは長患いの風邪で欠席でした。お大事に…

先日の初級申請していた許状が届きました。
ちょうど忘れていた許状が出てきた時だったので
先生にその話をしたら
「いつかこんなの持っていたのかなという日が来たりして」
と二人で大笑い。

今のところそういうことはないと思われます。
自分で自主的に習っているものだし。

先日、大阪へ行ったとき単衣に時期は単衣の襦袢かなあと
楊柳を着て行ったのですが皆さんはすでに夏物。
着物の先輩からも「6月に入ったら迷わず夏物です」と教えていただきました。

夏物の襦袢…
私は爽竹と麻襦袢しか持っていません。
夏着物は絽とか紗の物は持っていなくて綿麻か麻くらいしか着ないので
それで充分だ~~と思っていました。

単衣は正絹がありますがそれには楊柳を合わせていたので
何にも考えていなかったけど確かにこの時期暑い…
夏物の正絹…
で、ふと思いついたのは「夏用喪服の襦袢」でした。
以前ちらっと見た時「絽ではないな。紗かな」くらいに思っていたので
これはいいやとお稽古に着ていこうと出してきました。
文庫から出して開いてみるとまずびっくりしたことが。

絽の半襟が両面テープで張り付けてある…

Nで以前どうしても緊急に半衿が必要な時に使いなさいと
塩瀬の両面テープでつけるものを持ってはいるのですが
あくまでこれは「緊急ですからね」と渡されました。
使ったらすぐに外すこと、と。
一度だけどうしても緊急の事があって使った事はありますが帰ってきてすぐに外しました。

呉服屋で仕立てて半襟がテープ貼りってどうなん?
でもこれ、喪服を買ってからずっとほぼ20年以上つけたまんまなわけよね…?

そしてもう一つびっくりしたのはどう考えてもどう考えても

この手触りって正絹ではなく麻じゃない?

喪服は正絹(だと思うけど)なのに長襦袢が麻って?
せめてポリエステルの絽とかならまだ分るけどなんで麻の紗?

麻の襦袢は涼しいけれど柔らかい着物には添わないので
着ることは少ないと聞いているけど?
しかも喪服って「礼装」の部類だよね?それに「麻」ってどうなの?

母に確認したら
「ぜ~~~んぜんわからない。作った時のまま持たせたし、作る時も向こう任せだったから」

・・・だよねえ~~~

私の喪服はよくある「夏冬セット」というものだろう。
チェーン店系の呉服店ではないんだけど、こういうこと昔はしていたのかしら?

着物の事を全く知らなくてある日、これを着用することになったら
衿芯は通らないし、着物には添わないし着付けてくれる人はきっと
「この人間違って持ってきたのね」と思うかもしれない。

今、もしも夏に忌事があったときは迷わず爽竹の襦袢を着るから
喪服用の正絹の襦袢は必要はないけど
普通のお出かけに単衣から着られる正絹の襦袢も一つ欲しいところ。

また「襦袢フェチ」と言われそうですけど
それにしてもこの襦袢、本当の素材はなんだろう?

サボタージュ

2011年06月01日 | 着付け教室
個人のお宅でしかも子供さんがまだ小学生、中学生という先生なので
時々お稽古がお休みになったり、時間がずれたりすることがあります。

そうなると気が削がれるというか
「今日はここを教えてもらおうと思っていたんだけどなあ」
「ご飯の支度が遅れるなあ」
と行きたくなくなってしまうんです。

ヨガのお稽古も時々おしゃべりタイムが長くて嫌になってお休みしたくなるけど
決まった曜日と時間というのはそういう時に
「まあ、とりあえず行こか」とえいやっ!とふんばって出掛けられるんです。

で、今日も時間が1時間ずれてしまってとうとうお休みしてしまいました。
これで3週連続休みだよ…

仕事帰りにお稽古を続けるって時間に左右されます。
リズムがついてしまわないとなかなか継続できません。
仕事帰りに直行か帰宅してすぐ出かけるくらいがちょうどいい。
一旦家に帰って寛ぐ時間が出来るともう出たくない。

こんなことしてるからなかなか着付けも上達せんのであろうなあ…




初食事会

2011年05月18日 | 着付け教室
先生の「一度着物を着てお食事行きましょう」という提案で
お稽古日の夜食事会が開かれました。

参加者は先生、同じクラスのTさんとお昼に来ている20代のMさんそして私。
Mさんとは初対面なのではてどうなる事かと思いましたが
ああ、20代ってこんな感じなのね、という印象

お食事も美味しかったし、話も進んでいたけどやっぱり何となく感じる違和感。

これが「着付け教室」の空気なのかな。着物に向き合う方向が少し違うみたい。

いつもは「着物が好き」からスタートしたお友達としか逢っていないからかなあ。
毎回皆に会うと溢れるように出てくる着物の話や着付けの話が全く出てこなかったのはびっくりした
着付け教室の食事会なのにね。

今日の着物は暑かったので伊勢木綿3号にトランプ帯。


皆さんはちゃんと袷のお着物でした…







久しぶりにお稽古着物

2011年05月11日 | 着付け教室
朝から雨が降り、夕方には激しい降り方に。
着付けのお稽古にはしばらくお出かけ着物を着ていました。
その方が次に出かける時のお稽古になるし。
今日はさすがに車の乗り降りや荷物を考えると
「伊勢木綿にしよかな」とも思ったけど教室指定の二部式襦袢も
ちょっとやっとこ、とポリのお稽古着物で。
帯はしないで伊達締めだけ出発(笑)

二週間開いてしまったのでやっぱり基本の先生の言葉通りに動くお稽古から。
今日は一緒に先生も着物を着て引っ張ってくださいました。

それにしてもTさん、すご~~く綺麗に着られるようになっててすごい!
家ではまったくお稽古していなくてここでしか着ないから
自分一人では着られないと言っていたけど。

人は上達するのになんで私は上達しないんだろうと凹みました…

相変わらず右のおはしょりの始末がうまく行きません
ここがポイントが高いところ!と言われるんですけど。

着付け教室 ビックリの半襟

2011年04月20日 | 着付け教室
しばらくお出かけ着物でお稽古していましたが、お出かけは紬が多く
柔らかい着物でお稽古しようと、着物を着始めた頃
「お稽古に使いなさい」といただいたとろとろの生地の付け下げと
芯が入っていないのでは?と思うほどふにゃふにゃの縮緬の袋帯で二重太鼓の復習。

今日はTさんも「嫁入りに作ってもらったまま30年以上箪笥の肥やしになっていた」という着物をお持ちになりお稽古していました。

後ろ襟のくの字は最初はやっぱり立ちあがってしまったけど
なんとか前に引っ張らないようにしてクリア。
長襦袢も「体に置く、もしくは乗せる感じで」と教えていただいきました。
あとは「具合が悪いかどうかは肩から胸にかけての生地の当たりで覚えましょう」と言われました。
・・・難しいです…

Tさんが「半衿はどのくらいの頻度で洗いますか?」と質問。
私は「あれこれかけ替えするのでワンシーズン終わったら洗う程度。同じものを何度か使ったら正絹ならクリーニングに出します」と。
すると先生が
「ここの流派では美容衿を使いますがその上に柄半襟をつける時はこうやってつけます。こうすれば半永久的に汚れなくて済みます」
と教えてくれたつけ方にびっくり!

確かに柄も出しやすいし汚れにくいと思うけど、そのつけ方は私には微妙かな…




着付け教室 初級申請試験

2011年04月13日 | 着付け教室
先生から少し前に初級の申請を別の生徒さんがするので
申請したいのであれば一緒にしますけどどうですか?と言われていました。
特にお免状を取りたいという気持ちがあるわけではないけれど
オットに相談したら
「せっかくだったら習ったっていう形が残るから取ればいいじゃん」とあっさり。
ということで申請していただくことにしました。
一緒にお稽古しているTさんは申請しない方向で。

初級の申請には一応教室で先生の前で
「小紋に名古屋帯を衿止めクリップを留めてから20分で規定通り綺麗に着る」試験を受けます。

今日は後ろ襟のくの字のお稽古をするつもりでお稽古用の着物ではなく
お出かけ紬を着ていったのでちょっとドキドキ。

せっかくなのでTさんも一緒に20分で着るお稽古にお付き合いしていただきました(笑)

最初は先生の言葉と一緒に動きます。それでほぼ20分。
時間通りに着ることはできてもなかなか細かいところは…

後ろ襟も初回は立ちあがってしまいました。
「長襦袢までは寝ていたのに、今度は着物を着ている時に何か動きがないか見て見ましょう」

この前から自分で「これが原因の一つでは?」と思うことが。
教室では衿止めクリップを襟肩あき2か所に留めるのですが
その時に毎回先生に「長襦袢と着物の襟の高さを一緒に」と言われて
高さを揃えるために、かけ衿を持って前に引っ張りながらクリップを留めていたのです。
その力がだんだん強くなってきたのか寝ていた襟を前に引く事で立ち上がらせてるのでは?
「寝た子を起こす」ではなく「寝た襟を無理やり立ちあがらせる」というところ

2回目と3回目は気にしてかけ衿を引っ張らないようにクリップを留めてみました。
すると3回目は衿がちゃんとくの字に!
他にもいろいろ着つける段階で原因はあると思うのですが
なるべくこれも気をつけよう…

3回20分をお稽古しましたがおはしょりの右側が一直線に揃う事、半襟の幅、帯の下端が揃う事という細かいところはなどすべてがOKにはなりませんでしたが
とりあえず指摘したら修正できるということで初級は合格。

コンテストではこうはいきませんよ、と言われましたが
コンテスト…出ないと駄目なんだろうか…


着付け教室 目指せくの字

2011年04月06日 | 着付け教室
いつの頃からか、もしかしてずっとそうなっていたのかもしれないのですが
衿の後ろがどうも綺麗に決まりません。

マダムT先生に先月お会いした時に
「衿を寝かせるようにするといいですよ」と教えていただいたのですが
その「寝かせるように」ということがよく理解できずにいたのです。
このまえ詳しく聞いてようやく理解(遅い)

今日のお稽古では「後ろがこう「くの字」になるようにお稽古したいんです」と先生にお伝えして見ていただくことに。

一番最初に長襦袢を着た時にすでに衿が立ちあがっていたようで
後ろに立っていただいて衿の内側の下を抑えていただいてようやく形が出来る有り様

それで着物を着ていって「出来ました」と見せると何と衿が立ちがあっている!
なんでだろう・・・?

4回長襦袢から着て長襦袢までは整っているのにどうやら着物を着ている時に
何かしているらしい。

「来週もそこを重点的にお稽古しましょう」と言っていただきました。

それにしても最近着物を着るのが悲しくなってきました。
お稽古しても上達しないってどうなんだろうか・・・


着付け教室 お出かけ着物

2011年03月23日 | 着付け教室
先生の息子さんの塾の関係でお稽古日が変更することになりました。

ヨガと連続になるのでしんどいかな…

いつもはお稽古着物(化繊の仕立て上がり)と教室指定の二部式襦袢で
お稽古しているのですが
観劇の時にマダムにチェックしていただいたところをお稽古していただきたくて
この前と全く同じ長襦袢、着物と帯を着て行きました。

まず衣紋がどんどん詰まって来てしまうこと。
二回着てみたのですが着物を羽織る段階ですでに襟がふかふかして浮いてしまいました。
長襦袢の仕立てなのか、補整なのかわからなくて先生が一度着せ付けしてくださることに。

初めて先生に襦袢から着せていただいたのですが
紐をかける時の力具合が全然違う!
襟の引き方や抜く時の引き方も体で感じると自分で引く時と全然違う!
着物まで着せていただくと衿も沿っているし、胸元もふかふかしない。
長襦袢が背中と胸にぴったり着いている感じ。

「全然違いますっ!」ものすごく感動!
車を運転してもいつもみたいに浮いてこなかった。嬉しい!

着物の着付けだけで時間が来てしまって帯はまた次回に。

やっぱり普段着る着物でお稽古した方がいいかも。

ひさびさの着付け教室

2011年03月15日 | 着付け教室
仕事がバタバタしていた事や先生のご都合でなんと3週間ぶりに着付け教室です。

長く間が空いたので今日は初心に戻って小紋に名古屋帯で。

相変わらず教室指定の二部式を着るとモチベーションは下がりますが
この前のヅカ観劇の時にうまく締められなかった帯を持っていって
先生に指導していただく事にしました。

生地や帯芯で締めにくい事もありますが2回お稽古しても
どうしてもうまく締められませんでした…
本当に不器用でイヤになる…

お稽古しながらもやはり地震の事が話題になります。
先生もTさんもそして私ももし、災害になった時は
いの一番にそれぞれの配偶者は職種は違えども対策に出かけて行かなければならない。
「その時はオットを頼ることなく生きていかなければならない」ツマ達なのでした。

実際今回の地震では地元で初めて津波警報が発令されて
その対策でオットも帰宅は遅かった。
先生のご主人もこちらからの震災のサポートで大忙しだそう。

今、現地でも自分が被災しながらも被災者を助けている人たちがいる。