バレエをする前(ほぼ10年弱前)5年ほどヨガをしていました。
その頃はとってもマイナーで年配の人の習い事みたいな感じ。
実際教室で一番若かったのは私で後は50代、へたすりゃ60代がざらでした。
ところが久しぶりに行ってみると様相は一転!
若いお嬢さんが所狭しと並んでいます。
前は人数も少なかったしなあ。
雰囲気もぜんぜん違ってもうびっくりびっくり!
ポーズも前の年配組の時の方が難しいものをやっていた気が…
以前習っていた当時は退屈だなあと思いながらやっていたり
年配組のおしやべりが多くてなかなかポーズに行かなくていらいらしていたけれど
今は体の使い方や呼吸のことを考えて動けるようになりました。
初心者の方がスキのポーズのときに
「どうして出来ないいでしょうか?家でも練習するけど出来ません」
と先生に質問していました。
「そうやなあ。○○さんは力が入りすぎてるよ。がちがちや。
まず力を抜くこと。それから上手にしようとか綺麗にしようと考えたらあかんよ。
そう考えると力が入ってしまうから。
力が抜けて呼吸が出来て初めてそれ以上体が動けるようになるんよ。
上手にしよとか考えやんと力を抜いたらできるようになる」
力を抜くっていうのは脱力とは違うと思うんです。
力むとかそういうことなのかな?
ピルエットのときでもまわらなあかんと考えると回れない
アラベスクやバランスとを取るときも「バランス!」と考えると
長く立てなかったりするけれど
何にも考えないと回れたり、何故かアラベスクでバランスが長く取れたという話を聞きました。
私はそういうことがたった一度だけあったけど
それ以降はいつも
「上手に見せたい」「くるくる回れなきゃいけない」と力が入っていたのかな。
余分な力を抜いて伸びやかになれたとき初めて出来るものなのかな?
久しぶりにやったヨガは気持ち良くてジムとは違った筋肉痛が出そうです。
ヨガの先生は
「もうやりたいことは全てやってきたん?」と聞いてきました。
バレエをやっていたことも知っているしいろんな事をやっていたこともご存知です。
でも「ハイ」とはいえなかった。
中途で投げてしまったのでリハビリに戻ってきていますといったら豪快に笑われそうです。