今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

煎茶のお茶会

2014年04月13日 | 着物でおでかけ
京都の伏見稲荷で煎茶のお茶会があるけどいかがですか?とちえさんに声をかけていただいて
参加することに。

一度「伏見稲荷の千本鳥居を見に行きましょう」と言っていたのに
お天気が悪く断念したことがあるのです。
今回はお天気が持つといいな~と思いながら…

その前にヘアセットをまたエメラルドさんでお願いしたのですが
私、伏見稲荷駅はもっと出町柳駅より先にあるとばかり思い込んでいたのを
間違っていると教えていただき危うく迷子になるのを免れたのでした…

その時に先生から「駅がね~赤いのよね~」と聞いていたのですが
本当に赤い…というより駅から伏見稲荷感が…



全員集合して駅前のカフェでまずはごはん。


伏見稲荷にはもうずいぶん前に年越し参りでオットと夜、来たことがあるのです。
その時はすごい人だったことと、帰りに駐車場を出るときに
係のおじさんが手大きい金額のお札の束を持っているのを見て
「?」と思ったところなんと駐車場代が「5000円」だったのでした。
…月極めじゃないのよ…
わずか一時間もいなかったのに5000円(しつこい)ぼったくりの駐車代の事だけが思い出…(さすが商売の神様のおひざ元?)

お茶会の会場がわからず社務所の方の訊ねると丁寧にお茶室の入り口まで案内してくださいました。
きっとこんな人がたくさんいたんでしょうね~



どんなお席なのかな~とドキドキしながらの参加だったのですが
「どうぞお楽に」と何度もおっしゃっていただき気が楽になったことと
なんといってもお道具とお点前がおもしろくて見入ってしまいました。
おままごと道具のようなお茶セットと茶道では「炉」「風炉」に当たるものの
炭を払う羽根も小さくてかわいいし何よりその炭で火をおこすお点前で
パタパタ仰ぐうちわのようなものも!あんなお点前見たことない~
お茶碗も宙をくるんと回すようにお盆の上に置いたり楽しい。

お菓子もお茶もおいしくて幸せ~
お茶というと堅苦しくて作法を間違えないようにとかとにかく失敗しないようにということが
頭から離れなかったのですが
美味しく楽しくお茶をいただくということが体験できて本当によかった!
素敵なお庭を歩いて
次はいよいよ福席のちえさんのお点前。

素敵なつくりのお庭も歩くには気を付けなければならずあまりお庭の風景を見られなかったのが残念。

暖簾の向こうからお茶道具を持って出てきたちえさんを見た瞬間みんなで「綺麗~~」
このお席もとても楽しくて「煎茶っていいな~」と思ったのでした。

お席が終わった後に集合写真。


お隣に座っていた方(お茶の心得のある人)が
「(ちえさんが)出て見えたときに芸妓さんかと思ったわ。私、この方と写真を撮りたい」
と一緒に写真を撮っていました。また一人ちえさんファンが増えたわね(笑)

お道具を拝見したり重要文化財のお茶室を見たりしながら出口へ。

どうして私が大笑いしているかというと前を歩いていたemyさんが不意に面白いことをしたからです。

さて、いよいよ伏見稲荷に参拝しましょう。
境内に入ると「ここは日本でしたっけ?」と思うほどの外国人観光客!
そんな中着物姿の団体で歩けば自然に被写体になるのは仕方なし?
集合写真を撮っていても向こうから写真を撮られ、手水で手を洗っていてもカメラが向けられます。
世界のどこかのブログで「めもりーず おぶ じゃぱん(ふしみいなり)」とかいう題で
写真が出ているかもしれない…

千本鳥居に入る前にお守りを買うかどうか、買うならどれにするかで悩んで
ようやく購入したのに、奥の院まで入ると「ここでしか買えません!」というお守りが売っていて
「さすが商売の神様!」と唸ってしまいました。

おもかる石を持ったりまた海外の観光客のフォトジェニックになったり奥の院も堪能。
本当はもっと先まであるのだそうですが今回はここまで。
いつかこの先も歩いて行ってみたいわあ。

鳥居の奉納もあります。

何人かですると10万円の鳥居も奉納しやすいかも?




鳥居の中を歩いていても背後から聞こえる言葉は
英語でもフランス語でも韓国語とかでもない国の言葉。
まさに人種のるつぼ(日本の寺社です)

参道の土産物屋をひやかしたりあちこちお店を覗きながら歩いていると
着物を着た団体に遭遇。「何か着物の集まりかしら?」と思っていたらなんと言葉がチャイニーズ。
どうも「着物を着て伏見稲荷に行こうツアー」の感じ。

伏見稲荷だけでは時間が余るかな~と思っていたのに
とんでもないくらい面白い場所でした(神様楽しませてくださってありがとう)

今日の着物は「堅苦しくなく何を着ていただいてもいいです」と言っていただいていたので
無地の紬に九寸の織帯で。



ヘアセットはこんな感じでした。





和洋折衷

2013年01月21日 | 着物でおでかけ
なぜか今回だけは翌日何となく洋服で帰りたいと思ってしまいました。
朝起きて着物を着て、朝ご飯のビュッフェに行くと考えるとすごくしんどい。

それで初めて帰りの洋服を詰めて出掛けました。

ところが朝ご飯も着替えも楽チンですが、荷物がびっくりするほど多くなります。
着物一式は携帯畳紙でコンパクトに収まりますが
補整のタオルと肌着類が意外にかさばりました。

よほどもう一度着物に着替えようかと思ったくらい…

やっぱりこれからは着物で出掛けたら着物で帰ります…

帰りはせっかくなので船場によってちぐささんで草履のメンテナンスをお願いしました。
それで一足余分に持って行ったのも大変だった原因。

草履はしばらくもう買わない(つもり)けど
よくよく持っているものを調べたら踵がすり減っていたり
鼻緒がすれていたり。

「履きつぶして新しい物を買っていくのと直しながら履くのとどっちがいいでしょうねえ」

そんな質問をちぐささんにしたところ
「直しながら履いて行ったらいいよ。ええもんは強いから丁寧にはいたら長持ちする」

今年は草履メンテナンスの年にしよう。

お盆休み3日目 ヲヨメ業と食事会

2010年08月15日 | 着物でおでかけ
お盆ということでオットの実家にご挨拶とお墓参り。
車で10分弱で行ける所でもなかなか顔も見せないヨメでスミマセン…

実家でお昼をごちそうになった後、お墓参りに向かいます。

お寺には百日紅。



お参りを済ませてお昼寝を充分した後、夕方からAKさんと食事会。
ぜひご一緒に、と言っていただいたのでオットも一緒。
着物は「来年この帯に合う着物を見つけてほしいの」
とお願いしたのに、「これはどう?」とすぐに出してくれた雪花絞りの浴衣(爆)


お店の在庫だったので(たぶん4年前のもの)格安にしてもらえてよかったけど
今年買うつもりはなかったなあ…
せっかくお盆に間に合うように仕立ててもらったので見てもらいたくて着ました。
帯締めはコーディネートして貰ってもれなく買うはめになったもの(汗)

待ち合わせしたお店は最近出来て話題の和食店。
到着するといっぱい着付けのダメ出しされました…はい、頑張ります…
今日は初めてなのでお任せコースを3人で注文しました。
お酒も種類が沢山あって和食に合うワインなどもあります。
暑くて挫折して車を出したので私は今日はハンドルキーパー(涙)
お料理はどれも美味しく、盛り付けも綺麗。
お刺身にはニンジンでこんな可愛い細工のされたものが飾られていました。

美味しかったごま豆腐の生湯葉あんかけ。

アユの塩焼きも美味しかったけど、添えられているセロリのぬた(?)も絶品。

締めのご飯は「お茶漬けです」と出てきたけどおにぎりにしたものに鮭を乗せて炙ってあるようで変わっていて面白かった。

デザートはゴマのアイスですがちゃんと小さなゴマのすり鉢にアイスが入ってました。

お店のスタッフもお行儀がよくて感じのいいお店です。

AKさんとお店以外で合うのは3回目くらいかな。
オットは学校区が一緒で学年は離れていても案外顔見知りが一緒だったりして
話が弾んでいました。
一番最初にお店に入って最後までいたお客になってしまうほど話し込んでしまいました。
楽しかった!またご飯食べに行きましょう!

そうそう、今日実家のお土産を買う時に一緒に買ったもの。

次のシートパックはこれです(笑)

新しい年

2010年01月01日 | 着物でおでかけ
あけましておめでとうございます。

元旦早々、風邪を引いております(寒い中掃除を頑張ったおかげ?)
鼻水が止まらず鼻が詰まるので口を開けて寝ているせいか口が渇いて
咳が出ます。
声がかれておぢさんのような声になっています(笑)

今年は「健康第一」で行くことに決めました!

今日の着物は母からのウールの着物に半幅帯。昨年身幅と袖丈と衿を直したもの。
一日着ているし、家ではこたつでごろごろするので
正絹のいい着物は着ません(笑)まさに「家着」です。
上にはこれも母からもらった羽織型のウールの上っ張り。
そしてマスク着用です(ちょっと写っていますね)




元旦はお互いの実家訪問日。
まずはオットの実家から。

案の定、義母と義兄は不在。朝早くから大手スーパーにお買い物へ行くのです。

用意していただいてあるおせちをいただきながら義父と二人の帰りを待ちました。

義兄に会うのはたぶん2年ぶりかも・・・結婚が決まって感じが変わった(気がする)。
前は私に話しかけてくることなんてなかったのに。

オット実家からの帰りに氏神様にお参りして新しいお札をいただいてきました。
毎年年越し参りに行くのに、私が風邪気味だったので行けなかったのです。
それでもまだ火は燃えていたのでちょっと暖まらせていただきました。

一休みしてから夕方から私に実家。
私がいただいてきたお肉ですき焼きが恒例です。

これでお正月行事は終了。
早く鼻水が止まってほしい…鼻のかみすぎでイタイ。


明日。

2009年01月09日 | 着物でおでかけ
いよいよ明日、りらっくごです。

着物や小物もやっとこさ決まりました。
せっかく初回なのでなにか新しいものも身につけることにしました。
お天気も何とかなりそうかな?大丈夫かな。

今までしたことないけどなんと!ネイルサロンに行って来ました…
オットに「気張るなよ、いつもどおりで」と言われているのですが
ちょっと気張ってしまいました。

今から半襟付けないと。

美殿町祭り

2008年10月04日 | 着物でおでかけ
おーこさんに誘っていただいて岐阜まで。

着物を着てお友達が増えてから今まで出かけたことがないところまで
行くようになってちょっと旅行気分です(笑)

会場の商店街は屋台も出てとても賑やか。
まずはお目当ての着物屋さんの入っているビルへ。

おーこさんに時々ママさんのサイトでお見かけする圭さんを紹介していただきました。

入り口のberry工房さんで半幅帯やら半衿をチェックして
そのほかのお店でもいろいろ物色。
ひとつのお店でピンクと白の市松の三分紐が900円だったので即買い。

それから2階のなかむらさんへ。

岐阜の着物女子はとっても華やか。
アンティーク、と言うのではなくデコラティブに凝りに凝った着付けで
まさに「KIMONO姫」の世界です。

なかむらさんで探していたのは着物師匠にもらった付け下げに合わせる帯と
木綿やウールに合わせたい染の帯。

いいな~と思うものは何点かあったものの踏ん切りがつかず。

また下に戻ってberry工房のとよかさんにいろいろお話を聞いて
「こんな名古屋帯があればいいんですけど~」とお願いしたりして(笑)
おーこさんはいろいろ、いろいろ買っていましたっ!

お腹がすいたのでちょっと屋台フードを。
エビの春巻き揚げ。3個入りだったのですが
「2人なので…」と言ったらもうひとつ入れてくれてお値段もちょっとだけ
お得にしてくれました。
するとその後ろにいたオネエサマ方も「私たちも2人だから」と(笑)

美殿町マップを片手に歩いていて有名な「柳が瀬商店街」。

お昼は佃煮屋さんのランチ。
とても人気らしく狭くて小さなお店なのに続々とお客様が来て待っています。
狭い席の中でおーこさんとおしゃべり。

食事を済ませてちょっとお化粧直しに高島屋へ。

さて、商店街へ戻りましょうとしたエスカレーターに乗ろうとしたその時に
ちょうどすりガラス越しに大好きなmottoのマークが。

最近ずっとここの財布を捜していたのですが
なぜか名古屋の百貨店で見つけられなかったので
「ちょっと待って!」とおーこさんを止めて財布売り場へ。

いつも面倒だとお札で支払って硬貨がたまって二つ折りの財布だと
パンパンになってしまうので長財布を・・・と思うものの
やっぱりいつもの形のほうが使い勝手がいいだろうかと
財布売り場でうんうん悩んでいました。
おーこさんは長財布使用ということでいろいろ聞くといっぱい入っていい。
でもカバンにはかさばるよ、と教えてもらいました。

またいつでも二つ折りには戻せるから一度長財布にしてましょ。

おーこさんには「ここで財布買っていいの?」
確かにお祭りの着物関係を見に来たのになぜ、地元百貨店(高島屋だけど)で
普通の財布?

いつもなら「また今度でいいか」と思うものの今日はなぜか「財布を!」と
あのマークを見たとたん思ってしまった。
「呼ばれたんだね~」とおーこさんに笑われました。

そのあとテレビで有名になった「栗粉餅」のお店を探して商店街を歩いていたら
お祭りのイベントでなんと桂ひろばさんがマジックをしているところに遭遇。

「あの人が今度”りらっくご”に来てくれる人よ」と言うと「じゃ写真撮らなくちゃ」

噺家さんも大変なんですね~落語だけでなくいろんな場所でいろんなことをしないと…
頑張ってください。

栗粉餅のお店にやっと着いたけどもう売り切れ。次は1時間近く後にならないと出来上がらないと言うので
諦めてさっき商店街ので店で売っていた別のお店の栗粉餅を買いに戻りました。

さっきは沢山あったのに私たちが到着した時には最後の一箱になっていました。
そしてこれが無くなると次はやはり一時間後だったそうです。
よかった~

美殿町で有名なキャベツの漬物も買って
最後にもう一度さっきの着物屋さんのビルに戻ってまた圭さんとちょっとおしゃべり。

「何か買いました?」と言われて「高島屋で財布を」と言うと
「え~~~っ名古屋の高島屋で買ったほうがいいんじゃないですか?
ここの高島屋で買うなんて、もったいない…
しかも何でここまで来て高島屋で財布なんです?」

それがわからないんだけど財布が欲しくなったのよね~~

どこかお茶が飲めるところを、と教えてもらって近くのお店へ。
古いおうちのような喫茶店で古本が崩れ落ちそうな状態で
置いてある面白いお店。

ここでもまたおーこさんとおしゃべり。
お店の外に子猫がたくさんいておーこさんは大喜び。
写真を撮りにいったら「親猫に睨まれた」らしい(笑)

もう帰りましょうとしたところでまた圭さんと。
私たちが出るところを見つけて駆けてきてくれました。
ありがとう!


今日の私の着物は川越唐桟。
木綿でもこんなに裃みたいにパリパリしたのは初めて。コーマ時の浴衣の糊が効きすぎているみたいな感じです。
馴染んだらもっと柔らかくなるのかな。
木綿はやっぱり保多織か伊勢木綿が今のところ着易いな。
帯はなかむらさんにお会いするのでなかむらさんですうざんさんが見つけてくれた
昼夜帯。この帯は重宝。
でも汚れが目立ってきたのと前が4枚になって重いので
洗い張りして2本に仕立て直そうかな。

おしゃべりしたりいろいろお店を見たり面白い一日でした。
岐阜は都会だった!
今度こちらの地元にも来てね、と言ったけど案内するところは
何にもないな~と帰りの電車で頭を悩ませたのでした。

とんぼ玉を求めて、富山の旅

2008年07月27日 | 着物でおでかけ
翌日は富山に工房を構えるとんぼ玉作家ふちこまさんのところへ・

朝起きるとオットのご機嫌は直っていたので近くをうろうろして朝ご飯。
喫茶店でモーニング。
ちょっとうろうろしていたら「履物専門店」の看板を見つけました。
こんな朝早くから開いているのか~~
お店は空けたばかりでまだ暗かったのですが私が入るとすぐ電気がついて
いろいろ見せてもらいました。

街中を見ると面白そうなお店も沢山あります。
今度来たときはいろいろ見てみたいね~

皆さんと違うホテルに泊まったので待ち合わせて富山まで。
途中葉さんが調べてくれた美味しい回転寿司やさんでお昼。

いつもは「全品100円」のくるくる寿司なので感動感動。
mikaさんは「マシンと違う~~」(笑)
注文すれば目の前で握ってくれます。
回っているお寿司を取ってもどれも美味しく美味しい美味しいの連発。

しかもお皿のカウントもなにやら機械でさささ~~としてしまうので
それも面白い~~~となぜか感動した私たち。
お店の人はどこの田舎からやってきたんだろうと思ったことでしょう。

ふちこまさんの工房に着くと、ちょうどワークショップをしていて
生徒さんたちがバーナーを前にくるくる棒を廻しながら
とんぼ玉を作っていました。

お友達のおーこさんがとんぼ玉を作っていますが
実際どうやって作っているのかは全然わかりません。
今回初めてガラスを溶かすところ、模様をつけているところを
見学しました。
飴のように溶けてしまうガラスで模様をつけてすかさず形を整えていく工程は
細かくて難しそう。
簡単に「こんなのいつか作ってね~」とお願いしているけど
こんなに大変なことだとは。ごめんね・・・

工房にはふちこまさんの作品があって購入できるようになっていました。
昨年キヨミズダイブした私はおとなしく…
一番お値ごろな箱をごそごそして二つ玉を選びました。
両方帯留めにしたいと思いましたが、ふちこまさんがひとつは穴が小さいので
根付にしたらどうですか?
それでお願いします、と言ったところちょうどいい機会だからと
生徒さんに根付の作り方を講習されていました。

「どっちが上に来たほうがいいか、可愛いかよく玉を見て考えてくださいね」
ははあ~~~なるほど。
適当に針金を通して作ってはいけないのですね…
それも後でまた玉に戻して違うものに加工できるような通し方にしていただいたようでした。

もうひとつ玉に帯締めを通してもらおうとしたら在庫の二部紐がないとのこと。
面白いので普通の正絹の紐を通してもらいました。
今日は阿波しじらに半幅帯だったのですぐその帯締めと根付をつけて。

にっぽんちゃん、mikaさん、葉さんもそれぞれうんうん悩みながら
買っていました。
沢山素敵なものがありすぎて選べません。

散々悩んで買い物をした後、解散です。
にっぽんちゃんと私たち夫婦は一緒に名古屋経由で帰宅。
mikaさんは駅から電車で、葉さんたちは車で。

高速に乗ってしばらくするとなんと大雨に!
土砂降りも土砂降りで前が見えない!!
なんとスリリングなドライブ!
最後に怖いドライブに付き合ってくれてにっぽんちゃんありがとね。
葉さん、054さん、mikaさん、面白い2日間でした。楽しかった~~ありがとう!
そしてツマのこんな遊びに何にもいわないで付き合ってくれて
遠いところまで連れて行ってくれたオットに一番感謝です。
本当にありがとう。


金沢落語の旅

2008年07月26日 | 着物でおでかけ
着物で落語を聞き行くのもとうとう1泊泊まりになりました。

しかも今回はオットも巻き込んで。

葉さんがスタッフとして参加している「気楽寄席」。
年に何度か開催されているようですが、一月にお会いした小つる師匠の会は
年に2回ほどあるようです。
そのうちの夏の会はちょうど花火の日にあるらしく
「落語を聴いて花火も見てとてもいいよ」とお誘いいただいていざ金沢へ。

先日小つる師匠は再来年、笑福亭枝鶴襲名すると発表されたばかり。
これからも実り多い落語家人生ででありますようの、と願いをこめて
届いたばかりのれえすの花さんの茄子の帯で。
実はこういう綿麻着物の上に正絹の帯を乗せてもいいのか悩みましたが
いろいろ相談してOKといっていただけたので。


金沢に着いたのは10時過ぎ。
にっぽんちゃんと駅で合流するのは12時半ごろなので
せっかくきたのだから金沢の町を見学しよう、と車を走らせますが
地図も持たずに来たアバウト夫婦ゆえ
道に迷いに迷い近くのコンビニで地図を見て(本当はよくありません)
とりあえず「着物できたから」と東茶屋町へ。

しかし暑い…
すでに車の中から暑くて汗だく。店を見るのも涼むため(笑)
やっと一軒のお店に入って冷たいものを。
ここは昔の御茶屋を改装した所らしく
見学とセットで飲み物がありました。

オットは本当はビールといきたかったでしょうがぐっと我慢してもらいました。

街中をうろうろ歩いていたら見知らぬ女性に「すみません」と声をかけられました。
振り返ると「そこの標識にお手洗いって書いてありますが場所はどこですか?」
「いや~~私も知らないんですが」と答えるとびっくりしたような顔をされて
「えっ?観光の人?…あ~~~そうですか、すみません」と去っていかれました。

着物だったので地元民に見えたのでしょうか?
あと観光客の人が写真を撮っていてこそっと
「あの浴衣の人も入れといたから」と言っていたのを聞き逃さなかった!
もうちょっと綺麗なら撮って頂いても良かったんですが、汗で顔も着物もどろどろの姿がどこかの思い出アルバムに残るのか~~~

にっぽんちゃんから連絡が来て駅までお迎えに。
道がわからず大分うろうろしてかなりお待たせしてしまいました。
駅の観光案内で周辺地図をもらって3人で近江町市場。
葉さんお勧めのお店は噂どおり行列が出来ていたので
昔行ったおすし屋さんで
美味しいもんを食べようが実現してよかったよね!
ご飯の後はようやく落語会の会場金沢市民芸術村の中の里山の家。
会場時間よりはちょっと早かったけど入れていただけました。
実は里山の家を見た瞬間、にっぽんちゃんが
「mayさん、室外機やダクトがない!もしかして…空調がないのかも」
2人でオソルオソル入ったところ、ちゃんとエアコンが入っていました。
しかも
「今日一番涼しい場所!」と2人で叫んでしまうくらい(笑)

すぐにmikaさんもやってきてわいわい。

今日の演目は「動物園」と「青菜」
最初のマクラでは再来年枝鶴を襲名することになった話や
それにまつわるいろいろ面白いお話を。

動物園では虎の着ぐるみを着るお芝居がとっても面白い。
虎の真似をするけどお腹がすいてついつい人間に戻って見学している子供に
ばれちゃうところ。

中入りの後着替えて青菜。
これで3回目ですが本当に面白い。
ゆったりした大店の旦那様も目に浮かぶような話しぶり、
植木職人さんとお友達の大工さんとの掛け合いも
奥さんが押入れから出てくる姿も本当に面白くて
涙を流して笑ってしまいました。

三三さんの江戸っ子気質の職人さんも面白かったけど
バリバリの関西人の職人さんも面白かったな。

落語のネタも聞き比べるとそれぞれ個性があるものだな~~
先日の三三さんも一緒だったにっぽんちゃんも「師匠の青菜も面白い~~」
と喜んでいました。
mikaさんはなんと「初落語」だったそうで大変楽しんでいらっしゃいました。

舞台の後の打ち上げにも参加させていただきました。
お酒が好きな方が多いようでした(笑)
その時席亭さんが本当は動物園というネタは若手がすることが多いものだと教えてくださいました。
ネタにも歳を重ねてからしか出来ないもの、若い時に沢山するものがあるんですね。
mikaさんが初めて落語を聴いたと話すと
「大阪に住んでいながらなんてもったいない」と言われていました…

打ち上げの後はその前の広場で花火鑑賞。
シートを広げて持ち寄ったワインやらお酒やらビールを飲んで
歓声を上げながら見ていました。

葉さんのおかげで沢山いろいろなところへ行って
いろいろな方とお知り合いになれました、本当にありがとう!
花火を見ながら
あ~~~なんて幸せなの~~~と。

しかしやはり暑い。
mikaさんと2人で「今すぐ着物を脱ぎたい。早く脱ぎたい」
さすがに夜10時まで着ていたので二人とも中は汗だく。

さて、宴もお開きになってホテルへ戻ると酔い酔いのオットが
「せっかく来たのに飲みに行きたい」と駄々をこねます。
ずっと私に付き合って運転もしてくれて飲みに行かせたいのは山々ですが
どう考えてもこの状態で無事にホテルへ戻ってこられると思えない。
ビール買ってホテルで飲もうね、となだめてすかしてホテルへ戻りましたが
酔っているのでかなりご機嫌斜めになって困りました。
でもすぐくれたので助かりました
また明日もよろしくね。




夏の花見

2008年07月21日 | 着物でおでかけ
地元に蓮の花がきれいな所があると知って
オットを誘ってこちらのお寺まで。

小さな池が奥にありました

蓮の花は朝早く咲いてお昼にはしぼんでしまう花らしく
到着した11時過ぎにはすっかり開ききった花が。




お参りに来ていた地元の方が
「蓮の花は開花が朝早いから見に来るなら朝8時ごろがいいよ。
花が咲く時、実際に聞こえないけど「ぽん」と咲く音がしているらしいんだよ」
と教えてくれました。

今日の着物はいまさんの紫の浴衣。彩匠さんの木綿の半幅帯に
berry工房さんのクローバー帯締めをリボン結びで
着物の下は縫さんの半襦袢を袖なしで着ています。



夜店

2008年07月19日 | 着物でおでかけ
連休初日。

オットはツーリングで南紀まで。
暑いから気をつけるんだよ~~と送り出して
久々に一人で自宅なので、布団干して掃除して。

暑いのではかどりませんな。

しかもなぜかすごくだるくてちょっと動くと寝転びたくなるくらいしんどい。

夕方オットが近くから電話してきました。
「土曜日だから夜店に行かない?」

今日は親しくしていただいているお店も夜店と別件でイベントをしているので
浴衣でも着て行ってみよう。

着物風に着られる浴衣はあるけど、こういうときに着る「浴衣らしい浴衣」って
実はあんまりない。

毎度お馴染みの絞りの浴衣を引っ張り出してきました。


ず~~っと家でゴロゴロしていたのでちょちょっと顔もはたいただけ。
まずは夜店の1つのこちら。

でも夜店の始まる手前に今まで見た事のなかったショップを発見。
最近出来たお店らしい。
面白いデザインの服が多くて靴も豊富。
やっぱり試着が出来ないので見るだけです(笑)

オットはここで早速缶ビールと焼き鳥。

次は別のイベント会場へ
前に着物をいただいたkyちゃんのお店。
マスターがイベント用に
ピザを焼くこんな釜を購入したとか
家庭用のガスで焼けるもので
「なんか自宅でイベントする時は貸すよ~~」と言ってくれましたが、うちではほとんどないんですよ~~(笑)

ピザとチューハイで
舞台ではアマチュアバンドの演奏。
今日のテーマは浴衣だそうで、バンドの若女子も皆さん浴衣でした。
kyちゃんの屋台のほか似顔絵屋さんとアクセサリーの屋台が出ていました。

アクセサリー屋さんのオーナーさんに「珍しい浴衣ですね~」と言われました。

この会場にいた浴衣女子はみんな「今どき浴衣」
黒地に桜柄とかバラ柄だったり帯飾りもキラキラつけていたり
こういう昔浴衣は若者には珍しいのね。

次は商店街のほうへ。
昔に比べると屋台は激減していました。
中心部ではなぜかプロレスのデモンストレーション。

観音さんでお参りして
その近くの甘味処で出していたみたらし
オットはみたらしをあてにビール…

一回りしてもう一度kyちゃんのところへ戻ってから
オットの行きつけのショットバーへ連れて行ってもらってカクテルを一杯。
久しぶりに夜のこういうお店に行くとお店の匂いが懐かしい(爆)
タバコの煙となんとなく窓の無い部屋のこもった空気の匂い。
う~~~ん、大人に戻った気分でした(笑)