私の大好き

原村大好き!その記録です。
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木田金次郎の絵を見に

2018年08月09日 05時53分00秒 | お出かけ・お散歩
原村に出発する前に、できるだけぐるっとパスを活用したいという「貧乏性」


何かないかと探していたら、府中市立美術館で木田金次郎の絵が見られます。

中学生の時に初めて読んだ有島武郎の「生まれ出づる悩み」が好きで、その後何回も読んだのですが、その小説の中に出てくる画家のモデルとなった人です。

昔の文庫本は驚くほど字が小さいな。








青春の苦悩と孤独を歓喜にかえた画家たち 木田金次郎展

『生まれ出づる悩み』出版100年記念だそうです。




明治生まれの作家、芸術家の多くは、裕福な環境に生まれ、生活以外の事に向き合う余裕、悩む余裕があったんだなと感じます。
いや、誰もが様々な想いを抱えて生きていたのに、表現する余裕がなかったということか。


木田金次郎も北海道の漁村の生まれながら中学の途中まで東京の開成に学んでいたのだから、最初は裕福な育ちだったのでしょう。


木田金次郎の絵は、小説を読んで想像していた絵のイメージ通りでした。
北海道・岩内の風景を独特の色彩感覚で、ぶつかり合うように表現していました。



木田金次郎が漁師をしながら絵を描いていたように、福井で炭焼きをしながら絵を描いていたという渡邊淳という画家の絵に引き込まれました。
初めて見たと思うのですが、ちょっとした驚きで、しばらく眺めていました。


常設の、牛島憲之の絵も良かったです。
こちらもお初にお目にかかりました。


そ、それにしても暑い☀️😵💦
外を散策とか無理で、バスを待つちょっとした時間も短くすむように配慮が必要でした。



その翌日は、何十年ぶりに新宿歌舞伎町に足を踏み入れ、映画を見てきました。
小さな映画館でやっていたのが評判になり、ついにTOHO系で公開したので初日に見てきたのです。
その前に観ようと画策したのですが、整理券をもらうために並ばなくてはならず、断念していた映画です。


「カメラを止めるな」
とても面白かったですが、ネタバレしたら意味のない映画なので、な~んも書けません…。
面白かったです🎵


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