私の大好き

原村大好き!その記録です。
仕事はきついけど、大好きでいたい!

動き出す!

2011年03月30日 19時28分04秒 | 思うこと
震災以来、暖房のリモコンは手にしていません。
ずっ~~と、頭から毛布をかぶって丸まって過ごしていました。


「頭から毛布…」は、イメージ図です



実際は、仕事もイレギュラーの連続で、日々変更を伴い、「今日はどうする?明日はどうなる?」とバタバタ過ごしていたのです。
義捐金を振り込んだりもしました。



でも、津波を見るのが辛く、原発のニュースを聞くのが辛く。
それでも、見るし、聞くし。
気持ちは、頭から毛布をかぶって丸まっていたように思います。
被災していないのに、情けない話です。
人はどう思っているかわからないけれど、私自身はこういうことに結構弱いことを知っています。




数日前に読んだ本にこんなことが書いてありました。
「歳のせいで物忘れがひどいという誤解」というタイトルで、今の状態と直接の関わりはありません。



「脳は頭蓋骨の中に入っているから真っ暗な牢屋の中にいるようなもので、外の情報がわからない。脳が外の情報を知る唯一の手がかりは、目で見る、耳で聞く、手で触ってみるなど…体を通じて、しかない。体からの信号が無ければ脳は無知といってもいいのです。
 いま自分の体がどういう状況になっているかが極めて重要なことで、それをもとに脳は判断する。笑顔を作って漫画を読むときに脳に入ってくる情報は、漫画を読んでいるということと、笑顔でいるということ。この二つの情報を結びつける最も納得できる説明は、漫画がおもしろいから、ということしかない。それが正解かどうかを判断するすべは脳にはないわけで、自分の体に起こっていることがすべてなのです。そう考えると、脳よりも体のほうが大切で、体に引っ張られる形で脳も活性化するのだと私は考えます。」



頭から毛布をかぶっているイメージ図にとらわれるのはもうやめることにしようと思いました


違う方向に動き出してみましょう

とりあえず、昨日30分間走を復活させました。

連日の都心歩き…日本民藝館へ

2011年03月07日 18時43分30秒 | お出かけ・お散歩
都心と言えるかどうか?

駒場の日本民藝館を目指して、お散歩スタートです。

井の頭線の駒場東大前で降りました。
柳宗悦(やなぎむねよし)の審美眼により選ばれた諸工芸の蒐集品が展示されています。



ミュージアムショップが、かなりそそられました。
でも、手持ちのお金が無くて…。
VISAは使えるけど、JCBは駄目でした。


カードが無くて、良かったのか悪かったのか。
お皿なんて買ったら、その後のお散歩にかなり影響してたと思います。


淡島通りに出て東に向かいました。


途中で見つけた「トラットリア・アメノ」で、イタリアンランチ。

満席で少し時間がかかりましたが、「バタバタして遅くなってすみません」と感じのいい一声。
感じが良いって大事だね。







目指すは、豪徳寺です。

世田谷区の細くて曲がった住宅地の道を歩きました。

豪徳寺はとても立派なお寺。





彦根・井伊家の菩提寺です。

井伊一族のたくさんのお墓がありました。 




こげらが、木を叩く音が響いていました。

この写真を撮るためにかなりの時間と労力を費やしたので、たいした写真じゃないけどアップします。






 井伊直弼のお墓

 桜田殉難八士の碑。

 豪徳寺は、招き猫のお寺でもあるそうです。



豪徳寺からどこまで歩こうかと思いましたが、乗ったことのない世田谷線に乗りたくて。
下高井戸までは電車移動です。

 これは展示されていた昔の世田谷線車両。



下高井戸からは、お散歩再開です。


4駅分を歩いて、「八幡山」から京王線に乗り込みました。


2日間よく歩きました。


沈丁花の香りに春を感じました。 

花粉浴び放題でもあります



都心歩き…永青文庫へ

2011年03月06日 09時14分59秒 | お出かけ・お散歩
まずは、以前から行ってみたかった「永青文庫」を目指して、都心歩きを計画しました。

目白からバスに乗ろうと思っていたのですが、春の陽気の目白駅に降り立ったら、
バスに乗るなんてもったいない、もったいない。



目白駅からお散歩スタートです。

目白台は、地名からもわかるように高台です。
神田川沿いに崖線が続いています。




目白通りから少し外れると、静かな空気が流れています。

永青文庫。

細川家に伝来する歴史資料や美術品を収蔵しています。







「没後400年 細川幽斎展」でした。
幽斎筆による和歌や、幽斎にまつわる戦国武将の書簡など。

あとは、細川家のお宝。
細川家は、どんだけお金持ちなんでしょう


永青文庫は、江戸時代から戦後にかけて所在した広大な細川家の屋敷跡の一角にあります。

建物は高台にありますが、そこから敷地続きに崖線の傾斜を含め庭園が広がっています。



新江戸川公園として整備されています。

都心とは思えぬ静けさです。
庭を掃く音だけが聞こえていました。





桜が咲いたら…
この楓が色づいたら…

想像の中で結構楽しめちゃいます。
静かだから。






公園のお隣は、関口芭蕉庵。
芭蕉が3年間 居住したところ。

かつては、神田川の対岸に早稲田田んぼが広がっていたそうで、崖線にある庭には湧水が池になっています。




 「古池や 蛙飛こむ 水のをと」





永青文庫と芭蕉庵の間にある坂は、胸突坂。

 ひっきりなしに人が通ります。




神田川の桜と高速道路 





もう少しお散歩を続けようと歩きました。
外苑東通りを南下し、靖国通り、新宿通りを経て、新宿まで歩きました。

途中、気分次第で路地に入ります。
遠回りになってしまうこともあるけれど、大きな通りから一歩中に入ると、子どものときに見たような昭和の風景に出会えます。

適当に歩くことで、面白い物に出会える可能性もあるけれど、面白い物を見逃すこともあるんでしょうね。

まぁ、それも良しです。

12時半に目白駅を出発して、新宿には16時頃の到着となりました。