私の大好き

原村大好き!その記録です。
仕事はきついけど、大好きでいたい!

快慶に会う

2018年05月28日 05時33分00秒 | お出かけ・お散歩
1時半に橿原研博物館をあとにして、安倍文殊院に向かいました。

今回は、橿原周辺の行ったことない場所というくくりで、巡ります。
桜井の駅に着くと、目の前にバスが!
1日数本しかないのにラッキー❗️

安倍文殊院は、少し俗っぽい感じがするお寺でした。
でも、古い由緒正しきお寺ですよ。
安倍晴明だっていたんですよ。


ご本尊は獅子に乗った文殊菩薩です。
勢ぞろいした5体の仏像「渡海文殊菩薩群像」全てが、快慶作の国宝です。

それぞれに個性的で、魅力的でした。

獅子が横を向いているのが、絶妙だなぁと思いました。
横を向いていることで、動きがあって生き生き感じられます。
見ているとフッと前を向きそうで油断できないようにも思うし、斜めから見ていると隅々まで見てくれているような気もします。

「油断できない」と感じるか、「見てくれている」と感じるかは、見ている人の心の持ちようかな。








ご本尊の拝観料にお抹茶代が含まれています。
これが、この日のランチになってしまった…。
ひどいな。






この「金閣浮御堂」の拝観料は別です。
阿倍仲麻呂公と安倍晴明公をお祀りしているお堂だそうです。
金色のお札を7枚頂いて、お堂を7周回って一枚ずつお札を納めます。






文殊院西古墳。
中に入って、巨石を見事に加工している様子を見ることができます。
ただ、お墓だと思うとなんだかドキドキしちゃうんですよね。







ここは、安倍晴明 天文観測の地だそうで。
正面に「二上山」が見えます。
火山だった二上山が、歴史に様々な影響を与えていたという事を、博物館の紳士に教えてもらったので、今回の旅は二上山に注目です。








帰りはバスもなく、桜井駅まで20分ほど歩きました。

お腹空いてます。
でも、時間が微妙すぎて…。
ちょこちょこ食べ物を買って、ビールも買って、ホテルの部屋に着いたら5時近くになっていました。

ホテルには温泉の大浴場もあるし、「このままのんびりでいいや~~」ということになりました。

滞在4時間

2018年05月26日 06時20分00秒 | お出かけ・お散歩
夜中に降っていた雨も上がった2日目。
天気予報が好転したので、急に旅に出たんです。

ホテルの部屋からの景色。
橿原神宮前駅前のホテルです。
目の前に、畝傍山





奈良の朝御飯
飛鳥鍋に、柿の葉茶漬けに、三輪そうめん。



葛切りもあった。




さて、出かけましょう。
橿原神宮です。





結婚記念写真を撮影中。



お邪魔をしないように回り道してからお参りしました。





橿原神宮のお隣にある神武天皇のお墓参りをします。
でも、歩きながら❔❔が頭の回りをたくさん飛んでいました。

神武天皇って、神話の世界の人のはず?
景色が大正や昭和天皇のお墓とほぼ一緒?
え⁉️このお墓いつ建てたの?






さて、9時半に目的地に到着しました。
橿原考古学研究所付属博物館です。
今は、奈良県立になっています。
旧石器時代から古墳時代までの奈良の歴史が展示されています。



地味だね…。



これを見に来たの。
研究所創立80周年の記念特別展です。




会期中に4回ある列品解説がある日でしたが、時間まで1時間ありました。
1人で企画展を見てから常設展へ進むと、長身の紳士に声をかけられました。
私が各地でお世話になる解説のボランティアの方です。

「紳士」と話ながら、奈良地方の考古学展示をゆっくり見ていきます。
奈良に来ると、お寺巡りが多くなるので、考古学の話は新鮮。


少し進んだときに、館内放送がかかりました。
列品解説の時間です。
学芸員が、特別展の解説をしてくれます。
20人ほどが集まって、50分間の解説です。


それが終わると、紳士が「続きいきますか?」「いきましょう❗️」

それから、1時間半位かけて展示を見ました。
話しながらだから、飽きずに見られます。


考古学は、ものすごく地道な発掘と想像力をもって、過去の人たちからのメッセージを受け取ることなのだと改めて感じました。


受け取ったメッセージは、ほんの一部でまだまだ埋もれているのでしょう。
でも、埋もれていくのが歴史だと思います。
一人一人の歴史は、間違いなく土に埋もれていきます。
埋もれることを承知して、埋もれることなんて頓着せず、やりたいことをやり、やるべきことをやる。
そして、たまに掘り起こされる過去からのメッセージを受け止められる感性を持っていたいと思います。

30年ほど前にやっと奈良に高速道路が開通し始めたのですが、その際の工事で細長く広い範囲を掘り起こしたことで、分かったことが多かったそうです。


特別展には、木の根っこに張りついた縄文時代のクワガタがいましたよ🎵

写真は、常設展から。



初めまして、縄文人さん。
レプリカではありません。





(分かりやすい部類の)考古学の想像力…。












私なりの想像力…。
「本当はもう少し絵のうまい人がいたんじゃないかな。
たまたま、この絵が残り、発掘されてしまったのでは…。」















これらを発掘する地道さ…。




斑鳩、藤ノ木古墳から出土した物です。
数少ない盗掘されていなかった古墳で、見た瞬間に圧倒されました。









盗掘って、こんな感じで石棺が壊されてるそうです。




これは奈良時代の一木刳り抜き井戸。
井戸枠です。
思わず「触りた~い」と言うと、紳士が「においを嗅ぐくらいで我慢してください」ってさ。




紳士さん、長い時間お付き合いいただきありがとうございました‼️


4時間程博物館に滞在してしまった…。
自分でも、ちょっと呆れた。




そういえば、神武天皇陵は昭和13年に建てられたそうですよ。
紀元2600年に向けてね。
紳士が教えてくれました。


安土を巡る

2018年05月23日 17時32分52秒 | お出かけ・お散歩
安土城をあとにして、自転車で安土の町を巡ります。
のどかな水田と麦畑が広がります。





安土城考古博物館へ。



ここで食べなければ、絶対ランチ抜いちゃう。
近江牛冷やしうどん。
本当はもっとガッツリした近江牛を食べたかった。






博物館から安土城が望めます。



博物館のお隣は「信長の館」
天守閣の5階6階部分を復元したとか。
キラキラの建物が屋内に建てられています。
写真は撮っていいけど、ネットに出すのは駄目と書いてありました。



さぁ、サイクリング、サイクリング🎵
瓢箪山古墳に登ろうかと思いましたが、入り口があまりに寂しい竹薮だったのでパス。

西の湖へ向かいました。
先ほど山から眺めた西の湖。
サイクリングロードを走りました。
葦が繁り、鳥の声が近い。






安土駅に戻ろうと思ったら、また安土城に来ちゃった。
少し方向を間違えたみたい。



ならば…と、セミナリヨ跡にも寄りました。
ただの公園だけどね。




5時間の安土散歩でした。

この日の宿は、奈良の橿原です。
京都から近鉄特急に乗り込み、一路橿原へ。

夕飯は串揚げです。
以前橿原に泊まった時、夫と何気なく入ったお店です。
美味しかったらから、また来ちゃいました。
衣が細かくて、油っぽくなくて、やっぱり美味しかったです。










信長ワンダーランド

2018年05月23日 17時32分00秒 | お出かけ・お散歩
初めて使った「スマートEx」
横浜線の中から新幹線の指定を取り、新幹線の改札は交通系ICカードでサッと通り抜ける❗️
これ便利✴️




ということで、旅に出ました。
前日にルートを決めて、前日に宿を取って、新幹線のチケットに至っては乗る数十分前。
こういう助走のない旅大好き‼️


もちろん、少し前から行ってみたいなぁと思ってはいるんです。
天気予報見ながら、行けたら行く。
行けなくてもそれもよしって考えています。
そして、前々日までは行けないが8割だったのですが、突然…。


行きたいなぁと思っていたのは奈良ですが、初日は「安土」へ降り立ちました。
安土に寄るのは、本当に前日に降って湧いたアイデアです😉。


駅前で自転車を借りて「安土散歩」の始まりです。

駅から自転車で10分ほど。
何はともあれ、「安土城」へ。
すごい石段をみて、入る前にお茶を1本買いました。
これは正解。
入ったら、トイレだって、自販機だってありませんよ。

単なる山ではありません。
山全体が史跡の城なんですから。



さぁ、登るよ❗️



どんどん登るよ❗️
石段沿いに家臣の屋敷があったらしい。



随分登りましたが、まだ序の口。



短い期間にどんどん建てられた安土城は、近郊の山々から石を採取していますが、墓石や石仏も混じっていたのです。



そこここにね。



とにかく登ろう❗️



まだまだ‼️
暑くはなかったのですが、汗だくです。
でも、無性に楽しい。
名付けて「信長ワンダーランド」です。



黒金門跡あたり。



時々、道がお城っぽく曲がっていますが、どちらかというと高いところにいる王さまに会いに行く道って感じ。



この石垣🎵
この角なんて凄いわ✨
算木積みの規則性とはほど遠く、ひたすら石と対話して積み上げていった職人がいたんですね。










二の丸に到着。



ここは、本丸趾です。



さぁ、いよいよ天守閣趾へ!



おぉ、いいね。
いい空気だ。
礎石のみのこの感じ、高まるわ。



信長の眺めた景色
でも、当時周りは琵琶湖の内湖が近くまで迫り、水に囲まれていたらしい。




しばらくこの場所の片隅に座ってお茶を飲んでいました。



さぁ、下りましょう。

途中、登ってきた大手道を逸れて、摠見寺趾へ向かいます。
工事中の三重の塔



本堂趾



西の湖が綺麗に見えました。



摠見寺からの石段を下る途中ですれ違った方に「景色良かったですよ🎵」と声をかけました。
登っている時って苦しいからね😅
大手道を天守閣趾まで登る時から、近くを歩いていたご夫婦でした。



奥様と少し立ち話。
東京の我が家の沿線にお住まいの方でした。
「古墳が好き、遺跡が好き、その流れで石が好き。
前日は小谷城に登ってきた。」と。

私が「明日は橿原周辺を歩きます。」と話すと、「ならば、橿原考古学博物館に行くべきだ」と…。

その博物館こそ、私の今回の旅のメインの目的地なのです‼️

私は共感されにくい所に1人で出かけている訳ですが、こんな私に共感してくれる人もいるんだなぁ‼️
ビックリだ。

でもそういう人に会うためには、「山城のちょっと脇道の急な石段」くらいのシチュエーションでないといけないんだな。
なるほどね。


小さな後ろ姿がその女性です。




楽しかった❗️
何だかとても楽しかった‼️
安土城は信長ワンダーランドです。

安土散歩(サイクリング)は、続きます。

バタバタ…

2018年05月07日 14時54分46秒 | 原村の記録
後半のゴールデンウィークも原村です。
2日のお仕事を終えて、各停松本行きで向かいます。
富士見駅のパーキングに車は置いてあるのです。
1日に夫が車を停めて電車で帰京しました。
ゴールデンウィークの渋滞を避けるためです。



でも、電車に乗る前から少し面倒くさい気分でした。
さすがに、4週連続は疲れるのかもしれません。
4週間連続滞在するならいいんだけどね。
4回行ったり来たりするのはしんどいかも…。



でもね🎵
前日から原村入りしているN夫妻が夕飯と冷えたビールを用意してくれているし、三女も初めて自分の車で原村に到着していました。
マルもね。


ということで、2日の夜に再び原村にやって来ました。




それからは…。


3日に次女、長女一家がやって来て。
下の家には、母と弟、兄夫婦がやって来て。
4日には下の家に姪っこ夫婦がやって来て。
合間に同僚とその妹さんが訪ねてきて。

そんなこんなしながら、蓼科に移動していたマルとN夫妻に手伝ってもらってピザパーティーをして。

孫は四六時中「遊ぼう❗️」と迫ってきて。

4日のお昼に三女が、夕方に次女が帰京し。

5日は下の家も一緒にカナディアンファームでお食事。
帰ってきてからは、庭の片付け、ベランダ掃除。

お風呂も夕飯も済ませた長女一家は、夜の7時過ぎに大阪へと帰っていきました。
入れ替わりに、マルとその友人のミコ夫妻がやって来て一緒にお食事。
夜中の11時にミコ夫妻は東京へ。


6日の朝、9時過ぎに原村を出ましたが、笹子の手前と小仏先頭の渋滞に多少巻き込まれつつ、12時には東京の我が家へ。


連続原村の最終週は、ちょっとハードでした。
あんまり写真がないぞ…。
とりあえず、写真を適当にアップしておこう。










プリムラ






山吹



キレンゲショウマ



水仙、ムスカリ、ルバーブ



アナベル