私の大好き

原村大好き!その記録です。
仕事はきついけど、大好きでいたい!

武蔵野のおもかげ…?

2009年07月28日 21時35分12秒 | お出かけ・お散歩
このところあまり時間に追われず仕事ができています。
やることはたくさんあるのですが、若干の余裕があります。
待ったなし今やらねば!…ということが少ないのです。



常日頃こういう状況を望んでいるわけで、貴重なホッとできる時間です。
今こそいつもはできないお仕事をこなして貯金(?)をしておかなくては。


でも、忙しくなくてもお昼ごはんは15分もあれば済んでしまいます。
早食い特技です。


昼休みにほんの少しお散歩をしました。
本格的なウォーキングは暑い夏はお休みです。


武蔵野のおもかげを残しているという「かぶと山緑地」です。
  

気になっていたので、本日入ってみました。


武蔵野の面影を楽しもうとしましたが…

でも、それより何より「蚊」が


見るたびに腕に2~3匹止まっています。
それらを「わぁ~~」と振り払い、叩き…の連続でした。



ベープマットのコマーシャルでしかあんなたくさんの蚊は見ないと思います。



もう少し歩きたかったけど、ドンドンかゆくなりました。
職場に戻って薬を塗って、「掻いたら負けだ」と我慢しました。
8~9カ所刺されてしまいました

   写真を撮っているときに一番やられた気がする

平櫛 田中

2009年07月21日 09時58分29秒 | お出かけ・お散歩
原村から実家に戻り、その帰り道。

「平櫛 田中(ひらくし でんちゅう)彫刻美術館」に寄りました。





国立劇場の「鏡獅子」は、見たことがあります。
立派な大作です。

でも、それよりも興味を持った理由があります。
東京国立博物館の常設展等を見ていて、「おっ!これいいな」と思って見た小さな像が、
平櫛田中の作品だったということが何回かあったのです。
わざわざ見に行ったのではないのに、心に引っかかる…これは好きってことでしょう


小平に美術館があると知って、興味がありました。

               
  

大好きな奈良で、よくこんなことを考えています。



「奈良・新薬師寺の十二神将」
素晴らしいです。
天平時代の名作ですが、一体は補作で国宝からはずれています。

その補作の「波夷羅大将」は、古色蒼然として他の11体となじんでいます。

こうしたくなる気持ちは分かります。
やはり、なじんだこの像は必要な気もします。

でも、でも!!
1300年前の人たちに張り合って、「現代の波夷羅大将」を作ることができないのか?
1300年後の人たちに残せる「現代」だって大切ではないか!


…こんな議論を一緒にいた娘にふっかけて、うるさがられました。



「東大寺 戒壇院の四天王像」

深い表情をしています。
遠くを見つめています。
1300年後の私たちまで見ているような…。
(ちょっと浜の大魔神 佐々木主浩に似てます。)

1300年前と現代を比べると、人間は進化しているように思えます。
確かに人間が外に作り出してきた物は複雑になっているものもあるけれど
目を内にむけた精神世界の深さは変わらないんだと思い知らされます。

(作り出した物さえも、現代では復元できない技術だってあります。)

こういう表情を作ってくれる人は、現代にはいないのか?
きっといるはずだ!どこにいるんだろう?



               


平櫛田中は、「よかった」です。
小さな像の表情に 鼻の奥がツンツンしてきました。

最近、涙もろい?いや、泣いてはいませんけど。

展示館から元邸宅の記念館を見て、再び展示館を見てきました。
16時閉館ギリギリまで。


100歳の時20年後の制作のため取り寄せた彫刻用の原木です。
推定樹齢500年のクスノキ。



玉川上水沿いに建っています。





                    



この美術館には駐車場がありません。コインパーキングに停めて上水沿いをあるきました。
なかなか着かないので、ウォーキング中の女性に道を尋ね、親切に教えていただきました。

私が展示を見ていると「先ほどはどうも。」と、その女性が…。
来たことがなかったので、立ち寄ったそうです。

いいことしちゃったな。いい物見せてあげられたし



なめちゃあいかん!3連休!!

2009年07月21日 09時58分05秒 | 原村の記録
実家の両親と弟とともに原村です



前回もそうでしたが、父の体調を考えて後ろの座席6人分を平にして、
クッションやら布団やらを敷き詰めてベッドのようにしていきました。
寝台車のようです。

足を伸ばしてのんびり旅
なんか羨ましいな。



3連休の渋滞は避けたいと思い、あえてゆっくり目の出発をしました。
12時20分発です。

でも、車に乗ってすぐのラジオの渋滞情報を聞くと「相模湖から国立府中34㌔」
甲州街道にびっしり車がいます


甲州街道を走ることなく横切って、とりあえず八王子方向へ。
でも、16号近辺も車びっしり
「相模湖から石川PAまで24㌔」




「いやだ~~~。もう相模湖行っちゃう!」
相模湖手前も少し並びましたね




この判断は勝ったのか?負けたのか?
よくわかんないけど、原村が遠かったことは確か…


途中2回の休憩と自由農園での買い物がありつつ、原村到着は5時近かったです。




               




3日目、10時に帰途につきました

昼前に出れば、車多くても渋滞はあまりないと踏んだのですが、
笹子トンネル手前2㌔、小仏トンネル13㌔の渋滞でした


なめちゃあいかん!3連休
「高速1000円効果」と「夏休み初日に対する熱意」は、すごかった

昼食休憩をとりつつ、実家に戻ったのは2時過ぎでした。



もっとも、原村では「家でのんびり」がメインだったので、ゆっくり過ごしました。


3連休を感じたのは、自由農園の駐車場でしょうか。
こんなになってました。



お見送り

2009年07月21日 09時57分49秒 | 原村の記録
弟は、20日が仕事だったため、19日にあずさで帰京しました。



19日午前中は、その弟の持ってきたDVD鑑賞「オズの魔法使い」

1939年、第12回アカデミー賞 オリジナル作曲賞、主題歌賞を受賞した作品でした。
「オズの魔法使い」のストーリー正確に知らないし、軽く見始めたのですが意外と大作でした。



父と弟をもみの湯へ送り、私と母は近くをドライブ。
もみの湯で昼食を済ませてから、富士見駅までお見送りです。

   




弟は「自閉症」という障害を持っていますが、けっこう「しっかり者」です。



いつも、「幼くて頼りない人」として扱われがちですが
最近は「ビール」と「温泉」が好きで、
当たり前のことですが普通の人と同じにおじさんになってきました。

そんな当たり前のことに驚いてしまうことが、変ですね。





原村から一人で帰るのは初めて。

本人は電車の中で食べるものや飲むものを積極的に調達し、
切符で何号車かをしっかり確認していました。

意気揚々と改札を抜けていきました。



私は、駅舎から出て、外でホームを歩く彼を見ていました。
ホームの表示を見て、「9号車」の所までスタスタ歩いていきました。



でも、しばらくするとホームに母の姿が…
やっぱり心配で、入場券を買ったようです。




車窓から手を振って、ニコニコと帰っていきました。
彼にとって、今回の原村、一番のお楽しみはこの「あずさ」だったようです。



電車が遅れるなどの突発的な出来事には不安がありますが、今回は無事帰ることができました。


安堵しつつも、「妙な自信をつけちゃったんじゃないかな?」と新たな不安が…




庭仕事

2009年07月21日 09時57分28秒 | 原村の記録
2日目の午後に少し庭仕事をしました。ほんのちょっと



ブルーベリーの下草を取り、肥料をやりました。
色づくまであと少し…頑張るのだよ






房スグリの収穫。ルビーのような綺麗な赤です。  

 




そして、草刈りです。

草刈り職人N氏の草刈り機を拝借しました。
一人でチャレンジは初めてです。

去年、N氏の協力を得て作ったマニュアルが大活躍。
これがなかったら、絶対できなかったです。ほぼ全てを忘れていましたから





楽しい草刈り  威力が違います
鎌でコツコツ刈ることを考えると素晴らしい速さです。



N氏が見たら「虎刈り」って思うでしょう。
しかも、ものすごく中途半端に終わっています。

   


でも、楽しかったし、満足



何故中途半端かというと、雨降って来ちゃうし、夕食の支度の時間になるし…



でも決定的な理由は、、ガソリン無くなっちゃったし…

エンジンふかしすぎかな
もっと、省エネできるのでしょうか?

庭仕事の前に軽く飲んでしまったため、ガソリンスタンドに行くのは無理でした


なぜ前? 普通、後だろう?



8月にN氏が来たら、まずはガソリンを買いに行くところから始めなくてはいけません。
よろしくです。



                     


うちに帰ってから房スグリのジャムを作りました。
ペクチンが多くて、緩く作っても固まります。
火を通すのはあっという間だけど、種が小さくて裏ごしが必要です。

鮮やかな赤いジャム

    




あぁ、泣ける!!

2009年07月10日 22時37分18秒 | 思うこと
レンタルDVDで「スタンドバイミー」見ました。

ビデオは持っています。原村に置いてあります。
でも最近は見ることもなく、久しぶりに見ました。

「泣ける度」がドンドン上がっていきます。
1回目は「これ好きかも…」って思いました。
何回か見るうちに「これ好きだわ」と思い、ビデオを買いました。

今回に至っては、最初から泣けてきます
知っているからこそ、その後に出てくるシーン(背景)がわかって泣けてくるのです。


                          



例えば、宮沢賢治の「虔十公園林」なんて、3行読めば泣けます。
号泣です。


泣くって気持ちいいことです。
私は時々あえて泣きます。




そういう気分の時のために持っているものって他にもあります。

絵本ですが「ずっとずっとだいすきだよ」も泣ける本としてキープです。
同じく絵本で「だいじょうぶ だいじょうぶ」

絵本は読むのが簡単ですぐ泣けるので、泣くにはもってこいです。





読むのに時間がかかるのですが…

遠藤周作の「沈黙」
ダニエル・キースの「アルジャーノンに花束を」
これも好きです。

「アルジャーノンに花束を」は、最後の3行でドォーっと泣けるのですが、
そのことを忘れていて、この春、通勤途上電車の中で読んでいてほんと焦りました。



                        



「スタンドバイミー」は、何がこんなに泣けるんでしょう。

12才の4人の少年たちの話ですが、「大人になった主人公の少年」が語るナレーションが入っているのが「泣ける度」の効果を増しています。




自分が子どもの時の気持ちはなぞることができます。

自分のことならば、いろいろなことに傷ついたり、悩んだり、感動したりした気持ちをきちんとなぞることができます。日々の暮らしの中で忘れているだけで。
多分、誰だってできます。

ある程度大人になった時、自分が子どもだったときにすごいと思っていた大人は
こんなものだったのか…、自分はそんなにすごくない…って思うことは
誰にでもあることだと思います。


そういうことを忘れて自分の子どもには「何やっているんだ」とか、「最近の子どもは」と十把一絡げに単純に括ろうとしたりとかする自分がいます。




でも、単純におかしかったり、嬉しかったり、悲しかったり、傷ついたりした子どもの時も今と同じくらい重要なんです。

「スタンドバイミー」は、子どもの時だっていろいろなことを真剣に考えていたということを思いださせてくれます。




最後のナレーションで、
「やがてテディやバーン(4人の少年のうちの2人)とは会わなくなった。学校で顔を会わすだけの付き合いに。よくあることだ。友だちはできまた離れていく。」
とある。


本当にその通り。
でも、会わなくなった友だちは確かにそこにいたということが大切な気がします。

確かにそこにいて、自分の人生に関わった




4人の少年が、死体を見に行くために2日間の冒険に出るというストーリー。
「子ども」と「死」…その対局にあるようなことが、本当はつながっていることに
当たり前のことながらドキッとします。





あぁ、泣けた!気持ちいい