私の大好き

原村大好き!その記録です。
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観光客に申し訳ない…

2018年08月02日 16時23分00秒 | お出かけ・お散歩
全くもって私の責任ではないけれど、この暑さは東京の街にたくさんいる外国人観光客に申し訳ない気分です。
楽しめてますかね?
暑いという嫌な思い出だけになっていないですかね?


と、こんなことを思ったのは浅草へ行ったから。
半端ない外国人率です。
日本語聞くとホッとする…というのは大袈裟かしら?



漢字のようなものが書かれたお揃いのTシャツを着た団体さんがいました。
多分「寿司」と「絆」と書かれていました。
まず、その組み合わせがおかしいから‼️
そして、それは寿司と絆に似た何だか分からない線だから‼️

いや、別にそれはかまいません。
この暑さの中、日本でいい思い出を作ってくださいね。




私は、浅草寺・二天門のすぐ近くにある布文化と浮世絵の美術館「アミューズ ミュージアム」へ行きました。
もちろん、ぐるっとパスで入館できる所です。


津軽こぎん刺し








特別展は「美しいぼろ布展」でした。



青森県内の山・農・漁村を歩き回り、ぼろと呼ばれる布を探し保存してきた田中忠三郎さんのコレクションだそうです。

寒冷地である青森は、綿花の栽培ができません。
また、寒冷地であるにも関わらず、津軽藩、南部藩ともに農民が木綿を着用することを禁じていたそうです。
そのため、身に付けるものは全て麻。
1枚の麻布では寒いので何枚も重ねていきます。
重ねていけば防寒性が増すし、糸を刺していけば丈夫になる。
穴があけば小布で繕い、布と布の間は麻屑を入れて暖かくするそうです。














貧しさの象徴でもあります。
少なくてもここまでの貧しさから抜け出したことは悪いことではないです。

でも、どれもその時代に生きた人の息遣いが聴こえてくるようでした。
生き抜いていく息遣いです。
それは今の時代の私の心を震わします。

「断捨離」という耳に心地よい、何となく正統性を持った言葉を掲げて、バンバン物を処分していく私の心をチクリと刺しました。


そうは言っても、私には私の事情があります。
今の時代には時代の事情があります。



あるのですけど、チクリと痛みを覚えたのも事実です。
事実は忘れずにね。


屋上にのぼると、ほら、お隣は浅草寺です。



スカイツリーも近いです。






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