9時半過ぎに原村の家を出ました。
祭りから直接帰京するので、最後に庭の写真をパチリ
4月とはいえ、原村はまだこんな感じ。何もありません。
前日歩いた道を車で走ります。
道には、柱を曳いた跡が残っています。
茅野運動公園の川沿い駐車場に車を停めて歩き始めました。
まずは木落としを上から。
いたいた
ちょうど入れ替えのタイミングだったということもあり、ものすごい人で前に進めません。
土手を下り、すのこを裏返して立てただけの梯子(というよりすのこですが…)で擁壁を下り、前に進みました。
よく考えるとすごい進み方だ!!
でもそのおかげもあって、坂の上の近くで落ちるまでの様子をじっくり見ることができました。
前回観た時には無かった黄色い規制線が張られていて、警備は固くなっていましたね。
緊迫した様子が見られて楽しかった。
落ちると同時に花火が上がります。
宮川小の校庭にはたくさんの仮設トイレがありますが、長蛇の列です。
しかし、仕方ない。坂落としを見終わってからまずは並びました。
ここでお昼近くになってしまい、屋台の焼きそばを食べることにしました。
御柱祭りは動く祭りなので、屋台はあまりありません。
食べ終わってから、駐車場まで戻ります。
坂の下からの見物を目指したのです。
でも、なかなか停められないですよね。
見るポイントは前回の御柱の経験があるので、あたりはついているのですが、何しろ規制が増えている。
住宅街の中でも警備員の人がいます。
仮設トイレもありました。
茅野駅の近くも停められません。
ウロウロと車を走らせ、何とか停めて見物ポイントに向かいました。
何しろ、トイレの長蛇の列に並び、屋台で並び、焼きそばを食べ、駐車場まで歩き、車でウロウロしているんですから、次の柱を落とす時間が迫っています。
聞こえてくる声も今にも落としそうな勢い。
最後はすこし走ってポイントに行きました。
でも、ここからが長かった。
このピンクの方たち引っ張りすぎですよ。ためすぎです。
演歌みたいな「御柱の歌」を歌っていましたが、3番まであった時は「まじか
」と、思いました。
もう行くだろうと動画を撮り始めると、行かない…。
ここで、スマホのバッテリーを大幅に消費してしまいました。
でも、みなさん祭りを楽しんでいるのですよね。
さて、車に戻り川越しを見に行きます。
前回見ていないので、ここからは未体験ゾーン。
車をどうしたらいいのかも、よくわからない。
とりあえず走っていると、地元の酒造メーカー「ダイヤ菊」を発見。
テントもあったので「ふるまい酒」か?と、N氏は行ってみましたが試飲&売店という感じでした。
ふるまい酒は、曳行の時だけのようですね。
祭りに参加している人達は、腰からお酒の一升パックをぶら下げたりはしていますが。
さらに車を走らせて前宮の近くまで来ました。
どうしたものかと思っていると、お店の大きな駐車場で「買い物ですか?御柱ですか?」と聞かれ、「御柱です」と答えても「では、あちらへ」と誘導してくれました。
ありがたい。
川沿いの土手をしばらく歩くと川越しポイントが見えてきました。
もうすぐ川へ…というタイミングだったので、黒山の人だかり。
人の頭の合間から見るという感じでしたが、臨場感は味わえました。
肩まで水につかって川を越えていきます。
何とスマホの充電が一ケタになり、写真が撮れませんでした
川を越してからも、みんなが一つになって盛り上がっています。
濡れていて寒いだろうに。
これは、N氏からもらった写真です。
二日間どっぷり御柱祭りに浸かって過ごしました。
大満足です。
諏訪インターから高速に入り、焼きそばだけでひどく空腹だったお腹を原PAで満たし帰途につきました。
N夫妻は翌週の下社の木落としを見に行こうと画策していましたが、我々もまだ忙しい身です。
無理して行ったら、楽しい御柱が修行のようになりそうです。
結局は6年後まで楽しみを伸ばすことになりました。
6年後は本当に悠悠自適なのか
若干の不安もありつつ、楽しみに待つことにします。