私の大好き

原村大好き!その記録です。
仕事はきついけど、大好きでいたい!

夜の上野

2018年07月23日 13時09分00秒 | お出かけ・お散歩
断捨離も佳境を迎え、業者を入れての大掛かりな作業を20日に済ませました。
でも、こまごま、こまごま、こまごま、やることがあるんです。
余りエアコンをつけない我が家もこの猛暑で24時間稼働させています。
てか、エアコンなしでこの作業を続けられるか!って話です。


21日の土曜日も作業は続いておりました。







そして、夕方からお出かけをしました。
暑さが少しでもおさまってからと考えたのと、夜の方が空いてるかなと思ったから。


上野の東京国立博物館「縄文展」です。

夕暮れの表慶館




写真は撮れないです。
出口にあるここだけが写真を撮ってよいスポット。





ものすごく良かったです。
お勧めしたいです。


見てるとニコニコしたくなっちゃうの。
してたね。



一万年続いた縄文文化は、次第に進化していったという見方ができません。
前期だから稚拙で、晩期だから技術が高く素晴らしいということではないのです。
だから、それぞれの時代で新鮮な驚きや感動を味わえます。


日用品としての利便性を兼ね備えることよりも、精神性を表現することを優先させるという全く違う価値観が存在しています。
そのむき出しの精神性に心を揺すぶられる気がします。
土器を見るとそれがよくわかります。



縄文前期の関山式土器。
有名な火焔型土器、王冠型土器。
焼町土器。
原村お隣の富士見町藤内遺跡から出土した土器だって。
とにかく全国の縄文人の力作が集められているのです。





縄文国宝6点そろい踏みのコーナーもあります。
(尖石の土偶たちは7月31日からですが。)



土偶や岩偶もたくさん並んでいてワクワクします。




今回初めて音声ガイドを利用してみました。
悪くはないですね。
どうしてものマストアイテムでもないけど。



音声ガイドを利用しながら、最後まで楽しみ出口に到着しました。
そして、そこからスタスタとスタートに戻ってしまいました。
この時点で8時。
入り口付近はひともまばら。



つまり2回見たんですよ。
2回目は、音声ガイドは使わずに。
空いてるし、楽しさ倍増。



閉館間際のライトアップされた表慶館と本館







猛暑の原村

2018年07月23日 12時06分00秒 | 原村の記録
土曜日の10時頃たてしな自由農園原村店を行ったら、すでにレジは行列でした。


高校時代の友人は帰る日にここに行くのを楽しみにしているのですが、早目に行った方が良さそう。
と言うことで、日曜日は朝食を済ませると、すぐにお買い物に出かけました。

開店直後ですが、桃や赤いルバーブが飛ぶように売れています。
買い物を終えたころが、ルバーブはなかったです。
補充されるのかもしれませんが。


最終日をどう過ごすかは、買い物以外はなかなか決まりませんでした。
とにかく腹ごなしに少し体を動かそうと自然文化園のクラフト市へ。

歩いて15分くらいの自然文化園には歩いて行くわけですが、日向の暑さは半端ありません。
汗ダクダクだよ。
でも、駐車場に入るための車の列もすごいので、歩いて行って正解です。


しばらくお店を眺めてました。
楽しいものがたくさん売っていましたよ。
私が買ったのは400円のたわしだけですけど。










家に帰ってきてしばらくは汗が止まりませんでした。
原村なのに珍しい。




ランチは、お家で。
自由農園で買った混ぜご飯の素にお味噌汁を作って、お漬物切って…。
ランチの場所を探すのもけっこう大変なもので。



小淵沢16時のあずさに乗る友人たちを、ランチ後に案内した場所は尖石です。




7月31日から上野にお出ましする国宝土偶お二方も、今ならまだご在宅です。




なるべく縄文好きを熱く語らないようにしつつも、友人たちの反応を伺う私です。
縄文好きのオーラは出てしまっていたかもしれないけどね。


友人たちを縄文ワールドの入り口にはご招待できたと思っています。
ガチャガチャで、合掌土偶ゲットしました🎵


小淵沢駅で友人たちとお別れしてから、井戸尻考古館へ。
フリーペーパー「縄文ZINE8号」を尖石ではゲットできなかったからです。
すでに無くなっていたのです。
井戸尻にはまだ残っていました。




少し買い物を済ませて原村へ戻る途中から雨…。
帰り着くとベランダに敷いていたラグとパラソルがびしょびしょ。
帰ったらすぐに片付けようと思っていたのに。

結構ダメージ大きかったな。
翌朝、帰るぎりぎりまで干しましたが、8時半でタイムアウト。
部屋に広げて変える羽目に陥りました。


私がいない間の土曜日、ついに一人暮らしをするべく引っ越していった次女の家を訪問することになっていました。
これで三人娘は全員家を出たので、ついに「老夫婦2人暮らし」になってしまったのです。


合掌土偶仲間入り。





私も珍しく赤いルバーブ買ってみました。



日暮れからピザパーティー

2018年07月22日 17時25分38秒 | 原村の記録
10数年来原村に集っている高校時代の仲間が、今年も集まってきました。
小淵沢でレンタカーを借りて、2台に分乗して移動します。

ランチは、三分一湧水の近くにある「もみのき食堂」
オープンの11時半に着いたのですぐに入れましたが、あっという間に満席です。
ハイシーズンは、外食でちょっとコツが必要です。


ワンプレートランチ




すっごく晴れていたので、景気よく布団を干しまくって出てきましたが、やっぱり山の天気は心配。
食べ終わったらすぐに原村へ。


しばしおしゃべりを楽しんでから、ピザの台を捏ねました。
発酵させている間に温泉です。

温泉から戻って、私は火を熾します。1時間はかかりますから。
その1時間を使って、友人たちはピザの準備をしました。
流れるようなこの連係プレー。
さすが、10数年通ってきているだけあります。
おしゃべりをしながらでもこなしていきます。


明るいうちから宴は始まりましたが、暗くなってからもライトをつけておしゃべりは続きます。
原村も猛暑でしたから、ベストな選択でしょう。







今回はいい燠ができて、火加減バッチリでした🎵


そろそろお開きとお皿を全部片付けたら、テープルの上に小さな光が!
蛍も宴に参加していたようです。

そして、空を見上げると満天の星空でした。

猛暑から逃れようと…

2018年07月22日 16時51分21秒 | 原村の記録
7月13日金曜日、恒例の高校時代の友人たちとの原村です。
いつもは土曜日からなのですが、2人だけ前倒しで2泊する計画でした。
前日に1人キャンセルになったのですが、とにかくこの猛暑から逃れましょう。


1人だけ車に乗せて出発です。
長坂で降りて、以前から行ってみたかったお蕎麦屋さん「紬山荘」へ。



平日なので、待たずに入店できました。
休日は、予約しないと厳しいかもしれない。ハイシーズンは特に。

すだち蕎麦、辛味大根蕎麦



ズッキーニの花の天ぷら




清泉寮でソフトクリームのデザート
売店の建物が新しくなっていました。
あ、写真無いわ。


夕飯は「ほうとう」
我が家に自家製味噌があるから麺だけ買って帰ったのに、出汁がなくてね。
1つだけ残っていた小袋の鰹節でどうにか…。
2人だけっていうのも、静かで良いものです。


この二人だけで、翌日以降の買い物は済ませました。
何と言っても、毎度のことですが、集まるとおしゃべりで忙しいんです。
とにかく、忙しいんです。


原村にしては猛暑なのですが、朝晩は涼しい。
朝食はまだ太陽がギラギラしていなかったので、ベランダで食べました。




西日本に深い爪痕を残した雨ですが、長野も相当量降ったので珍しく庭のぬかるみがひどく、裏の小川もいつもとは違う水量でした。





原村に来る前に義援金の振り込みは済ませましたが、今度は返礼品無しのふるさと納税を調べています。
できることは限られていますが、できることはやりたいと思っています。

荷物を運びにちょっと原村

2018年07月22日 16時34分21秒 | 原村の記録
ずいぶん前の話になりました。
ブログ更新が進みません。


ちょっと忙しいんです。

何故なら、我が家の断捨離が始まりました。
2~3年前にも大規模断捨離をしました。

その他にも小規模断捨離する機会があり、けっこう思いきっている方だと思います。


でも、その度に処分するものがそれなりに発生して、どうなっているのかと呆れています。


どうしても処分できない最小限の物は原村へ運ぶわけですが、それらが車の中を占拠し始めていました。
ということで、原村へ行きました。

土曜日から日曜日の朝まで。
ただ荷物を運ぶだけの原村です、


今回も地味に。
ランチは我が家で。
ベーグルは、原村のパン屋さん「friluftsliv」で買いました。ここ、美味しいよ。



曇り空ながら、降っていなかったので荷物を降ろすのも順調に。
納めるところに納めて終了。

作業でベランダに出るたびに「ん?」って感じた違和感。
蜂、よく見かけるな…。

これでした。




部屋からベランダ出る時の、本当に顔の真正面と言っていい場所に巣がありました。
キンチョールで親の蜂をやつけてから、巣を外しました。
思ったよりずっと頑丈についていて、力が要りましたよ。


幼虫が顔を覗かせていて、なんだか切ないね。
でも、仕方ない。




場所が悪すぎだよ。





夜のうちにグラニュー糖を振りかけて。




日曜日の朝に仕上げました。
この季節にしか出回らない杏です。ジャムにするのが恒例の楽しみです。




庭仕事は全くできませんでした。



日曜日に用事があったので、朝のうちに出発しました。
短く、本当に「ちょっとの原村」です。




東洋文庫ミュージアムへ

2018年07月09日 22時40分00秒 | お出かけ・お散歩
ぐるっとパスの冊子を眺めていると、「へぇ!こんな所あるんだ!知らなかったなぁ。」というのがたくさんあります。
そういう中から気になる所へ出かけていきます。


東洋文庫ミュージアムへ。

「世界5大東洋学研究図書館の一つに数えられる東洋文庫には、世界史で見知った有名資料が盛りだくさん」って、書いてありました。

駒込駅から少し歩くと到着します。


入ったらすぐ幕末の修好通商条約が展示されていました。
本物は外務省が保管されているらしい、ここは東洋に関する書物が集められているということです。






モリソン書庫に圧倒されます。
岩崎家三代目の岩崎久彌がオーストラリアのジャーナリストの蔵書を買い取ったものです。
岩崎家がやることの大きさは、東京をお散歩しているだけでも、色々な所で感じることができます。
また出てきたか…岩崎家。


この書庫の前にソファが置かれていて、書庫を眺めながらボォ~とするの気持ちいいです。
何の本なのか、何が書いてあるかは、まったく分かんないですけどね。
この書庫を眺めに行くだけでも行く価値ありです。







国宝「文選集注」
写真はうまく撮れません…。





企画展は「悪人か、ヒーローか」

登場人物を分かりやすく説明するために中国と日本の年表が展示してありました。
中国で扱われていた最も古い時代の人物は殷の時代の「紂王と妲己」でした。
日本で言えば縄文時代です。



そこへお父さんと小学生の息子が入ってきたのです。
お父さんは息子に色々と説明していて、おしゃべりが響くといえば響いていたわけですが、私個人として微笑ましく「親子でこういう経験っていいよなぁ」と思っていたわけです。


「中国の歴史は古くてすごいな。日本なんてこの時代はまだ猿みたいな暮らしをしてたんだぞ。」

さ、猿?
その説明は聞き捨てならないわ。(もちろん、聞き捨てましたが…)


豊かな縄文文化が花開いていた時代を「猿みたいな時代」とは…。
お父さん、今やっている上野の「縄文展」も是非親子で見に行ってちょうだい!!


東洋文庫に併設されているオリエンタルカフェでランチをしました。
メニューは小岩井農場のビーフをメインにしたラインナップです。
岩崎家ですからね。

この奥がお店です。







お隣の六義園にもよりました。
こちらはぐるっとパスは関係ないですけど。

五代将軍綱吉の時代に柳澤吉保が作った庭園です。














六義園を出てから、巣鴨まで歩きました。
人で賑わう「とげぬき地蔵」にもちょっと寄ってみましたよ。

1枚も写真を撮ってないわ。
あんまり興味が湧かなかったのか、疲れてたのか。

その両方です。


止まらぬ妄想?

2018年07月02日 18時02分00秒 | お出かけ・お散歩
ぐるっとパスの利用は続いています。

「損保ジャパン日本興亜美術館『ターナー風景の詩』」からの「新宿区立漱石山房記念館」へ。











ターナーの絵は細密な水彩や油彩の風景画です。
ヨーロッパの素敵な風景だと癒されたり、その画法、技巧に感心したり、いろんな楽しみ方があると思いますが、私の頭は全然違う方向に妄想を始めてしまう。




ターナーの風景画がエッチング等の銅版画としてたくさん残されていました。
その銅版画の緻密さにも心を奪われます。
老眼でよく見えない目を凝らし、眼鏡をはずして顔を近づけ鑑賞しました。



版画には観光案内のような意味合いがあって、ターナーが版画の彫りについても細かく注文を付けているそうです。
日本の時代としては、江戸時代。
ターナーと北斎は、ほぼ同世代と言っていい。
日本も同じように、絵師とともに彫り師や摺り師が活躍しました。
観光案内としての意味、銅と木という違いはあるものの作品を拡散させようとする意図は同じです。
考えることが一緒という事だな。



ん?
SNS?



人って広がっていきたいんだな。
その気持ちって共通なんだな。



広がって、繋がっていこうとする。
それぞれの時代のツールを使って、広がっていこうとするのか。
ネット上での人間関係なんて実を伴わず希薄で…とか、ネガティブに表現することもあるけど、抑えようない内から出る力があるのかもしれない。



妄想は続く。



そうだ。
各地の縄文時代の遺跡から八ヶ岳の黒曜石が発掘されるように。
弥生人が木を刳りぬいた船で交流したように。
もっと言えば、アフリカで生まれた人間の祖先が全世界に広がっていったのも。

とどまれないんだ。
動き続けて広がるというエネルギーが、どこからか人間を押しているのでは。





妄想は止まらなくなる。





ビッグバンで宇宙が広がっていく現象の一部に人間も組み込まれているのではないか。


特別に人間が進化したって以前に、人間も宇宙の一部に組み込まれいるからということではないのか?
だとすると、広がりたいという気持ちは欲求や欲望ではなく、「自然エネルギー」だな。

なら止められない
宿命だ。






妄想はまだまだ続く。




小学生のころから「宇宙が無限?何?どういう意味?」って不思議に思っていて、その無邪気な疑問を友達に話していた記憶があります。
子供同士で話していても埒は明かないですけどね。
友達がその話題に食いついてくれた記憶もない。


そして私は、壊滅的に悲しくなるほど理系分野が苦手で、探求するつもりにもなれず、その能力もなく。
今ネットで検索してみたところで、全く理解できない。
でも、その疑問を持ち続けているのです。


妄想が止まらなくなって宇宙にまでたどり着いてしまった自分に呆れつつ、不思議へのアプローチは、色々な方向からできるし、していいんだな、なんて肯定してみたりね。






そして、まだ妄想はとどまらない。





そう考えると、その「自然エネルギー」は「神」の概念に繋がっていきやすいな。








もういい加減にしましょう






新宿からバスに乗り、「漱石山房記念館」へ行きました。




漱石が晩年を過ごした家が一部再現されています。
漱石を慕って、多くの作家などが集まった場所です。


「漱石と芸術」をテーマにした展示を読んでいたら、漱石がターナーについてふれた文章があると書いてありました。




意図せず選んだ2か所でした。
ターナーはポスターを見て…、漱石は最近「吾輩は猫である」を読み終えた記念に…という理由で選んだのです。


一見繋がっていないように思える事柄が、時を超えて、場所を超えて繋がっているのが面白いな。
関係ないと思っていたことが、私の中で繋がっていくことも楽しいです。


カフェでひと休み。





猫塚









新宿早稲田から、神楽坂、飯田橋、水道橋…と歩き、東京ドームまで。



夜は、学生時代の仲間と「巨人vsヤクルト」戦を楽しみました。