私の大好き

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前提が無いと思ったけれど…

2012年07月29日 06時37分07秒 | お出かけ・お散歩
28日土曜日、渋谷オーチャードホールに「ブロードウェイ・ミュージカル  カム・フライ・アウェイ」を見に行きました。
ロンドンの開会式を早朝から見てしまい、私にしては珍しく二度寝して、若干慌て目のスタートになりました。(昨日の会議が堪えたか


3階席だけど招待券。
どんな舞台か分からないけど、とりあえず行くことにしました。

一応どんな舞台なのか、ネットで調べてみるとフランク・シナトラの歌声に乗せて展開する舞台らしい。
フランク・シナトラ
私にとっては、「有名であることは知っている。」という程度の人。
楽しめるか?



ブロードウェイ・ミュージカルって見たこと無い。
フランク・シナトラをよく知らない。
英語も分からない私は、歌詞の意味も理解できない。
知識だったり、自分自身の経験だったり、文化だったり、
そういう前提が全くないよな…。
そんな風に思いながら、舞台は始まりました。



舞台の後ろはバンドがいて、生の演奏でダンスが繰り広げられました。
そして、歌声はフランク・シナトラです。
ダンスは、男女の駆け引きが表現されています。
クラシックバレエの土台は感じられますが、もっと激しくて、アクロバティックで、表現が具体的。


引き込まれました。
楽しかったの。
バンド演奏にもワクワクしました


気持ちをデフォルメしたダンスの振り付けも、オーバーに表現して強調するということではないんですね。
そこにリアルな感情を感じさせる何かを追求していると思いました。

文楽の人形は背を向けて震えるだけでその哀しさや切なさを表現しようとしていて、究極にそぎ落とした表現の見事なまでの繊細さに感動します。


この文化の違うそれぞれの舞台は、ともに追求しているものは人間のリアルな感情なんだ。
(お話としては夢物語だったりもしますが)



そうか、そこがひとつの「前提」なのか


だから、楽しかったんだね


もうひとつ…毎回思うんだけど、オリンピックの開会式ってみんな楽しいの?
見ておいてなんだけど、あんまり面白くないよね。
詰め込んで、詰め込んで、「どうだ、すごいだろ」的な。




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