メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Seventh Wonder の Waiting In The Wings

2007-11-20 23:40:40 | メロディック・ハード
スウェーデンのプログレッシヴなメタルバンドの2作目。

随所にDream Theaterの影響が見られる。
ベースラインはそのものだ。ドラムスもかなり似ている。
ギターがリフを速めにザクザク切るのは、Dream Theaterじゃなくて何なんだろう?
メロディアスにして、ややスローにした感じだ。

Circus Maximusと似ているが、ちょっと違う。
Circus Maximusは、テクニカルで、攻撃的に切れ味鋭く、クールな印象があるが、
Seventh Wonderは、比較的耽美的で、若干温かみがあるけどダーク。変リズムが少ないかな。
とはいえ、他のバンドと比較したら、遥かにテクニカルである。

ボーカルは、クリアでやや高音だが、線の細さはない。
声質は、ソナタ・アークティカのトニー・カッコに似ている。本家ジェームズ・ラブリエにも似てる。
北欧系なので、当然歌はうまい。

シンフォニックさは、全面的にあるが、概して軽め。
時折入るピアノが、このバンドに必要な透明感と静を出している。

1本調子なのが惜しい。リズムの多くがミディアムテンポなのだ。
曲のメリハリがつけられたら、もっといいバンドになろう。
ギターソロも派手目ならさらにいい。
それらを差し引いても、完成度は高く、素晴らしい。