メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Harem Scarem の Human Nature

2007-01-20 22:19:03 | メロディック・ハード
カナダのHRバンド、Harem Scaremの10作目。
彼らが活躍した80年代後半は、残念ながら聴いてましぇ~~ん。^^;

それでも強引に感想を書いてしまう。
サウンドはTNTやZeno等の、耳なじみのいいHRをやっていると思う。
POPで歌メロがきれいなHRだ。
それに、コーラスワークが重なり、80年代の上質な産業ロックに仕上がっている。

どの曲もキャッチーでシングルカットできる。
特に5曲目のバラード「Hanging On」は、胸を焦がすようなメロディで、Harry Hessの切ない歌声が中毒になりそうだ。
6曲目の「Don't Throw It Away」は、Queenっぽいコーラスとギターで魅了する。
7曲目の「Give love / Get Love」は、これぞキャッチー!
印象的な歌メロとQueenの「Sombody To Love」のようなコーラスが楽しい。
変リズムがうまく緩急をつけている。
9曲目の「Starlight」には、なんとジョン・オバニオンの「Walk Away Renee(いとしのルネ)」って曲を思い出した。(誰も知らないだろう~)

1曲目のタイトルナンバーからして、スケールが大きくて容易にHarem Scaremの世界に入れる。
アプローチとして最適だ。
欲を言うと、ちょっと優等生すぎるので、スピーディな曲を1曲入れるとか、攻撃性を持ってほしいんだな。