メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Annie HaslamのIt Snow In Heaven Too

2005-12-23 21:52:25 | メロディック・ハード
ルネッサンスのボーカリスト、アニー・ハズラムが2000年に発表したクリスマスソング。
翌年、ルネッサンスとしては18年ぶりとなる“Tuscany”を発表している。
その新生ルネッサンスのライブに同行してきたキーボーディストであるRave Tesarが、プロデュースと新曲を1曲提供し、全アレンジをしている。
この共同制作が翌年のルネ再結成を促したのは想像に難くない。

クリスマスソングは、軽快なものと洒落たものに分かれると思う。
アニーは両方を歌いこなしているが、私個人の好みとしては“Christmas Time Is Here”や“Snowman”の洒落たものがいい。

それがわかっているのだろう、Raveの新曲“It Snows In Heaven”は、イギリスならではの格調の高さ、上品さ、清潔さ、簡潔さが伝わってきて、素晴らしくいい!

また、アカペラで歌う“Away In A Manger”はアニーの声1本で勝負していて、衰えぬ声の魅力を感じる。
“Ave Maria”の高音の優しさ、美しさ、ふくよかさ、儚いけれど芯はしっかりしている歌い方は、誰でも歌えるというものじゃないだろう。

いろんな人がクリスマスソングアルバムを発表しているが、アニーのはクリスマスの原点を思い起こさせてくれる。純粋で素朴なクリスマスを。
素直にクリスマスに感謝できる。
それはアニーが製作に当たり、商業的でなく純粋に歌でクリスマスを祝う意志を持って取り組んだからだと思う。その分素直にからだになじんでいく。
地味かも知れないが、大切な作品である。


話は変わりますが、『Merry Axemas』という、ロックギタリストのクリスマスソングの中でも、スティーヴ・ヴァイの“Christmas Time Is Here”はイチバンでしたぁ。(^^)v

ロボコン

2005-12-23 20:46:19 | Weblog
NHKで高専ロボコンをやっていた。
圧倒的な強さで他を寄せ付けなかった東京高専が優勝すると思いきや、決勝では自動ロボが制御しきれず、惜しくも津山高専に負けてしまった。
この津山高専、予選ではゴールはおろか、途中で終わってしまったというロボットだが、相手のミスがあって、ラッキーで勝ち残ったチームだ。
決勝戦もラッキーだったのか??

いやいや、試合毎に調子を上げ、優勝のプレッシャーがかかる決勝戦でもマイペースで設定上のトラブルもなく進んだ“打たれ強い”ロボットは優勝の価値があると言えよう。
転倒しても、見事に起き上がって転倒のロスなんて感じさせない強さ。
まさしく雑草の強さだ。
東京高専の非のつけどころのない、素晴らしいマシンは魅力的だが、津山高専の人間味のある、データでは負けるが、勝負はやってみなくちゃわからないという、ロボットにして人的要素で勝負が決まったのはおもしろい。

惜しくも敗れ去った東京高専だが、その実力は視聴者の誰もが認めたことだろう。
その証拠に「ロボット大賞」を受賞した。
彼らに取っては、大きな痛手となっただろうが、長い目で見ればいい経験だろう。
勝負は下馬評じゃ決まらない。
それぞれに素晴らしいロボットを作り上げた高専生の今後が楽しみになる、楽しい番組だった。