メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

YngwieのThe Seventh Sign

2005-12-13 17:12:59 | メロディック・ハード
通算8作目。94年作品。
日本のメタルバンド「ラウドネス」の2第目ヴォーカルであるマイク・ヴェセーラを起用している。
ハイトーンで伸びがあり、ファズがかった声は甘さとパワーを兼ね揃えている。

これまでのワンパターンしつつあった楽曲を大幅に見直し、バラエティに富んだ作品作りをしているのが注目ポイントだ。
インギーがいくらワザが高度でも作品が良くなければアピールしないと認めたためだという。

Frever Oneはスローで叙情的で哀愁がある。
スピーディーな曲は、それほどはギターを前面に出さず、わかりやすい曲作りをしている。が、ギターソロになると一転、インギーの世界になり、ギターフリークをも楽しませてくれる。

私の趣味からいうと“Brothers”がいい。バロック系ネオクラシカルだ。
Icarus'にあった装飾をギリギリまで削り取り、コアな部分だけ残したかのようだ。それだけに変化に乏しくつまらないが、テーマを一段階高みに昇華させたような完成度の高さがある。

キャッチーな曲あり、インドの民俗音楽調あり、再びバロック調あり~のの、次にどんな曲が飛び出すかわからない、楽しいアルバムだ。
それらがすべてインギーカラーで覆われているのは驚異である。


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2 コメント

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90年代 (虹象)
2005-12-17 10:38:46
彼にとっては90年代(協奏曲を除く)最高傑作!



発売当時私の父親が食道ガンで入院しており

私は病室で聴きまくっていました。(苦笑)

お陰様で父親は今でもピンピンしております♪
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90年代はよくわからないよぉ (massh@まー)
2005-12-18 22:19:39
はぁ、聴くと当時の病室がぱぁーっと目に浮かぶスーパーな作品なんですね。

そういうの、ありますよね。

別れた人とよく聴いたのとか。

お父様は元気で何よりです。Brunoさんのブログにも登場してきますね。



うん、なんかこの作品以降はパターン化に陥ったような。。
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