通算8作目。94年作品。
日本のメタルバンド「ラウドネス」の2第目ヴォーカルであるマイク・ヴェセーラを起用している。
ハイトーンで伸びがあり、ファズがかった声は甘さとパワーを兼ね揃えている。
これまでのワンパターンしつつあった楽曲を大幅に見直し、バラエティに富んだ作品作りをしているのが注目ポイントだ。
インギーがいくらワザが高度でも作品が良くなければアピールしないと認めたためだという。
Frever Oneはスローで叙情的で哀愁がある。
スピーディーな曲は、それほどはギターを前面に出さず、わかりやすい曲作りをしている。が、ギターソロになると一転、インギーの世界になり、ギターフリークをも楽しませてくれる。
私の趣味からいうと“Brothers”がいい。バロック系ネオクラシカルだ。
Icarus'にあった装飾をギリギリまで削り取り、コアな部分だけ残したかのようだ。それだけに変化に乏しくつまらないが、テーマを一段階高みに昇華させたような完成度の高さがある。
キャッチーな曲あり、インドの民俗音楽調あり、再びバロック調あり~のの、次にどんな曲が飛び出すかわからない、楽しいアルバムだ。
それらがすべてインギーカラーで覆われているのは驚異である。
日本のメタルバンド「ラウドネス」の2第目ヴォーカルであるマイク・ヴェセーラを起用している。
ハイトーンで伸びがあり、ファズがかった声は甘さとパワーを兼ね揃えている。
これまでのワンパターンしつつあった楽曲を大幅に見直し、バラエティに富んだ作品作りをしているのが注目ポイントだ。
インギーがいくらワザが高度でも作品が良くなければアピールしないと認めたためだという。
Frever Oneはスローで叙情的で哀愁がある。
スピーディーな曲は、それほどはギターを前面に出さず、わかりやすい曲作りをしている。が、ギターソロになると一転、インギーの世界になり、ギターフリークをも楽しませてくれる。
私の趣味からいうと“Brothers”がいい。バロック系ネオクラシカルだ。
Icarus'にあった装飾をギリギリまで削り取り、コアな部分だけ残したかのようだ。それだけに変化に乏しくつまらないが、テーマを一段階高みに昇華させたような完成度の高さがある。
キャッチーな曲あり、インドの民俗音楽調あり、再びバロック調あり~のの、次にどんな曲が飛び出すかわからない、楽しいアルバムだ。
それらがすべてインギーカラーで覆われているのは驚異である。