スウェーデンのメロディック・メタルのDragonlandの4作目。
3/3に書いたDreamlandとは違うからややこしい。
DragonlandのドラマーであるJesse Lindskogは、Dreamlandのドラマーを兼任してるし、DreamlandのVoであるJake Eが4曲目の“Astromony”で曲作りに参加してるから、さらにややこしい。
アルバムは大変シンフォニックである。
宇宙と天体をテーマにしたコンセプトアルバムのようだ。
曲間にギリシャ神話やユダヤ教の伝承のようなものを、大量に挿入している。
それらを読みながら聴き進めていくのだろうが、なにぶん長いので省略。^^;
前半と後半でがらりと表情を変えるので、分けて書いてみる。
前半は、ミディアムテンポのシンフォニックなメタルが続く。
2曲目の“Cassiopea”は女性ボーカルとのデュエットが美しい。
3曲目の“Contact”は疾走曲。
VoのJonas Heidgert(ヨナス・エイジャート)の高音の声がいい。
踏ん張らないエドゥ・ファラスキというか。。
4曲目のタイトルナンバーである“Astromony”は、DreamlandのJake Eさんの声が聴けますね。確認したら、1と4で歌ってました。
この掛け合いは若さと勢いがみなぎっていて、パワフルだ。
5曲目もなかなか速い。デス声も出して、Jonasさん、がんばってます。
それぞれのギターソロは長くはない。リフもそんなには複雑ではない。
ここまで聴いたら、水準以上のメロディック・メタルといったところだ。
ところが、6曲目の“The Book Of Shadows PartⅣ:The Scrolls Of Geometria Divana”で急変する。
オーケストレーションを大胆に取り入れていて、ヘタするとクラシックだ。
10~12曲目もシンフォニック。
B誌のインタビューにもあった通り、KeyのElias Holmlidが多くを作曲した結果、シンフォニックになったという。
Adajioのようなクラシックとメタルを壮大さの中で濃く融合という場面もあるけど、半分はクラシックそのものだ。
私でさえ、ちょっと冗長さを感じちゃったりして。。いや悪いワケじゃない。
いいんだけど、だからこそ残念な面が引き立ってしまうのだ。
ヴェートーヴェンの「月光」を取り入れた7曲目“Beethoven's Nightmare”や、叙情的なメタルの9曲目“Direction : Perfection”と、聴き所は多い。
クラシックさをうまく調理できれば、素晴らしいものになるだろう。
3/3に書いたDreamlandとは違うからややこしい。
DragonlandのドラマーであるJesse Lindskogは、Dreamlandのドラマーを兼任してるし、DreamlandのVoであるJake Eが4曲目の“Astromony”で曲作りに参加してるから、さらにややこしい。
アルバムは大変シンフォニックである。
宇宙と天体をテーマにしたコンセプトアルバムのようだ。
曲間にギリシャ神話やユダヤ教の伝承のようなものを、大量に挿入している。
それらを読みながら聴き進めていくのだろうが、なにぶん長いので省略。^^;
前半と後半でがらりと表情を変えるので、分けて書いてみる。
前半は、ミディアムテンポのシンフォニックなメタルが続く。
2曲目の“Cassiopea”は女性ボーカルとのデュエットが美しい。
3曲目の“Contact”は疾走曲。
VoのJonas Heidgert(ヨナス・エイジャート)の高音の声がいい。
踏ん張らないエドゥ・ファラスキというか。。
4曲目のタイトルナンバーである“Astromony”は、DreamlandのJake Eさんの声が聴けますね。確認したら、1と4で歌ってました。
この掛け合いは若さと勢いがみなぎっていて、パワフルだ。
5曲目もなかなか速い。デス声も出して、Jonasさん、がんばってます。
それぞれのギターソロは長くはない。リフもそんなには複雑ではない。
ここまで聴いたら、水準以上のメロディック・メタルといったところだ。
ところが、6曲目の“The Book Of Shadows PartⅣ:The Scrolls Of Geometria Divana”で急変する。
オーケストレーションを大胆に取り入れていて、ヘタするとクラシックだ。
10~12曲目もシンフォニック。
B誌のインタビューにもあった通り、KeyのElias Holmlidが多くを作曲した結果、シンフォニックになったという。
Adajioのようなクラシックとメタルを壮大さの中で濃く融合という場面もあるけど、半分はクラシックそのものだ。
私でさえ、ちょっと冗長さを感じちゃったりして。。いや悪いワケじゃない。
いいんだけど、だからこそ残念な面が引き立ってしまうのだ。
ヴェートーヴェンの「月光」を取り入れた7曲目“Beethoven's Nightmare”や、叙情的なメタルの9曲目“Direction : Perfection”と、聴き所は多い。
クラシックさをうまく調理できれば、素晴らしいものになるだろう。