東京ナイト

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ももクロ夏のバカ騒ぎ2012 Tour-最終戦- @西武ドーム

2012-08-06 00:22:09 | ももいろクローバーZ
という訳で、昨日に続いて今日もアイドル漬けの一日。
昼間はお台場のTIFに参加して、お腹いっぱいアイドルライブを堪能し、夕方から西武ドームでの「ももクロ夏のバカ騒ぎ2012 Tour-最終戦-」に行ってきました。

で、先に西武のルポから。
今回のももクロのライブ、実はけっこう不安でした。
理由はふたつ。

ひとつ目は、去年の夏のAKB48の西武ドームライブの記憶。
運営もメンバーも「失敗ライブ」と話していますが、実際、お客として参加した僕にとっても、とにかくつまらなかった。
「西武ドームは広いなー」とひたすら思ったし、多分、パフォーマンスしているメンバーも同じ事を感じていたと思うけど、個々人の努力や才能ではとても埋らないほどの「距離」を痛烈に感じさせる残念なライブでした。

なので、「ももクロが西武ドーム」と発表された時、まず不安を感じました。
でも、あの横アリの神公演を観たら、「ももクロならやってくれるかも」と期待も有ったりしました。

で、不安のふたつ目は、最近のアイドル漬けの日々。
ももクロが「今会えるアイドル」じゃなくなっている今、リアルに「今会えるアイドル」に会いまくって楽しい毎日を送っているわけですが、その分、ももクロはすっかりご無沙汰。
今日も、行きの電車の中で「ももクロのmixってどんなだったけ?」と忘れている自分にびっくり。
なので、そもそも「ももクロのライブを楽しめるの、自分?」という不安もあったりしました。

ライブが終わった今、率直な感想としては、
「やっぱ、ももクロすげーな。でもドームはもう勘弁」といった感じでしょうか。
点数をつけるとしたら80点くらいかな。

あの広い西武ドーム、たった5人で37,000人もの観客と対峙し、きちんと3時間30分のライブをだれることなくやりきったのは本当にすごいし、今の多様なアイドルシーンの中でも、そんなことができるのは、ももクロしかいないと思います。

特にAKB48の西武ドームライブ経験者としては、あの時の絶望的なまでの「距離」をはるかに縮めることの出来た、ももクロのパフォーマーとしての実力と、それを大きく手助けした37,000人の鍛えられたモノノフの熱さは、新たな「Z伝説」にふさわしい内容だった気がします。

神公演だった横アリの2日目、「見渡せばパノラマ地獄」は、今日のための実験だったのかもしれません。
球場の真ん中に作られた360度見渡せる舞台は、「パノラマ地獄」そのもの。
すでに経験済みのももクロちゃん、戸惑うことなく、縦横無尽に舞台を使いこなしていました。
しかも、ジャニーズ張りにクレーンを使ったり、ももクロのお家芸「ゴンドラ」を使っての練り歩き、さらに杏果が乗れるようになった自転車を使っての移動(笑)など、ドームの距離を少しでも縮める工夫が随所になされていて、演出の頑張りを感じました。

とは言え、やっぱり「ドームは広すぎるよ」。
特に午前中、武道館でのクリスマスライブが決まっている東京女子流を最前2列目で見たりしているので、ますますそんな気がしたんだと思います。

今日のセトリは、横アリの2日目に似て、余計な演出とかもほぼなく(林家ペー&パー子の乱入はあったけど)、かなりシリアス。
でも、横アリの2日目のあの興奮は味わえなかった・・・。
やっぱり「ドームは広すぎるよ」・・・。

今度のクリスマスライブは、「さいたまスーパーアリーナ2DAYS」ということが今日のライブ中に発表されました。
松崎しげるが出てきて発表し始めた時は、「やば、クリスマスもまた西武ドーム?」と一瞬、心配になったのですが、運営も規模の追求ばかりでは、メンバーにとってもファンにとっても得るものがないと理解したのでしょう。

実際、今日のライブも、全国50箇所の映画館でライブビューイングされていて、13,000人ものモノノフが見ているとの事。
会場の規模は小さくなっても(って、それでも2万人だけど)、質を高くすれば、ライブビューイングでもそれなりに稼げるし、長い目で見ればそっちの方が「得」と判断したのかな。

という訳で、ももいろクローバーZの西武ドーム、メンバーとモノノフの戦闘力の高さを感じさせたすごいライブでした。
37,000人のサイリウムもきれいだったし、ドームに響き渡る歓声はすごい。

ももクロは、今日も地下で頑張るブレイク前のアイドル達の光る星なんだから、ますます輝いて欲しいものです。

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