パドックでの出来事

ブレイクランアウト登場の60分前からパドック最前列を確保するために行動を起こしていた私ですが、パドックでとても嬉しい出来事がありました。

私は精神を研ぎ澄まし（大袈裟）ブレイクランアウトの登場を待ちました。
コンヴィヴィオがパドックから居なくなった位から最前列を確保出来ました。

すると、しばらく前から右隣にいた女性２人の会話が聞こえてきます…
女性Ａ「さぁ、ついに登場よ」
女性Ｂ「４番だよね」
女性Ａ「あの横断幕見てよ、凄いキレイ」
女性Ｂ「イタリアっぽいね」
女性Ａ「あれは勝負服になぞらえて作ったのよ」
女性Ｂ「ふーん」
女性Ａ「私、ブレイクが出てきたら泣いちゃうかも」
まだまだ続く…

と言った会話がブレイクが登場する前に繰り広げられており、私は思わず胸が熱くなりました。
ブレイクがこんなにも愛されているなんて…。
たった一回の競馬で一般の競馬ファンにもブレイクランアウトは浸透している事を実感しました。
ちなみにブレイクランアウトが登場してからは私の耳には女性たちの会話は届きませんでした(笑)

一心不乱にデジカメ写真を一通り撮り終わると、今度は左隣の女性が私に話掛けてくれました。
女性Ｃ「あのー、ブレイクランアウトの出資者の方ですか？」
まさる「えっ？そうです…」
女性Ｃ「私も出資者です。口取り当たったんですか？凄い激戦だったみたいですね」
まさる「ええ、メールでの抽選にハズレたので10時きっかりに電話して…」
女性Ｃ「私も申し込みましたがダメだったんです。電話も電話したんですよ」
まさる「それは残念でしたね」
女性Ｃ「羨ましいです」
まさる「素晴らしいバランスの馬ですね」
女性Ｃ「頑張って欲しいですね」
まさる「とにかく無事に走ってくれれば…」
女性Ｃ「そうですね」

と言った会話を岩田騎手が跨ったラスト一周の周回の時にしていました。
初対面の方にいきなりバランスがいい馬ですね、とか言ってしまう私って我ながら笑えます（笑）

ブレイクランアウトはこうして新しいお仲間や出会いを与えてくれています。
ひたすら感謝です。
特別な輝きを持つブレイクランアウトは私の競馬殿堂入りが決定しました。
これで２頭目です。
昨日のレースでは私のいつも言っている事が全て悪いほうに出てしまいました…。
スムーズで無く不利も受け、さらにダメージの残りそうなラストの競馬でした…。
とにかくブレイクランアウトには異常なく元気に次のレースに向かえる事を私はひたすら祈ります。
この馬の活躍を私は出来るだけ長く見ていたい。
それだけの逸材なのですから…。