まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

領家厩舎の仕上げ

2010年06月13日 20時33分31秒 | 今日の日記
何だか今日は帝王賞の登録メンバーの発表はないみたいですね。
まぁ、慌てても仕方ないですからその時が来るのを待ちましょう。


今日は領家厩舎のセイウンワンダーが久しぶりの勝利を成し遂げました。
さすがに実力馬。どんなカテゴリーでもしっかりと結果を出す万能タイプではありますが、やはり1600~2000くらいが一番力が発揮できる舞台ですね。

4歳芝路線はここに来て脱落が多く残念な思いをしていましたが、セイウンワンダーが意地をみせてくれました。
さすがはGⅠ馬。底力が違いました。



それにしても領家厩舎の仕上げも見事でした。
狙ったレースを外さない仕上げはさすがです。
戦前に「開催が変わると(賞金計算が半分になり)出たいレースに出られなくなるので何としても勝ちたい」と意欲を見せていた先生の思いが結実しました。

シルクメビウスの東海Sも強気なコメントは実に心強く感じましたし、絶対に落とせないレースとしてしっかりと叩き2戦目できっちりとメビウスを仕上げてくれました。


領家先生は鹿児島出身で騎手から調教師になった方。
毎年九州産馬も預かっています。
以前から若手騎手を積極的に起用する先生で、恐らく自身の騎手時代の不遇を味わっているからこそ今の若い騎手にチャンスを与えているのではないでしょうか?
温情あふれる先生の人柄が伺えます。

狙ったレースは外さない調教、そして人にも馬にも温情あふれる領家先生のもとでシルクメビウスはもっと強くなってくれるでしょう。

先生の久しぶりのGⅠ制覇がシルクメビウスによって成し遂げられたらこんなに嬉しい事はありません。