まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

時代は牝馬

2010年04月05日 19時55分17秒 | 今日の日記
今年度の桜花賞がいよいよ今度の週末に行われます。
我が陣営のスター候補生シーズンズベストは桜花賞を夢見させてくれましたが、新馬戦快勝のあと、調整中に骨折してしまい、とても間に合いませんでした。
夢は来年に続きます。


やはり牝馬は桜花賞ですね。
他の牝馬のレースと比較にならないくらいに価値があると思います。
最も美しい。

繁殖にあがるのなら牝馬は早く引退させるのが良いと考えています。
極端な話、桜花賞を勝つような牝馬はレース後即引退でも良いかと思っています。
勝ってしまうと期待されてその後も長く走らされてしまうかもしれません。
馬体は痛むし気力は萎え、アクシデントのリスクもありますし、出来るだけ早く繁殖に上がってもらいたいものです。



話は変わりますが、私の08産駒は殆どを牝馬で揃えました。
こんなことは初めてです。
たまたま気に入った馬が牝馬だっただけではありません。
試行錯誤の最中です。


牝馬は牡馬よりも安い価格設定で募集にかかります。
従って少ない資金で夢を見るには案外と牝馬の方が近道なのではないかとも思っています。

同じ1800万の価格でも牝馬の1800万は牡馬の2400万位(あるいはそれ以上)の意味があると考えます。
良い馬を安価で手に入れるには実は牝馬の方が良いと思うこともあります。

本当に良い牡馬は個人馬主や本家に流れるのは必然だし、牝馬は人気がないのが一般的な話。
クラブ牝馬なら血統だけで売れるし、牧場側とすれば都合が良い場合もたくさんあると思います。

牝馬は走る期間も限られており、繁殖用に牧場に戻すと最初から通知されている馬もいるくらいです。
引退後がある意味保証されていると言うのも嬉しいですよね。


実際は繁殖に上がっても良い仔が出なければ廃用になるケースも普通にあるし、我々が思い描く理想像とはかなり違って厳しい世界だと思います。

だから自分の愛馬だった牝馬の仔が募集されていたら嬉しいでしょうね。

そんな一口の楽しみ方もあると思います。
命の連鎖。

そんな楽しみ方を模索しての08産の出資ではなかったかと総括します。