インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

デフレ経済 ~たけしのTVタックル~ 亀井静香出演

2009-11-23 22:56:39 | 経済
  今日は夜がフリーなので、久々にテレビタックルを観た。地元の政治家(亀井さん)が出演し、下請けの製造業者など年末を乗り越えられない方々?も大勢登場していた(志願か? スカウトか?)。

 実に興味深い内容で、デフレ経済(商品下落→ 業者圧迫→ 賃金下落…)を解説していた。確かに今、商品が安い(というより、激安店が多い)。体力をつけるため、今日も結構な買い物をしたが、特に下の3品目は安すぎるような気がする…



 アジ2匹(山口産);298円
 サバ(三重産);198円
 有機ワイン;598円

 高いガソリンで漁をして、こんな価格で漁師は生活できるのか? いや、前からアジは一匹150円くらいだったかも知れん(さっそく、刺身にして食べた)。

 これで約1000円だから、夜に1時間バイトでもすればいいわけであるが、今はそのバイトすらないようである。亀井静香の地元(この尾道界隈)はまだ恵まれているようで、四国(高知らしい)から若者が出稼ぎに来ていて、夜のバイト代は親に廻すらしい(なんという親孝行者だ!)。

 亀井氏によると、高度成長期とは逆で?今、経済がどんどん縮小している。値段を下げ、節約し、仕事を減らし、給料を下げていく。そんな家庭に子供手当てなどしても意味がない。ここで、でっかく経済対策をやらないといけないとか(?)。抽象論ばかりで、具体的な解決策は聞かれなかった(たぶん、何もないのだろう)

 まだ(激安店のある)都会は物価が安いからいいが、田舎のスーパーは高く、1000円では何も買えない。しかも田舎には役場や農協のほか、雇用がほとんど無いわけで、貯蓄マネーや年金マネーがただ廻っているだけか(いや、一方的に消えるだけか)。
 
 例のごとく、農業や林業、介護やら非現実的な解決策を主張をしなかったし、さまざまな意見が聞けたし、なかなか本音な番組でよかった。解決策では、110円ぐらいの円安にすればいいとか(勝間さんが主張)あったが、米ドルが刷られまくっているので、逆な方向に進むような気がする。ということは…

  来年はもっと悲惨な経済環境になるということか(もっと節約し貯蓄せねば)

  贅沢なものを食べすぎですね(味噌汁と沢庵、玄米だけで生活してください)

 

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