インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

4月23日 …インディオが持っている本

2007-04-23 00:59:47 | 古代アメリカの資料
 中身のあるインディオ(?)になるためには、本を読まねばなるまい。
 この僕様は、インディオであると名乗っている以上、少しは読み漁った。
 今後、紹介する本であるが、胡散臭いのも多いし、難解なのもある。あまりに高価なものは(5000円以上する奴とか)持っていない(手が出ない…)。

 マヤ・アステカ、インカなど、古代アメリカ世界のマニアにとっては、物足りないと舌打ちされるだろうが、僕はマニアではない(…自分ではそう思っているが)。

 まずは堅苦しい新書からスタートしたい(そのうち怪しげな本もボンボン登場する!!)。

 勝手ながらレベルを付けさせて頂いた。(読み手によって違うだろうが)。
 ●難
 ◎やや難
 ○普通
 △易


○『古代アステカ王国』~征服された黄金の国~ 
 (中公新書)増田義郎699円+税

 インディオもの、日本最高権威?の一作。
 2002年の正月に一気に読んだ。アステカ王国がスペインに滅ぼされる「読み物」として通読できて面白かった。生け贄だらけで不気味だったが。
 妙な気分だが、怖いもの見たさで読み進んでいるうち、慣れてくる。
 大学の先生が書いたもので、図や解説が挿入され、入門書として推薦。

◎『マヤ文明』~世界史に残る謎~ 
 (中公新書)石田英一郎700円
 久々に本棚から引きずり出した。
 タイトルを見て一瞬、『マゾ文明』の方が良いのではないかと思った(笑)。
 マヤの宗教と暦数など載っているが、七割ぐらいしか読んでいない。専門的なので(分析的)、よっぽど興味がある人以外、通読はキツイと思う。
 筆者の石田氏も「だったであろう」とか「ではなかっただろうか」と推測した文を連ねている。石田氏は1968年に亡くなられたから、相当古いはずで、その後、新しい発見は沢山あっただろうに。謎は深まるばかりなのだろうか。


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