インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

明るく楽しいブログが良いか?

2008-05-18 03:01:41 | 苦しみを分かち合う
 週間訪問者数が500人を越えた。うれしい反面、ネットは誰が読んでいるかわからないため、内容の抑制が働いてしまう。

 さっき外国映画『あなたになら言える秘密のこと』を鑑賞し、色々考えさせられた。なかなか質の良い映画だった。誰しも人間は苦しみを背負って生きていくであろうが、これはレベルが違う。インディオの人生もなかなか苦しみが多いような気がするが(だから癒しの夢を見るのか)、世の中には想像を絶する運命を与えられた人も少なくないように思われる。

「明るく楽しいのが良い」ような世の中の傾向で、苦しみを如何に背負っていくか、苦しみを分かち合うか…。癌患者の苦しみは、癌患者にしか分からない。タバコを吸いまくるなど癌になった原因が自分にあるから自業自得だと、無視することも出来るだろう。でもそれが自分の親だったら最後まで面倒をみるしかない(しかしどうすることも出来ない)。

 癌患者やホームレスは遠い将来の自分かもしれない。
 老人になったり、死ぬのは必ず経験しなければならない(早死にすれば老人になったときの苦しみは避けられるが…)。

 インディオの人生で苦しかったことは、けっこう「あなたになら言えない秘密のこと」の領域になるかもしれない(いや、インディオは自我が強いので、客観的には大したことないかも…)。

 「苦しみは誰にも言ってはいけない」 
 

  

 

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