田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

道警音楽隊 クリスマスコンサート

2022-12-11 13:53:09 | ステージ & エンターテイメント

 道警(北海道警察)音楽隊らしく(?)軽快な演奏が耳に心地良く届いた。久しぶりに聴く道警音楽隊の演奏だったが、確かな技術に裏付けられた演奏とカラーガード隊の華やかなでキレのある演技で楽しむことができたクリスマスコンサートだった。

        

 12月9日(金)夜、道民活動振興センターの主催「かでるクリスマスコンサート2022が開催され、参加を申し込んだところ入場券を入手できたので参加した。出演は北海道警察音楽隊(以下、道警音楽隊と略称する)と北海道警察カラーガード隊だった。道警音楽隊は道民の人気が高いようで、かでるホールは満員の盛況だった。

 コンサートは1部と2部に分かれており、第1部は道警音楽隊の演奏をじっくり楽しむステージだった。演奏された曲は掲載したとおりだが、私は道警音楽隊の音は “軽快” とか “軽やか” という表現が相応しいと思っている。確かな技術に裏付けされた軽快な音が耳に心地良く聴こえてくるのだ。私は道警音楽隊を自衛隊音楽隊と比較してみることがある。そうすると二つの音楽隊の違いが良く分かるのだ。

        

 自衛隊音楽隊(ここでは北部方面音楽隊を指す)は、音楽教育を専門に受けてきた演奏家を中心とした音楽隊だと聞いている。そうしたこともあり、演奏される曲目は重厚な曲が多いように感じられる。そしてその目的はあくまで自衛隊及び隊員たちの士気高揚が主目的だという。対する道警音楽隊は専門的に学んだというより高校などでブラスバンド部などに所属した職員の中から選抜されると聞いている。そしてその目的も北海道警察の活動に対して道民の理解と協力を得るためだという。そのあたりが音楽性の違いにも出ているように感じられる。

 ユニフォームも対照的だ。道警の方は主として白系の制服を身に着けて演奏する場合が多い。これだと女性隊員でも違和感がない。対する自衛隊の方は深緑系でやや重々しい印象を与える。

  

※ この写真で道警音楽隊は紺色の制服であるが、コンサート時は白い制服だった。カラーガード隊員が写真では9名になっているが、コンサートでは5名でやや寂しかった。

 こうしたことが聴いている私たちにも伝わってきているように思えるのだが、道警音楽隊のコンサートはいつも楽しく親しみを覚えるコンサートである。第2部のステージドリル「ミュージック・パトロール2022」もカラーガード隊を交えて、楽しく華やかなステージが展開され、私をはじめ駆け付けた道民の方々も満足して会場を後にしたに違いない。

 道警音楽隊、自衛隊音楽隊、それぞれ音楽性に違いはあるものの、どちらの演奏も素晴らしいことには違いない。これからも機会あるごとに両者の演奏会に駆け付けたいと思っている。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。