どう考えてみても子ども向けの企画だと思われるのだが、いい歳をした大人が(いやオジィが)敢然とこのクイズラリーに挑んだ。“挑んだ” とは勇ましく聞こえるが何てことはない。中央区内の数か所を訪れるという他愛ないものだったのだが…。
先日、広報さっぽろの12月号が配布され、そのなかの「ちゅうおう区民のページ」というところに「もっと知りたい!『ちゅうおうクイズラリー』開催」という記事が載っていた。
暇を持て余している(?)ジジィは「どれどれ」と思いながら記事を眺めてみると、「区内の5つのクイズスポット(大倉山ジャンプ競技場、円山動物園、札幌市資料館、札幌もいわ山ロープウェイ、札幌市電)を巡り、クイズに挑戦しながら地域の魅力を再発見するイベントです」とあった。
5つのスポットとも私にとっては何度も訪れたところであり、珍しくも何とも感じないところばかりである。ただ、そこにクイズが付加されたことでちょっと興味が沸いた。いつも暇なジジィにとっては暇つぶしなるかな?との思いから区の呼びかけに反応してみることにした。
昨日、札幌市資料館、札幌市電、札幌もいわ山ロープウェイの順に回り、本日残った大倉山ジャンプ競技場と円山動物園を巡って歩いた。
クイズの内容は難しくなく、それぞれの施設にはヒントカードも用意され小学生でも十分に答えられる内容であった。例えば「冬の札幌で活躍するササラ電車!この名前は、車両の前後に取り付けられたブラシで線路の雪を飛ばすことからつけられました。さて、ブラシは何でできているでしょうか?」という問いに、①動物の毛 ②竹 ③鉄 の3択から選ぶ方式だった。
私は早速答えを書いてメールで送信した。その際に、「参加した感想」を書く欄が必須事項としてあった。そこで私は次のように記入して送信した。
「冬期間は戸外に出るのが億劫になりがちだが、こうした企画によって戸外へ出るキッカケとなり、健康づくりにも資する企画である。また、私は実現しなかったが、親子、あるいは孫と一緒に参加することによってコミュニケーションを図る絶好の機会ともなる」とこの企画を持ち上げたが、これからも違った形、内容での市民、区民が参加する企画が提供されることを望みたい。