ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園の奥では、コバギボウシの花が咲いています

2014年08月27日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川河畔沿いにある秋ケ瀬公園の一番下流側に位置する桜草公園は、現在、ヨシなどが背丈3メートルぐらいまで伸び、人を寄せ付けない草原になっています。

 この背の高いヨシ原の奥に、荒川の大きな水門がなんとか見えます。



 3月から4月にかけての草丈が低かった草原の景色とは様変わりしています。

 この背の高いヨシ原の中では、淡い紫色のコバギボウシの花などが密やかに咲いています。


 
 桜草公園の草原部分は立ち入り禁止です。その中を歩道が設けてあります。背の高いヨシが視界を奪っています。



 歩道沿いのヨシ原の一部では幅1、2メートルほどヨシを刈ってあり、陽光をヨシ原の中に入れています(作業の方が数人いて、歩道沿いのヨシを刈っているようですが、その作業内容・理由は分かりません。桜草公園内は特別天然記念物指定なので、手を入れるそれなりの理由があるからです)。
 
 歩道沿いに刈ったヨシのおかげで、歩道近くにたくさん咲いているコバギボウシの花を観賞することができます。




 
 この残暑の季節に、桜草公園の中でコバギボウシが咲いていることを今回初めて知りました(佐久荒船高原では所々に咲いています)。
 
 刈られたヨシの中に、センニンソウの白い花も咲いています。つるとして成長する植物です。



 センニンソウは有毒な植物です(漢方薬にも使います)。 

 
 この桜草公園では今年3月には可憐なアマナの花が咲いていました(2014年3月30日編をご参照)。桜草公園は春には訪れる方が多いのですが、ヨシ原が茂る現在は、訪れる方はまばらです。

埼玉県南部を流れる河川で、水鳥のコサギなどを見かけた話の続きです

2014年08月26日 | 季節の移ろい
 埼玉県南部を流れる河川沿いの小道を歩いて行くと、水鳥のコサギやカルガモなどが集まる浅瀬がある話の続きです。

 この川はここ数日間の残暑の中を、静かに流れています。向かって右側にS字状に蛇行して流れています。



 最近、特に豪雨がなかったからでしょう。

 川の遠くの浅瀬には、コサギやカワウが数羽いますが、小さくしか見えないので、たぶん識別できないと思います。

 コサギやカルガモなどが集まる浅瀬では、時々、カワウなどが5、6羽も集まっていることもあります(どっちが相手を追い払っているのか不明です)。



この浅瀬近くに飛んでいたカワウは、近くの水面に下りると、泳ぎ始めました。



 水面下に潜って、魚を狙う様子です。



 アオサギも数羽、それぞれ一定間隔の縄張り(?)ごとに離れて、川岸に潜んでいます。





 スズメやハクセキレイも河原の草むらに時々、飛んできます。時々、オオヨシキリではないかと思われる野鳥も飛んできます。

 この穏やかな流れの河川では、カワセミも時々、飛んできます。あまり縄張りが安定していない様子で、カワセミは出て来たり、来なかったりします。

埼玉県南部を流れる河川で、水鳥のコサギやダイサギなどを見かけました

2014年08月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県南部を流れる河川沿いの小道を歩いて行くと、水鳥のコサギやカルガモなどがそろって浅瀬にいました。この浅瀬は、魚を捕りやすい場所のようです(2014年8月4日編でご紹介した河川の浅瀬です)。

 この浅瀬では、コサギ1羽とカルガモ数羽が休んでいます。





 カルガモはそれぞれいくらか距離を置いて、休んだり、川の中の魚を狙ったりしています。



 この浅瀬のすぐ近くに、コサギが数羽飛来しては、少し経つと飛び去ります。





 この浅瀬の前後がお気に入りの場所のようです。

 この浅瀬の前後にダイサギも数羽いて、それぞれ距離を置いていて、川の中の魚を狙って歩いています。



 さらに、アオサギやカワウなども数羽います。

 8月23日に二十四節気の処暑になり、猛暑もいくらか和らぐ季節のはずなのですが、昼間はやはり猛暑です。

 浅瀬で水につかっている方がいくらか涼しそうですが、カルガモなどは浅瀬に上がって、まどろんでいます。水鳥も日向は暑いと思うのですが・・。

埼玉県川島町の郷土料理「すったて」という冷や汁うどんをいただきました

2014年08月24日 | グルメ
 埼玉県比企郡川島町の夏の名物「すったて」という冷や汁うどんをいただきました。

 川島町を通ると、郷土料理「すったて」「呉汁」という看板を時々、見かけます。数年前に「すったて」を、一度、食べたことがあります

 今回、川島町を流れる入間川・荒川に近い道をお昼時に通っていた時に、「篁園=こうえん」という比較的小さなうどん店に入りました。猛暑なので、冷や汁うどんの「すったて」を注文しました。

 冷や汁うどん「すったて」は、ミソをだし汁でのばした付け汁に、キュウリ、ミョウガ、オオバを細切りにし、炒ったシロゴマを散らしたものと一緒にうどんを食べるものです。「こうえん」の「すったて」は、うどんを最初から付け汁に入れたものとして提供されます。他のうどん屋では、うどんは別の容器に盛られていて、付け汁に漬けて食べるものが多いです。


 
 「こうえん」の「すったて」は、うどんを漬けてある冷や汁に氷の破片が入っていて、濃い付け汁を足しながら、よく混ぜると、氷でうどんなどが冷やされて美味しいです。白ゴマが香ばしく、キュウリ、ミョウガ、オオバがそれぞれにシャキシャキしていて、歯ごたえがいいです。


 
 猛暑時に涼しい食感を感じる食欲が進む冷や汁うどんです。「こうえん」は、うどんを注文があってからゆで始めて、冷水でしめます。このため、いくらか時間がかかります。うどん自身がとても美味しいです。

 川島町は江戸時代には天領だった川越藩にお米や野菜などを供給する米どころでした。その時代の農民が真夏時に手軽に手早く食べるうどんとして、産まれたそうです。

 次回は、付け汁方式の「すったて」を食べてみたいと考えています。

埼玉県新座市の北側斜面林に咲くキツネノカミソリの花を見に行ってきました

2014年08月23日 | 季節の移ろい
 埼玉県新座市の市営墓園の北側斜面になる市場坂で咲くキツネノカミソリの花を見に行ってきました。

 新座市民墓地の北側には、埼玉県南部を流れている黒目川に向かって急斜面になっている“斜面林”があります。日が差し込まない、うっそうとした雑木林の斜面には、毎年8月になると、キツネノカミソリの群生が花を咲かせます。

 群生するキツネノカミソリの花は最盛期を少し過ぎたころです。





 ヒガンバナ科のキツネノカミソリは濃いオレンジ色の花を咲かせています。





 斜面林のところどころに、ヤマユリが出ています。既に、どのヤマユリも花を咲き終えたところです。

 ツリガネニンジン系の山野草ではないかと推定できる山野草が花を咲かせています。



 この斜面林は、アブラゼミなどのセミがいっせいに鳴いていて、うるさいほどです。
 
 キツネノカミソリの花が群生する斜面林は、“市場坂のキツネノカミソリの里”という名称で、市民のボランティアの方々が守り育てているのだそうです。

 新座市民墓地そのものでは強烈な真夏の日射しで暑いのですが、日が差し込まない、うっそうとした雑木林の中は、いくらか涼しい感じです。