ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本語ワープロソフトウエアの「一太郎ポータブル」を購入しました

2012年04月21日 | 日記
 ジャストシステム(徳島市)の日本語ワープロソフトウエアの「一太郎ポータブル oreplug」を購入しました。USBメモリーに「一太郎」が格納されているので、パソコンのUSBポートに差すと、日本語ワープロソフトウエアの「一太郎」が使えるようになります。

 Windows版の最新バージョンは「一太郎2012(22)承」です。2012年2月10日に発売されました。その最新版の一太郎をUSBメモリーに収容し、持ち運び可能にしたのが「一太郎ポータブルoreplug」です。



 中央の“9の字”状のものがUSBメモリーです。

 何台かのパソコンを使っているため、ふだんあまり使わないパソコンには「一太郎」をインストールしていません。「一太郎」の漢字変換ソフトウエアの「ATOK」が入っていないパソコンでは、地名などの固有名詞が入力しにくいことが時々あります。これを解消するために、今回「一太郎ポータブル oreplug」を買ってみました(早くも値引きセールがあったからです)。

 日本語ワープロソフトウエア「一太郎」は、1980年代半ばから使い始めたとしか記憶していません。編集の仕事では、最初は手書きでしたが、すぐに富士通のワードプロセッサー「OASYS」を使うようになり、“親指シフト”を覚えさせられました。

 富士通の講習会に行かされ、約1時間かかってA4・1枚の文章をなんとか入力した記憶があります。この富士通のワードプロセッサーは10年ぐらい前まで、時々使っていました。プリンターが付いているので、すぐに打ち出せて便利だったからです(すべてのパソコンが無線LANでプリンターにつながっているシステムにはなっていないからです)。

 ところが、ワードプロセッサーを使い始めてから数年後に、NECの“98”パソコンが社内で標準装備となり、日本語ワープロソフトウエア「一太郎」を使い始めました。この当時は、ソフトウエアのインストールはパソコン上級者の方が担当していました。このため、最初に使った「一太郎」が「一太郎Ver.2」か「一太郎Ver.3」か分かりません。ソフトウエアの名前の「一太郎」を初めて知った時でした。

 いつの間にか、初級・中級レベルのパソコンユーザーはマイクロソフトのワープロソフトウエア「WORD」を使うようになり、上級者は自分が好きなテキストエディターを使うようになりました。
 
 私は「WORD」の使い方を覚えるのが面倒で、一度覚えた「一太郎」を使い続け、時々、バージョンアップしました。「まだ、一太郎を使っているのですか」と驚かれたこともありました。

 その内に、多くの方がプリインストールされた「Word」と表計算ソフトウエア「Excel」を使うようになりました。

 ジャストシステムは浮川和宣(うきがわ かずのり)さんが奥さんの初子さんと一緒に1979年7月にオフィスコンピュータの販売会社として徳島市で創業し、1981年6月に株式会社になったそうです。

 1985年8月に「一太郎」を発売し、その後は日本版ソフトウエアとして大ヒットします。2009年4月にジャストシステムが経営不振に陥り、キーエンス傘下に入ったことから、同年6月に社長から代表取締役会長に就任します。さらに同年10月には会長も辞任し、ジャストシステムから離れます。日本を代表するソフトウエアの起業家の経緯です。栄枯盛衰ともいえるのですが、浮川和宣さんは新しいソフトウエア会社を創業され、第二の栄光に向けて努力されています。

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