ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県朝霞市から黒目川沿いを荒川との合流点まで散策しました

2011年05月09日 | 季節の移ろい
 東京都小平市を水源とする黒目川を、朝霞市から和光市まで歩きました。昨日、さいたま市の東側の見沼田圃(みぬかたんぼ)を散策したこととは事実上は無関係なのですが、今日も運動のために歩くことになぜかなりました(注、黒目川の水源は正確には、小平市、東久留米市と東村山市の3市の境のようですが、一般的には小平霊園から流れ出ているとみなされているようです)。

 朝霞市の黒目川沿いの桜並木から下流に向かって歩き始めました。川の両側に小道がほとんど設けられており、予想以上に多くの方が散策していました。自動車が入ってこない安全な小道である点が選ばれた理由と想像しました。

 カラシナと思われる黄色い“ナノハナ”が咲く草茂る川岸が続きます。



 今回、途中で一番見た水鳥はカルガモです。多数のカルガモが川面を泳いでいます。その周りを大きなコイが泳いでいます。

 印象に残ったのはコサギです。一般的に“シラサギ”とみられている水鳥です。数100メートルおきに数羽づついます。縄張りの間隔でしょうか。川沿いの小道を人間が進んでコサギに近づくと、すぐに飛び立ちます。





 コサギは聴力が優れているようです。

 広い草原の河原がある所では、ヒバリが上空に飛び上がり、縄張りを主張するように、さえずります。昔に比べると、あまり高くまで飛び上がらないのは、ヒバリの数が減り、ライバルに縄張りを宣言する必要が少なくなったためか、天敵が少なくなったからかなどと考えました。

 川沿いの畑にヒバリが1羽歩いていました。カメラを向けた瞬間に、もう1羽現れて、一緒に飛び上がりました。



 この2羽のヒバリの関係は、ライバルの1羽なのか、雌の1羽なのかは、分かりませんでした。

 黒目川沿いに保育園があり、護岸の斜面にヤギ(山羊)が3匹、草を食べていました。



 動物が身近にいることによる、園児への情操教育効果を狙ったものなのかどうかは分かりません。岸に続く小高い森の下側に、キリの花が咲いていました。さわやかな薄紫色の花です。

 黒目川は、志木市方面から流れてきた新河岸川と合流し、そのすぐ下流で荒川と合流します。新河岸川との合流点には、「新河岸川最終点」の石碑が立っています(新河岸川は、このすぐ下流で荒川と並行して流れる川として“復活”し、東京都北区などを流れて、隅田川に合流すると記されています)。

 荒川との合流点には巨大な水門が立っています。



 水門の前後は、大きな池のようになっており、釣り人が数人、竿を垂れています。水門の橋部の道を、ロードレーサーの方々が何人も颯爽(さっそう)と走り抜けていきます。必ずしもお年寄りのロードレーサーばかりではありません。ウイークデーでも多様な方々がロードレーサーを楽しまれていることを知りました。多様な勤務形態が産みだした楽しみ方です。

 その一方で、黒目川沿いの小道をご年配の方々が散策や、買い物などの通路に活用されていることを知りました。車が通らない安全な小道を選んでいるようです。2日続けての散策で、初夏の日差しによって少し日焼けしました。身体を動かすことで少し健康になったと、思い込んでいます。夏の到来を予感させる日差しの日でした。早とちりですが。