AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

神話がある国に昔の日本を感じた

2011-06-21 00:44:00 | Weblog
◆◆帰国

今朝、関西空港に無事着きました。

日本はバリ島と違い大雨でした。

着陸直前に雨雲の中に入り、すごく揺れました。


それから電車を乗り継ぎ、無事家に着きました。


バリは暑いけど、湿度が低く過ごしやすかったですね。


日本に帰ったら、梅雨からか雨が続いてますね。これは梅雨ではなく、雨季のような雨ですね。

四季のある温暖な気候から、亜熱帯気候に変わってきているみたいです。



◆◆観劇

バリでは時間の合間に、観劇を二つ観ました。

ケチャダンスとバロンダンスです。

どちらも昔からある伝統的な劇ですが、話の中心には“善と悪”の話でした。


人間の中には、“善と悪”があり、それと戦っていくのではなく、共に生きるというような話でした。

どんなに科学が進んでも、人間の心の在り方は進歩していないようです。



◆◆穏やかな人柄

また、現地の人の多くは人柄が穏やかで優しく、笑顔が多かったです。

これはヒンドゥー教の教えだと感じました。

インドネシアは85%がイスラム教らしいですが、バリ島ではバリ人の約95%がヒンドゥー教の信者だそうです。


各家や商店の前には、悪霊が入らないように毎日お供えを欠かせません。

入り口には、知恵を司る神である象の顔をした“ガネーシャ”や鳥の神“ガルーダ”や聖獣“バロン”などが飾られ、悪霊が入ってくるのを防いでいます。

人の心の中の悪は、外から来た悪霊の仕業だと思っていたのでしょうか。


私は、一応真言宗の信者ですが、特段熱心ではありません。

私が小さいときは、火の神様“お不動様”や水の神様“水人様”、海の神様“龍神様”など神道からの流れの八百万の神様がたくさん居て、その存在に対してどこか畏怖の念を抱いていたように思いました。


バリ島がよいイメージだったのは、神話が生活の一部にあった昔の日本を感じたのかも知れませんね。

最新の画像もっと見る