AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

ジャカルタの市場とうんこコーヒー

2012-04-03 01:58:12 | Weblog

◆◆寝不足

昨夜は部屋のクーラーが効かず微妙な温度…、しかも音がゴォーゴォーとうるさくて、ぐっすり眠れませんでした。

しかも!空港近くのホテルでしたから、一晩中飛行機の発着があり、これまた音が大きい。。。

寝不足のまま、空港に向かい、ジャカルタに飛びました(涙)



◆◆ジャカルタ

シンガポールからジャカルタは、約一時間半です。
飛行機は格安航空LCCですから、片道4000円ほどです。

ジャカルタの飛行場に着いてから、タクシーで街まで一時間半…渋滞が半端ないです。

ジャカルタの人口は1500万人。東京より多いのです。

インドネシアは、政治が安定してなくて、しかもGDPはわずか10兆円。(日本は500兆円)

10兆円のうち、軍隊も含めた公務員給与が8兆円ですから、道路・電気などのインフラ整備ができてなく、大渋滞は日常茶飯事なんだそうです。



◆◆博多ラーメン

お昼は、博多のラーメン屋さん、博多一幸舎さんに行きました。

大繁盛してましたよ。


アジアの国に出るのは、ショッピングモールなどへの出店がほとんどの中、一幸舎さんは街の中心から30分ほど離れた郊外の道沿いに路面店で出店していました。

そこで大繁盛だから素晴らしいです。

顧客ターゲットは中国の富裕層です。

二店舗だされていますが、どちらも中国人が多く住む、北エリアにだされています。


ジャカルタはイスラム圏ですから、豚肉が食べれません。

だから、博多ラーメンの豚骨スープとチキンでとったスープの二種類のメニューがありました。

チャーシューも豚肉とチキンと二種類がありました。

餃子も豚肉ではなくチキンで作った餃子でした。


その他にも色々現地に合わせて工夫していました。


日本と比べて人件費は約十分の一ですので、スタッフの数が30人もいましたよ。

同じユニホームで、「いらっしゃいませ!」というそろったかけ声が、周りの店と比べて圧倒的な差でしたね。



◆◆ジェエトロ

夕方にジェエトロに行き、ジャカルタのマーケット情報を詳しく教えてもらいました。

ジェエトロは経済産業省の外郭団体ですが、日本人が海外進出しやすいように、現地情報を教えてくれたり、街のアテンドしてくれます。

気軽に情報を得られるようですので、今後も活用していかないといけないですね。



◆◆和食

今、ジャカルタでいちばん流行っている「キハダ」という和食のお店に行きました。

日本人が食べると「???」という味と出し方でした。

このお店のオーナーは中国人、働いているのはインドネシア人です。


私たちに接客してくれた、黒服のインドネシア人の女性の月収は、なんと!二万五千円。それ以外のインドネシア人はさらに安く一万五千円。

人件費の安さにびっくりです。



◆◆プレミアムコーヒー

今夜も何軒かお店を回りましたが、今、若者に指示されているお洒落なカフェに入りました。

普通のコーヒーが260円、カルボナーラ等のパスタが400円、焼いたチキンにライスがついて350円。

月収が一万五千円ですから、コーヒーが260円はすごい高い価格です。

道端で飲むコーヒーが20円ですから13倍の価格です。


そのお店で、ジャコウ猫の糞から取り出したコーヒー豆で入れたコーヒーを飲みました。一杯がなんと!1000円です。


永楽堂の近藤社長が言うには日本で飲めば5000円はする貴重なコーヒーらしいです。

すごい美味しいんだろうなぁ~と期待していましたが…全然美味しくなかったです。

薄くて少し酸味がある、不味いコーヒーでした(笑)

たぶん焙煎の仕方と挽き方に問題があるのでしょうね。

通称“うんこコーヒー”期待してただけにガッカリでしたよ。


旅で出会う商品は、すべてがいい商品ではなく、当たり外れがあります。


だから楽しいんです。


ジャカルタは出店候補地ナンバーワンの場所ですが、様々な可能性が見えた視察になりましたよ。

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