goo blog サービス終了のお知らせ 

気ままに

大船での気ままな生活日誌

デトロイト美術館展

2016-11-17 05:37:39 | Weblog

おはようございます。旅先、素晴らしい紅葉の京都からの投稿です。それは帰ってから報告するとして、今日は、いつものように(笑)、溜まっている展覧会感想文です。

上野の森美術館で開催されている”デトロイト美術館展”。月曜日と火曜日だけ、写真撮影可能というので、月曜日に行ってきた。

デトロイトといえば、自動車の町。近代のアメリカを牽引してきた町である。業界の有力者らの豊富な資金援助もあり、デトロイト美術館は成長し、公共美術館としては、はじめてゴッホやマティスの作品を購入したという。ところが、最近のデトロイト市の財政破綻により、所蔵品を売却しようとされたが、待ったをかけ、こんどは市民の方が支援した。海外からの援助もあったが、一点も失うことなく存続しているということだ。ぼくらが、この展覧会に行くことでも、少しは手助けになっているのだろう。

さて、アメリカがはじめて見たというゴッホの作品(自画像)とマティスの”窓”から、この記事もはじめよう。これらが、本展の二枚看板となっている。

ゴッホの自画像

マティスの窓(真ん中の絵)

展示構成が以下のようになっていて、ぼくらに馴染みの画家の作品が多く、肩がこらない展覧会である。

第1章 印象派
第2章 ポスト印象派
第3章 20世紀のドイツ絵画
第4章 20世紀のフランス絵画

第1章 印象派

ルノワール 座る浴女

モネ グラジオラス

クルーベ 川辺でまどろむ浴女



第2章 ポスト印象派

セザンヌ 水浴をする人々

セザンヌ 画家の夫人

ドニ トゥールーズ速報

ヴァロットン 膝にガウンをまとって立つ裸婦

ゴーギャンの自画像

ゴッホ オーヴェールにて

第3章 20世紀のドイツ絵画

ガンジンスキー 白いフォルムのあるある習作


第4章 20世紀のフランス絵画

ピカソ

ピカソ 読書する女性

モディリアーニ

ふと、山形美術館の吉野石膏コレクションのラインナップを思い出してしまった。とても、楽しい展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする