稀勢の里の勢いが止まらない。今日も、優勝戦線のトップをゆく全勝、鶴竜に圧勝した。この勝利で、稀勢がトップと一差となり、俄然、初優勝の目が出てきた。
稀勢の里してみれば、鶴竜には苦い思い出がある。昨年の秋場所14日目、白鵬が途中休場で優勝戦線が混沌としていたときの両者の対戦。ななんと、前代未聞の”二度の変化(最初の変化が立ち合い不成立となったが、二度目も変化)で鶴竜が勝ち、横綱昇進後、初めての優勝を手にした。その後の綱取りの場所でも鶴竜が壁となって立ちはだかった。その仕返しを、今回、是非してほしかった。鶴竜に優勝させるわけにはいかないノダ。たぶん、これで、鶴竜は一気に崩れ、優勝ラインは二敗となるだろう。
明日は日馬富士戦。ここも突破すれば、初優勝、年間最多勝のタイトルが90%以上に!と言うと、いつもの稀勢の”うれしがらせてなかせてきえる病”になってしまうので、20%くらいの可能性ということにしておこう。
稀勢、あっぱれの一番の軌跡
明日も頼むぞ!
今日の、横浜の日本大通りの銀杏並木。見事な黄(稀)色の勢い!
キングの塔(優勝)は黄(稀勢)で囲まれていた!