マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

子どもへのホリデイ・プレゼント何にした?という質問&年明けへのカウントダウン!感謝を込めて

2016年12月31日 | 行事

日本は、あと数時間で年が明けますね!

こちらは、大晦日早朝です。

 

昨日は、次女の13歳の誕生日(ティーン!)、ファミリーディナー、

ハヌカ6日目と「トリプル祝い」。

元々アルコールは強い方ではなく、その上度重なる妊娠授乳で遠ざかり、ますます弱くなったんですが、

昨夜は久しぶりに梅酒をいただきました。

 

グラス2杯ほどで、すっかり出来上がり。

子ども達から「ママ、トマトみたい・・・」と。

 

 

 

さて、「子どもへのホリデイプレゼント何にした?」という質問をいただきました。

 

誕生日プレゼントや来年に向けても(あと365日ですが)、

「これいいかも」というようなものが見つかりましたら幸いです!

 

我が家は基本的に、「子供からのリクエスト」の中から選びます。

子供の興味も年々変わりますし、人数も多いですから、

子供に決めてもらうと、何といっても「楽」です。

 

とはいえリクエストの中には、

親として「これにお金使うのもなあ」というものもあります。

 

ですから、まずはだいたいの予算を伝え、

「どれが選ばれてもハッピー」になれる「リクエスト・リスト」を出してもらってます。

 

 

 

 

では、今年のプレゼントです!

 

長男11年生(日本では高校2年):

・音楽制作ソフト 『FL Studio 12

昨夜もロボティックチームメート宅への泊まりこみから戻ったばかりで、「どこにそんな時間があるの?」と言いたくもなりますが、気分転換に用いるそうです。普段イヤホンで踊りながら宿題などに取り組むこともあるんですが(特に気の乗らない課題)、音楽好きですね。私にとっては「うるさーい!」というような類のものまで、好きのジャンルは幅広いようです。

 

・ルービックキューブ

車で移動中や様々取り組む合間などにちょこちょこと触るんですが、

既にいろんな形を持ってます。

この右下の「スピードキューブ(速く回転できるような作り)」の滑りが悪くなっているので新しく買い替えたいといっていたんですが、

買い物中の店でこんなピラミッド型をみつけたので、購入。

「他のものより簡単」だそうで、次男と三女に教え中。

以前『ルービックキューブ』について書いた記事です: ルービックキューブ、それぞれの道を深めて

 

昨夜のハヌカのこま回しゲーム中も、

色んな

パターンに。

 

 


 

長女10年生(日本では中学3年生):

・ウクレレ

チューニングアプリ、初心者用本とオンラインレッスンのセット。

ピアノは毎日触っているんですが、ウクレレも試してみたいとのこと。

ああこの音色、「南の島気分」になれて、いいですねえ。

 

 


次女7年生(日本では中学1年生):

・ブーツ

この『UGS』なるブーツ、本人が『e-bay』で落札。

上の3人の洋服や身に着けるものは、本人たちのこだわりが強いので、

予算を伝え、本人たちに選ばせます。

 

・チョークパステル

中学校のアートの時間に用い、気に入ったようです。

 

 

 

三女4年生と次男2年生:

・レゴ

左が次男、右が三女。

三女は、「家屋系」がいいとリクエスト。アラスカンなログハウスに大喜び。

 

とはいえ、やはりもらったその日に作り終えてしまいますから、

こんな本も添えて。

『レゴを用いた365のアクティビティー案』

パペット や 影絵、

錯覚図(子どもたち錯覚図系大好きです)

各種ゲーム案、

歯車を用いた絵を描く装置も!

手持ちのレゴでできる「へー」というアイデア満載、いいですよ。

 

 

・コーディング・ゲーム

放課後、小学校でコーディング・プログラミングのクラスを取っていたので、

「ボードゲーム」というリクエストに、今年はこれを選びました。

 

この『Think Fun』などの、一人でもできるブレインパズル系、

以前もこちらに書いたことありますが:「ラッシュアワーJr.」、そんな何かとの出会い

子どもたち、これまで様々お世話になってきました。

最初は少し手伝うこともありますが、その後は一人でレベルアップしていけるのでいいですよ。 

 

 

・手のひらサイズのプラズマボール

一昨日もボルティモアのサイエンスセンターで触ってました。

 

 トイレを真っ暗に締め切って試す子どもたち。

 

 

 

 

ハヌカは8日間続きますから、

靴下や

タオルかけ(壁に打ち付ける)

などの「生活必需品」や

こんな消しゴムパズル

 

などの小物を日々渡してます。

 

また 

長女、次女、三女

「アートクラフト系のもの」というリクエストに、

塗り絵本なども。

色の配色や影のつけかたで出来上がりの雰囲気が随分と違ってきます。

 

境界線ごとに番号が振ってある絵もあり、

こんなアレンジもあり。

48色色鉛筆とともに。

夢中。

制作中。

 

普段常備してある「油絵&アクリル絵用キャンパス」もこの機に補給。

 

 

なるべく、自ら「何かを創り出せるもの」がいいなあと思ってます。


 

 

さてさて、年明けカウントダウン。

今年も、こうしてブログを通し、みなさんとお会いできたこと、感謝です。

来年も、少しでもより伝わる形となるよう精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

今日はこれから、近くの山に登ってきます。

ハッピーニューイヤー!

 

 

 

 

 


ハーバード大学研究「不安感を導くメソッド」、「不安のかたまり」は「ウキウキな躍動感」と隣り合わせ

2016年12月29日 | 不安感を導く

実はこの「ハーバード大学の研究」を見つけたのは、

今週のことなんです。衝撃を受けました。

 

というのは、

ここ何ヶ月間か、私自身試し、娘たちとも話し合ったりして、

「これって、すごい!」と感じていたことが、

まさしく、実証されていたからです。

 

この「これってすごい」を確信するにつれ、

みなさんに「上手くお伝えする方法がないかな」と数日前ググッってみたところ、

この研究を見つけたという次第です。

 

 

研究紹介の前に、

10年以上前にパニック障害を起こすなど、

不安感に呑みこまれがちだった私自身、

この「これってすごい」を実感するようになった経緯を、

ざっと説明させてください。

 

 

以前、「ナーバサイテッド!」という言葉を紹介しました。

 

ナーバスとエキサイテッドが合わさり、

「不安が押し寄せる」んだけど「ウキウキ大興奮!」

といった気持ちを表す造語です。

 

アラスカ時代の三女の親友Eちゃんが、

行事の前などに、叫んでいた言葉です。

 

言いえて妙だよなあ、

「不安が押し寄せる」と「ウキウキ大興奮!」

はコインの裏と表のようなものなんだよね。

そう漠然と思っていました。

 

それで、ある日、

子供たちとこちらの「テッドエド」のクリップをみていて:

 

ふ~ん、「ファイト・フライト」状態って、

不安や恐怖によって引き起こされる状態だけれど、

ローラーコースターやお化け屋敷に出かける人の心理って、

この「ファイト・フライト」状態を楽しんじゃうということなんだね。

 

「ファイト・フライト」とは、人類が誕生して以来、

危険を回避し生き残るために培われた原始的な反射機能なわけだけれど、

それでも、「命の危険はない」と底のところで分っているのならば、

この「ファイト・フライト」を楽しめてしまう。

 

というのも、

「不安恐怖」と「ウキウキ大興奮」って脳の機能的には同じ状態なんだ、

だから、すぐに切り替わることもできるんだねえ、と納得。

 

 

 

 

それで、試してきたんです。

不安を感じたら → ウッキウキな気持ちを思い出す、と。

ほとんどの場合、命の危機状態にあるわけじゃないんですから。

これがですね、ホンとに、効果抜群なんですよ。

脳も身体も「似通った状態」だけに、するりと切り替わってくれるんです。

 

ここに、固まった身体の箇所の力をぬく、

を付け加えると、

本当に、いい状態でパフォーマンスに取り組めますよ。

 

 

 

 

では、ハーバード大学の研究を紹介します!

https://www.sciencedaily.com/releases/2013/12/131223083917.htmより)

 

不安感が押し寄せる場面では、

「よし、落ち着こう・・・リラックスしよう・・・」とするよりも、

「ウッキウキの大興奮~!」と自らを興奮させるほうが、

よりよいパフォーマンスを得られると分ったそうです。

 

それは、研究を率いたハーバード大学助教授Alison Wood Brooks氏によると、

「不安感も興奮も、感情的に高まった状態です。ですから、不安感は落ち着けようとするよりも、興奮状態としてみるほうがより簡単なのかもしれません」とのこと。

 

不安感から落ち着くには、脳も身体の状態もかけ離れているため、ハードルが高いけれど、

不安感から興奮状態へは、ほとんど同じ状態であるからこそ、するっと移り変えていけるんですね。

 

以下、研究の詳細です。

 

実験1:

140人(63人の男性と77人の女性)に、

「自分がいかによいワークパートナーであるか」を公共の場でスピーチしてもらいます。

被験者の不安感を煽るため、スピーチはビデオに撮られ、ジャッジに手渡されると伝えられます。

被験者は以下の2つのグループに分けられます:

スピーチの前に、

  1. 「私は興奮している(I am excited)」と言う。
  2. 「私は落ち着いている(I am calm)」と言う。

すると、1の、「私は興奮している(I am excited)」と言ったグループの方が、より長く、説得力があり、有能で、リラックスしてスピーチしたとのこと。

 

 

実験2:

188人(80人男性108人女性)に難しい数学の問題が与えられます。

被験者は以下の3つのグループに分けられます:

問題に取り組む前に、

1.「興奮してください(Try to get excited)」と書かれたものを読む。

2.「落ち着いてください(Try to remain calm)」と書かれたものを読む。

3. 何も読まない。

1の「興奮してください」を読んだグループは、他の2つのグループよりも、8%高いスコアを出し、テストの後も、より数学に対して自信を感じたと告白したそうです。

 

 

実験3:

113人(54人男性59人女性)にカラオケをしてもらいます。

被験者は以下のグループに分けられます:

歌う前に、

  1. 「不安だ(I am anxious)」と言う。
  2. 「興奮している(I am excited)」と言う。
  3. 「落ち着いている(I am calm)」と言う。
  4. 「怒っている(I am angry)」と言う。
  5. 「悲しい(I am sad)」と言う。

2の「興奮している」と言った被験者は、ピッチ、リズム、ボリューム面から、より上手く歌い平均して80%のスコアを得たといいます。「落ち着いている」「怒っている」「悲しい」といった被験者は平均69%、「不安だ」といった被験者は平均53%だったそうです。

また、「興奮している」と言った被験者は、よりウキウキとして歌う能力に自信を持っていたといいます。

 

 

 

Alison Wood Brooks氏曰く、

「私達が私達の感情について話すことは、私達が実際に持つ感情に影響を与えます」

「初めは信じられなくても『私は興奮している!』と大きな声で言ってみてください。すると本当にウキウキとした気持ちが湧き上がってきますよ」

 

 

今度、不安感が押し寄せたら、

「ウッキウキの大興奮」な気持ちにフォーカスしてみてください。

脳と身体が、するっと、切り替わりますよ。

繰り返すうちに、よりうまく調整できるようになっていきます。

 

不安いっぱいの生活とは、

ウキウキと躍動感溢れる生活と隣り合わせ、

そう思うと、楽しくなりませんか?

 

 

 

人は、「不確定な物事」を前にすると、

不安感を募らせます。

同時に、この「不確定な物事」こそ、

ウキウキとした躍動感を呼び起こしてくれるものなんですよね。

 

不透明なこれからの時代こそ、

是非このメソッドを身につけておくとよいのではないでしょうか。

お試しあれ!

 

 

それにしても、

「ナーバサイテッド!」と叫んでいた三女の親友Eちゃんといい、

子どもの直感力ってすごいですね。

 

さて、今日は長女と次女を迎えにいくため、

三女と次男を連れて、往復4時間のドライブです。

みなさん、今日もよい日を!


「喜び溢れる敏感な子」を育てるための「4つの鍵」&「認知のゆがみ」にも気づかせていきたいですね

2016年12月28日 | ハイリーセンシティブチャイルド

HSPやHSCといったコンセプトを提唱した心理学者エレイン・アーロン氏は、

「喜び溢れるハイリーセンシティブチャイルド(joyous HSC)」を育てるための「鍵」として、

「以下の4つ」をあげています:

 

1.自己肯定感を高める

2.恥の意識を減らす

3.思慮のあるしつけ(discipline)

4. 敏感さについてどう話し合うかを知る

(『The Highly Sensitive Child』by Elaine Aron  P. 113-149より)

 

それで、一昨日もこちらの記事

兄弟姉妹間、親子間、そして自分に対しても気をつけたい「人格批判」→「恥の意識」→「改善困難」

で言及した、「2」の「恥の意識を減らす」についてもう少し。

 

恥の意識について、

以前こちらにまとめましたが:

ハイリーセンシティブチャイルドが「恥」の感情にがんじがらめにならないためにできる6つのこと

 ハイリーセンシティブチャイルドに対して避けたい「~したら恥ずかしいでしょ!」

 

「敏感な子」は、

自らの足りなさも極端までに感じ取りますから、

まさしくアーロン氏の言うように、

周りが「人格批判」や「~したら恥ずかしいでしょ!」といった

「恥を修正のメソッドとして用いるのは、

画びょうを大きなハンマーで打ち付けるようなもの」なんですよね。

 

そして、周りがこうして気をつけていくこともですが、

「敏感な子」や「完璧主義な子」が

「自分が自分に対して」どう向き合っているか、も大きな課題だと感じています。

 

「敏感な子」や「完璧主義な子」って、

以下のような「認知のゆがみ」を持ちやすいと思いませんか?

 

ひとつの行為の間違い → 自分はダメダメ最低

少しのミス → 一巻の終わり

 

周りが「行為批判」したとしても、

その場の雰囲気や相手の仕草や表情などの微妙なニュアンスから、

自ら「人格批判」に変換してしまったりする。

 

あらゆることを強烈に感じるからこそ、

極端にも傾きやすいんでしょうね。

 

ということで、

ある程度大きくなったら、

本人に、これらの「認知のゆがみ」を気づかせていくことも

効果的だと感じています。

 

以前こちら、

「認知のゆがみ」に気づくことが心を軽くする、子供にも分かり易い言葉&図の紹介

で紹介した「ユガミン」たち:

(「悩みは、がまんするしかないのかな?」こころの健康副読本編集委員会 3ページ目より)

 

「敏感な子」や「完璧主義」な子の頭の中には、

この「ユガミン」たちが出没しやすい。

 

 

そこで、

「あ、ユガミン出てきてるよね、フィルタン?」

なんてことを言い合って、

自らの「考え方の癖」に気づき、調整していけるといいんですよね。

 

 

 

 

 

最後に、再び「喜び溢れるHSCを育てるための4つの鍵」について:

 

「1」の「自己肯定感を高める」については、

私自身は、同時に「自己への思いやり」が大切だなと実感しています。

「自己肯定感」と「自己への思いやり(セルフ・コンパッション)」との比較研究紹介 

「自己肯定感」は効果的、けれど高めようとする方法によっては弊害を生み出す

 

自己肯定感というと、

「自分はこんなにできる!自分っていい!」といったセルフイメージ。

 

「自己への思いやり(セルフコンパッション)」とは、

できない自分、欠けている自分、足りない自分を、包み込んでいく姿勢。

 

両方、培ってやりたいですね。

 

 

「3」の「思慮あるしつけ」についてですが、

以前もちらりと紹介したこちらの本が、とてもおススメめです。

子どもの脳を伸ばす「しつけ」 ~怒る前に何をするか--「考える子」が育つ親の行動パターン~

ダニエル・J・シーゲル (著), ティナ・ペイン・ブライソン (著)

 

この著書の根幹のメッセージは、

「まずはコネクト、そしてリディレクト(感情的な繋がりを築いてから、導く)」です。

そのための、具体的な方法がまとめてあり、米国でベストセラーになった著書です。

原本『No-Drama Discipline: The Whole-Brain Way to Calm the Chaos and Nurture Your Child's Developing Mind』

 

私自身、しっかり読んだのは最近なんですが、

これまで17年間を通して感覚的にこうかなとようやくたどりついたことが、

まさしく具体的に説明してある!とかなり同意&納得した本でした。

「ほとんどの親が、叫んだり、結果を思い知らせたり、罰を与えるといった方法でしつけをしてきたわけですが、

これだと、脳の発達という面からも、協力し合うという面からも、逆効果なんです。

しつけが必要な場面というのは、実は最も子供が感情的なつながりを必要としている時」

とはいえ、何をしても放任というわけではなく、

きちんと境界を設け、自ら感情や自分を導く術を身につけさせていく。

 

この著書の言葉を借りて、またまとめていきたいです。 

(邦訳は目を通していないので、ニュアンス的に違うこともあると思いますが)

 



・「4」の「敏感さについてどう話し合うかを知る」については、

敏感さのポジティブ面について話していくこと。

「シャイ」や「内気」といったラベル貼りをしない。

あと、私自身は、HSPやHSCといった分類も、本人達の前ではあまり用いないようにしてます。

過去、長女が自己診断しましたが、実はその後はほとんど話してません。枠組みにはまりこんでしまわないように。

「敏感さは、確かにきつい部分もあるのだけれど、こんなにいい面もあるね」、今はそれで十分かな、そう感じてます。

「敏感な子」が自らの特性とうまく付き合うために本人に伝えるストーリー

 

 

昨日は、長女と次女を海に囲まれた友人宅での2泊3日に降ろし、

今朝は長男をロボティック、その後レスリング。

三女と次男とガールスカウトクッキーを売り歩いたり、

図書館でのエンジニア・アクティビティーの予定です。

 

それではみなさん、今年もあと数日、楽しい年末を!


『It Mama』連載 初出産は「血の海」!陣痛に耐えないと母失格?【地球の最北で子育て#03】

2016年12月27日 | 妊娠・乳幼児

出産の体験を綴りました!

 

初産後、あちらこちら痛くて、まともに座ることもできない中、

目の前の生まれたばかりの命に、

右も左も分らないまま24時間体勢で向き合っていて。


身体もヨレヨレだったんですが、

出産による心の傷を癒すのに、

随分時間がかかったなあと思います。

 

太古から女性が続けてきた営み、出産。

まあ、きついのだろうけれど、

私にだってできるわよね、そんな気持ちでした。

 

ところが、ああ、あの、想像を遥かにこえた「身体的痛み」。

 

 

この『It Mama』さんの記事では、

「は? 話飛びすぎ・・・」でもちろん書けないんですが、

当時実際最も頭の中をめぐっていたのが、

歴史を振り返る中で、たびたび目にすることのあった、

「拷問」という出来事でした。

 

仲間を売ったり、属する組織の内部事情を吐かせたり、

思想的宗教的信条を変えさせるために、

「身体に痛み」を与えるということが、

人類史上、過去何千年もの間、されてきましたよね。

そして今も、地域によっては進行形だったり、

また身近な刑務所なんかでも問題になることがあります。

 

それで、

そんな状況になったら、私は、本当にあっけなく、

仲間を売り、内部事情を話しまくり、信条をころりと変えてしまうのだろうなと、

出産を通して、ありありと想像できてしまったんです。

 

「この痛みがなくなるなら、なんでもします~~~!」

 

謙虚になりました・・・。

頭と身体が、離れすぎてます。

 

そして、拷問を持ちこたえ闘ってきた人々の、

存在の底から突き上げる信条といったものに、

少し触れたような気がしたんです。

この世には、そういうものが存在するんだなあ、と。

 

 

私は今でも、自らの決心の度合いを、

身体に照らし合わせ、確かめることがあります。

「じゃあ、どれほどの痛みに耐えられるぐらいの決心?」などなど。

地に足がつき、腹が据わります。

 

 

 

 

・もうひとつ、

記事の最後の「感じたこと3つ」について。

実はもうひとつあったんですが、やっぱりこうした場では、

はっきりとした「医学的な根拠」がないことは掲載できないんですよね。

最近、ネット界で大きな問題ともなってますし。

 

以下はあくまでも、私個人の体験からの感覚です。

5人の出産を経、陣痛促進剤による人工的な陣痛は、

そのペースも痛みの度合いも、

妊婦の身体にはより無理があるのじゃないかなということ。

 

初出産では、

「破水から24時間以内に出さなければならない(細菌感染を防ぐため)」という

時間的制約のなかで、

強い陣痛をつけるため、どんどん促進剤が増されていきました。

 

それでも、下4人は破水からの始まりではなく、

ゆったりと自然の陣痛を待てる状況で、

自然に起こる陣痛のペースと痛みの度合いでお産が進むなら、

より母体に無理がないんだなあと痛感したんです。

 

 

 

と、とにもかくにも、

記事の最後にあるように、

「どんな出産であっても、かけがえのない命の誕生に変わりなし」

その最も大切なことを思い出していきたいですね。

 

 

興味のある方是非どうぞ! 

初出産は「血の海」!陣痛に耐えないと母失格?【地球の最北で子育て#03】

 

「ママ失格」というのが前にもありましたが、

「ママ失格」と責めないで…過度な自分批判はうつの原因に!?

今回も「母失格」ですよ。

 

 

旅先の、ホテルより。

今日は、ボルチモアのサイエンスセンターで過ごします!

みなさん、楽しい年末を!


兄弟姉妹間、親子間、そして自分に対しても気をつけたい「人格批判」→「恥の意識」→「改善困難」

2016年12月26日 | 中学・高校

日々、7人が四六時中一緒に過ごしていれば、

様々なイザコザがおきます。

 

上の子たちのイザコザについて、

最近、ひとつの「ブレークスルー」だったなと思うことを紹介します。

 

 

上の子たちのイザコザ、

 

「いやそうじゃない!」「そんなわけがない!」「それはこういう理由があってどうしようもないことなんだ」

「○○だって、この前こういうことあったじゃん!」「そんなこと言う○○がおかしい!」「これぐらい誰だってしてる!」

 

こうしたオンパレードで、お互い「正当化」や「自己保守」に必死なことが多いんですよね。

 

たとえ明らかにどちらかが間違っていても、

「非を認めて改善」なんてことには、なかなか至りません。

 

それで、聞いていると、

「○○、最悪!」「○○ってひどい!」「なんでいつも○○ってこうなの!」

という言葉が、よく飛び交っているんですね。

 

 

 

ということで、「心理学のセオリー」を用いて話し合ってみました。

 

それは、

「人格批判」→「恥の意識」→「改善困難」

「行為の批判」→「罪の意識」→「改善」

というもの。

 

例えば、

「お兄ちゃんってひどい!最悪!(人格批判)」でなく、

「お兄ちゃんが電話にでないしテキストも返さないから、

迎えの時間の調整ができなくて、買い物時間が短くなったのがやりきれない(行為批判)」と言うようにする。

 

「お兄ちゃんの全否定」でなくて「お兄ちゃんがしたこと」が、

どれだけ自分たちを嫌な気持ちにさせたか、

行為に絞って、とても悲しかったし、これからどうにかして欲しいと、

たんたんと伝えていく。

 

すると、

「ごめん、今度はきちんとテキスト返しする」

そう受け取る兄側も、改善しやすいよねと。

 

上の子たちも、

実際のイザコザに何度か当てはめてみることで、

その効果を実感したようです。

 

 

 

「批判の最中」って、感情も高まり、

一体何のために批判しているのか、

分らなくなってることって、よくあるなあと思います。

 

相手を打ちのめして踏み潰したくなるような衝動。

自分がこれだけきつかったんだから、おまえもこれだけ苦しむべきといった

相手が苦しむ様子を見たいだけ?というような状況。

 

でも、批判の目的って、もう本当にシンプルに、

「改善のため」なんですよね。

その目的にむけて、行動していくこと。

 

すると、やはり

「行為の批判」→「罪の意識」→「改善」にいきつきます。

 

 

 

 

そしてこれって、

子育てでも、「注意したり叱ったりする時の基本」ですね。

「あなたってなんてだめなの!」ではなく、行為に絞る。

 

そしてもうひとつ、

自分が自分に向き合う姿勢にも、思い出していきたいですね。

「自分はどうしようもなく最低」ではなく、「自分のこの行為はよくなかったな」 

 

 

 

 

 

こちら、先日紹介した

「無防備さ(vulnerability) 」についての記事週末の風景&子育てで大切な「不完全さをさらけ出す無防備さ」人との深い繋がり・幸福感・創造・革新の源)ですが、

この「無防備さについての研究者」とも呼ばれるブレニー・ブラウン氏は、

こちらのテッドトーク(恥について考えましょう:日本語字幕つき)で、

「恥の意識」こそが「無防備さ」を妨げるとその仕組みを解説しています。

 

恥の意識は、「私は悪い、私は間違いでした」

罪の意識は、「私のしたことは悪い、私のしたことは間違いでした」

そして、恥の意識は、依存症、うつ、暴力、攻撃性、いじめ、自殺、摂食障害などと

強い関連がみられるといいます。

 

ブランウン氏は、「無防備さ」こそが、

人と人との深い関係を築き、幸せ感につながる、

そして「無防備さ」は「トライアンドエラー」を包み込むため、

創造と革新の源になると言っていて、世界中にインパクトを与えました。

この無防備さを保つためにも、「恥の意識」を肥大させないことが、鍵というわけなんですね。 

 

 

親子間、兄弟姉妹間、そして自分が自分に対して、

どんな言動を向けているのか、

気づいていきたいですね。

 

また「敏感な子」は「恥の意識」を持ちやすいとされています。

ハイリーセンシティブチャイルドが「恥」の感情にがんじがらめにならないためにできる6つのこと

心に留めていきたいですね。

 

 

昨日は1時間ほど、外で走り回ったり森を散歩する時間もありました!

 

昨夜はハヌカキャンドル二日目!

 

みなさん、今日もよい日を!


きらびやかなホリデイシーズンの陰で倒れこむ家族がいないよう「分担」していきたいですね

2016年12月25日 | 行事

この時期、

ホリデイシーズンのきらびやかなイメージの陰に、

母たちの間からは、「とほほ」な気持ちが聞かれることもよくあります。

 

ホリデイシーズンの「するべきこと」リストをこなすために走り回り、

思い通りに進まないと子供に怒鳴り散らし、あげくひっぱたき、

「年に一度のこの特別な日々に、何をしているんだろう・・・」と泣き崩れた、

と話してくれた友人もいました。

彼女はその後、ホリデイシーズン前に全ての用事をすませ、

その後は年始まで一切スケジュールを組み込まないでゆったり過ごすと決めたそうです。

 

本当に、よーく分ります。

 

台所や雑用を切り盛りする親としては、

ホリデイシーズンって、

目の回る忙しい時期にもなり得るんですよね。

 

特別な日々だろうが、

大混雑のショッピングで予定がずれようが、

家族皆お腹はすくし、洗濯物はたまるし、流し台にはすぐに食器もたまります。

四六時中一緒に過ごしていれば、兄弟姉妹&夫婦間のイザコザもおきます。

 

ホリデイシーズンは、

普段、ぎりぎりにこなしている日常に、

何倍もの時間や労力のかかることが、

なだれ込んでくる時期でもあります。

 

それでも、

ホリデイを楽しむ皆の笑顔をみたい、

料理も盛り付けもちょっとこだわって、

いいのよ、片付けは私がするから、座って楽しんで、

家族でゲームの合間に、美味しいデザートをだしてあげよう

そう振舞い続けたりする。

 

 

日本にも「女正月」なんて伝統行事がありますよね。

年末年始の目の回る忙しさを終え、

1月15日ぐらいにようやく「女性がゆったりできる正月」が訪れると。

 

 

とはいえ、

「ふと気づいたらキラキラな料理にプレゼントが目の前に!」なんていう

「全く筋肉を使わないでパラダイス状態」は、

結局、誰のためにもならないんですよね。

 

 

分担する。これに尽きるのではないでしょうか。

子供たちができることは、してもらう。

 

まずは事前に、

「ママひとりではできないからね。皆で楽しいホリデイにしよう」

と話し合っておきます。

 

何をしていいか分らない子には、

具体的なタスクを与えていく。

「ジャガイモとサツマイモの皮むいてね、

マッシュポテトつぶしてね、

テーブルをセットアップしてね

鍋のフルーツティー、ピッチャーにうつしてね」

 

ホリデイなのに全然楽しそうに見えなくてもいいんです。

「この芋の皮、さっきよりうまく剥けた!」

そう「時々、笑顔がこぼれる」ぐらいでいい。

それに、働いた後の「ゆったり時間」ほど、

笑顔がはじけることってないんですよね。

 

ポイントは、「時間の幅を持たせる」こと。

子供側もいろんなことに没頭していたりと、

「それぞれの都合」がありますから、

頭ごなしに「今スグこれこれをすべき!」とタスクを投げるよりも、

「あと15分ぐらいでポテト茹で上がるから、予定しておいてね」とか、

「あと30分ぐらいの間に、食器洗浄機からお皿出しておいてくれるかな」など。

 

といっても案外、ホリデイシーズンは、

クリスマスキャロルやハヌカ音楽に包まれホリデイムードも高まり、

子供たちも普段より、

嬉しそうにタスクに向かうものだなあと気づきますが。

 

 

 

家族の1人だけがしょいこみ倒れることのないよう、

分担していきたいですね。

 

それは親が助かるというだけでなく、

その次の世代に、

どんな「家族像」を伝えたいかということでもあるんだろうなあ、そう思います。

 

ママだけが走り回り、

ヘトヘトになることを当たり前として身につけていくのか、

皆で取り組む様子を原風景として身につけていくのか。

 

私もついつい、

しょわなくていいことまでしょってしまいがちなので、

思い出していきたいです。

昨日なんて、鼻血3回出してました。

 

 

昨夜のハヌカキャンドル点灯!

さて、今朝はいよいよ、

クリスマスツリー下のプレゼントを開けました!

長男も朝から鼻血・・・(ティッシュ鼻)。のぼせやすいんですよね、親子で。(笑)

 

みなさん、ハッピーホリデイズ!


『オールアバウト』へ「人生を楽しむ鍵!感謝の気持ち持つ子に育てる方法」をまとめました

2016年12月24日 | 子育て全般

多くの研究が、「感謝の気持ち」を持つことで、

人生をより幸せに感じられると示しています。

 

立ち止まり、

与えられているもの、与えられてきたものに目をむけ、

感謝の気持ちを持つひと時、

日常に取り入れていきたいですね。

 

 

同時に、

この記事の冒頭で「これだけ・・・」とつぶやいた子、

この「もっともっと」という気持ちって、

成長の源ですよね。

 

ただ、この「もっともっと」がどういう方向に向かっているのか。

 

記事の中で紹介した研究には、

「感謝の気持ちを持つティーンは、

より物質的ではない」と書かれてあるんですが、

単に物質的な面だけに「もっともっと」と目を向けていても、

「幸せな気持ち」って続かないのでしょうね。

 

 

「もっともっと」って、

内面的な方向にも向かえるんですよね。

 

もっともっと日常に喜びを見出したい、

もっともっと不安感を導きたい、

もっともっと自分になりたい、

もっともっと自由になりたい、などなど。

 

この内面的な渇望と、

それらを実現するための具体的な行動、

そして立ち止まり、与えられてきたものに感謝の気持ちを向けるひとときをもつこと、

これらが合わさる時、

「最強の幸せ」を手に入れるのかもしれない、

そんなことを思っています。

 

 

記事には、そんな「私自身の思い」は書いてなくて、

これまでの研究の数々により、分っていることがまとめてあります。

興味あるかた、是非どうぞ!

 

『オールアバウト』;人生を楽しむ鍵!感謝の気持ち持つ子に育てる方法

主旨:感謝の気持ちは、人生を幸せに感じるかどうかに大きな影響を与えると分っています。礼儀作法や言葉だけでない「感謝の気持ち」を育むために、何ができるかをみていきましょう。

 

 

さて、今日はこちらクリスマスイブ&ハヌカ初日!

昨日の冬休み初日は、大掃除&買い物にぞろぞろと走り周り、

今日は午前に買い物、その後は近くの山に皆で夕陽を見に行った後、

ハヌカのキャンドルに火をともしクリスマスイブディナーです。

 

皆さん、ハッピーホリデイズ!


ホリデイシーズンの街に溢れる「差し出す喜び」、「~すべき」のコアに思い出していきたいですね

2016年12月23日 | 子育て全般

こちら、ホリデイシーズン一色です!

 

今年の「ハヌカ(ユダヤの年末行事)」は24日から8日間続き、

クリスマスと重なります(ユダヤ暦に則るため年によって違うんですよね)。

アフリカンアメリカンの出自を祝う「クワンザ(kwanzaa)」は26日から。

 

子供たちと話していると、

「○○君は、『ディワリ(Diwali)』をするからクリスマスしないんだよ。」

なんて言葉も聞かれます(今年のディワリは10月30日から5日間)。

 

昨夜は、玄関のドアをノックする音。

開けると、近所の4家族ぐらいかがずらりと並んでいて、

「歌っていい?」とクリスマスキャロルを3曲歌ってくれました。

 

この時期に街に溢れる雰囲気といえば、

何といっても「giving(差し出す)」です。

 

スーパーの入り口には、ベルをもち募金活動する人々。

小学校でも生徒達、

「何を差し出したいですか?(giving)」というテーマの作文を書いてました。

 

 

ここ数日は下の子たちも、

お友達や学校スタッフへの手紙やプレゼントをせっせと用意していました。

 

 

サンタクロースになってお手紙。

お友達へ。

先生方へ。

 

昨日は、かんかん照りでも、耳たぶがしびれるくらい寒くても、

毎朝横断歩道に立ち交通整理をしてくれる年配の女性スタッフへ。

 

 

 

 

こうして用意しているのをみていると、

子供って小さな頃ほど、

周りに「差し出すこと」が大好きなんだなあということ。

 

誰から言われることもなく、

ウキウキと手紙を書き、

ウキウキとプレゼントを選び袋につめ、

ウキウキと出かけていきます。

 

 

 

上の子たちや大人になると、

色々考えちゃうんですよね。

 

何をあげるべきか、何を書くべきか、

誰にあげるべきかといった人間関係のしがらみ、

立て込んだスケジュールの中、時間も労力もかかりすぎるし、

結局、「ま、しなくてもいいか」となったり。

それでもようやく差し出した後には、

単なる「やっつけ仕事を終わらせた」といった感覚しかなかったり。

 

「~すべき」や「考え」が重なる「コア」に、

このシンプルに「差し出すことを喜ぶ気持ち」を、

思い出していきたいですね。

 

そして、

シンプルに「あげたい!」と喜ぶ子供たち気持ちを、

大切にしてやりたいです。

 

さて、今日から冬休み!

5人とどっぷり過ごします。

みなさん、ハッピーホリデイ!

 

 関連記事:(子供時代にたくさん体験させたい「差し出す喜び」

 

 

追記:

・次男の「何を差し出したい?」の作文

「僕は、ハードワークをこの世界に差し出すんだ。

学校では、算数や読むことや科学にハードワークする。

家では、食器洗浄機からお皿を出して戸棚にいれ、

食卓をセットし、洗濯物をたたみ、時々ベッドを整えるんだ。

僕が世界に差し出すものは、ハードワークです。」

 

・・・

思わず、少し肩を揉んで、ほぐしたくなりましたよ。(笑)

 

 

・一連の手紙で、2人がはまっていたのが、

お友達や先生の名前の文字をとって

単語をならべていくというもの。

例えば「Crossing Guard(交通整理ガード)の文字をとって、

単語を作っていくんですよね。

Caring 

Responsible

Optimistic   

などなど。

何枚も手紙を書いているうちに、色んな単語を覚えたようです。


「あなたって素晴らしい(you are wonderful)」と何の根拠もなく抱きしめる「非日常」なひとときを

2016年12月20日 | 心の育ち

子供は、毎日色んなことをしでかしてくれます。

そうした日々起こる問題の一つ一つに向き合い、

少しでもよりよくするために、

具体的にできることを行動に移していく。

 

と同時に、

こうした「日常」の文脈とは離れ、

「非日常」なひとときを、

日々取り入れていくことの力を思います。

 

それは、

「あなたって素晴らしい(you are wonderful)」

と抱きしめるひととき。

 

その30分前に、「何度言っても歯磨きしてない!」と叱ろうが、

その1時間前に、思いやりのない言葉を言って妹を傷つけたと許せなかろうが、

その日、落第点をとって先が思いやられようが、

親として、「この子はこのままではダメダメだ」とどんなに思おうが、

 

そうした「日常の文脈」とは離れ、

何の根拠もなく、

「あなたって素晴らしい(you are wonderful)」と、

ただただ抱きしめるひととき。

 

とってつけたようにでなく、

一文字一文字に心を込めて丁寧に。

命の中心に向けるように

 

寝る前がいいですよね。

 

子供たち、すとんと、落ち着いていきます。

 

お試しあれ!

 

みなさん、今日もよい日を!


『It Mama』連載 哺乳瓶「イッキ飲み競走」で妊婦を祝福 【地球の最北で子育て#02】

2016年12月19日 | 妊娠・乳幼児

こちらでの5回の妊娠生活を送る中、

強烈に感じてきたことを綴りました。

 

哺乳瓶「イッキ飲み競走」で妊婦を祝福 【地球の最北で子育て#02】

 

妊婦や新しい命を祝福する「ベビーシャワー」に似た習慣は、

北米中南米、アフリカ、ヨーロッパ、中国やインドなどのアジアでもみられますが、

日本にはないんですよね。

 

こうした「慣習」としてでなくても、

身近な妊婦を思いやり、

気の置けない人々と共に祝い楽しむ機会が、

日本でも日常に溶け込むといいなあと思っています。

 

時間をこえての「タテのツナガリ」、

コミュニティーの人々との「ヨコのツナガリ」、

「新しい命」とは、そうした「ツナガリ」を思い出させてくれるもの、

私自身、様々な文化に出合うなかで感じてきたことです。

ネイティブアラスカンの間で信じられてきた「ユア」についても、

すこしだけ紹介できて嬉しいです。

 

興味のある方是非どうぞ!