昨夜子供達と話していると、
周りのお友達、
マダニに対してかな~り、リラックスした姿勢なのが伝わってきます。
「いるいる、家の中にもいるよ~、
でも噛まれてもね、まあ腫れたり熱が出たら、
抗生物質呑めばいいんだよ」
といったところでしょうか。
そうですよね、
これほど身近に溢れていると、
そうなりますよね。
我が家も、以前の「マダニ=この世の終わり」的な姿勢から、
実際の出合い体験を経、随分と、
リラックスしたものへと変わってきました。
実際のところ、早いうちに抗生物質で対処することで、
かなりの率、それ以上こじらせることを防げるようです。
また「慢性的なライム病」については、
その「存在自体」についても議論があるよう。
とにかく、落ち着いてたんたんと、
定期的に身体をチェックし、早いうちに見つけること。
東海岸北部で暮らすには、春夏秋、
マダニ・チェックは日課なんですね。
「ライム病」というのは、
コネチカット州の「オールドライム」というところで、
あまりにも多くの人々が「リューマチ間接炎」を訴えたことから、
1975年に、マダニが媒介しているとつきとめられ、
町の名前がつけられたといいます。
当時、まさかそうした「体の不調」が
身の回りの「小さな虫」によって引き起こされていたなんて、
誰も思いも寄らなかったでしょうね。
昨夜は、子供達とそんな話になり。
こうした
「人体にとって害があるけれどまだよく分かっていないこと」、
って、まだまだあるんだろうねー、と。
それは、自然界から、人工的なものまで。
長女:
「ライム病」は、
「鹿マダニ(deer tick)」が媒介するから一見「自然災害」のようにも見えるんだけど、
森林伐採や温暖化で生態系に変化がおき、
鹿の生息地などに影響が出たことが、
こうした爆発的な増加に繋がっているともいうよね。
あと、「アスベスト」だって、最近だと「BPA」だって、
一昔前はばんばん使われていたね。
私:
長い期間かけて研究しないと、
繋がりが証明されにくものもあるだろうけれど、
いろいろな技術や研究が進んで、
人体に何がどんなように害を及ぼすのか、
これからもっとよりはっきり分かってくるといいよね。
長女:人の場合、マインドの働きも、
人体に大きな影響を与えるよね。
プラシーボとかね。
だからなかなか原因と結果の関係を、
はっきり統計などにとりにくいということもあるのかな。
長男:あと、まあ政治的や利害関係などで都合悪いとかもあるだろうね。
マダニから、話は広がり。
技術や科学の進歩が、
人体がより健やかになるために用いられていきますように、
子供達と、そんなことを願った夜でした。