こんにちは!
こちらのブログでは、ご無沙汰しています。
本日、1月26日に、
2冊目の書籍
『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本「立ち直る力」育成編』を出版しました。
1冊目の『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』が、
おかげさまで第6刷となり、
今も必要とされる多くの方に読まれ続けています。
敏感っ子を育てるための知恵を必要とする方が、
それだけ多いということを表していますね。
本日出版の2冊目は、
「立ち直る力」についてです。
立ち直る力を育むための知恵と知識:
日頃の関わり方、言葉がけ、姿勢、考え方、アクティビティー、親のセルフケアなど、
具体的で実践的な方法を詰め込んであります。
国内外の多数の文献、
そして21年間の子育て&講師体験を経、
効果的と納得したものを凝縮しました。
是非、日常の子育て生活で、
試されてみてください。
なぜ「立ち直る力」?
物事を強烈にとらえやすい敏感っ子は、
失敗や何がかうまくいかないと、
まるで「この世の終わり」に感じてしまうことがあります。
みなさんも、
「え、こんなことで?」というようなことで凹んでしまう子に、
「この子は、このままでやっていけるのだろうか?」と、
心配になることがあるのではないでしょうか。
ハーバード大学小児発達センターによると、
「ハイリ―センシティブな個人」ほど、
「立ち直る力=レジリエンス」を育む働きかけに、
著しく効果的に反応するといいます。
https://developingchild.harvard.edu/resources/inbrief-the-science-of-resilience/
これは、敏感っ子の性質を思う時、
大いに納得できるのではないでしょうか?
敏感っ子は、
その強い感受性ゆえに、
まるで「吸い取り紙」のように、
周りの物事を吸収します。
ですから、
周りからの働きかけにも、
著しく敏感に反応するため、その効果も大きくなるというわけです。
我が家でも、
この事実をしみじみと実感しています。
5人とも、
今でも凹みます。
それでも、立ち直る力は確かに高まり、
歩き続ける自信や喜びへと繋がっています。
世界は、現在パンデミックで、
ますます先が読めなくなっています。
そんな中、
「何があろうとも、この子は立ち直り、
自分らしく生き生きと歩き続けていく」。
そう思えることほど、
親としての幸せはないと思いませんか?
今、「子育てに何を望む?」
と聞かれるならば、私は真っ先に、
「立ち直る力」と答えます。
みなさん、
この混迷の未来へ踏み出していく子どもたちに、
是非、「立ち直る力」を伝えましょう。
「敏感っ子」の説明について
著書では「敏感っ子」の説明に、以下の考え方や研究を用いています:
1.米国心理学者エレイン・アーロン氏のHSC(ハイリ―センシティブチャイルド)
2.ギフテッドの特徴とされることのある過度激動(overexcitability)
3.米国発達心理学者ジェローム・ケーガン氏の「高反応児」
1と2は、学術的には、
まだまだ研究過程にあります。
今後の研究の展開を期待したいですね。
また、著書では言及していませんが、
このブログやツイートでもとりあげた
精神科医トーマス・チェス夫妻の「4つの気質」も参考にしています。
私自身が依って立つ土台について
・二男三女の21年間の子育て体験
・大学講師から幼児教室主宰まで大人から幼児まで800人近くをサポートした体験
・国内外の文献資料(修士レベルの活用訓練)
・参与観察法(専攻した文化人類学の要となる方法)
これら4つを土台に、
子育て情報を組み立て、
発信しています。
書籍を購入して下さる方へ
・この多難な時期に、
書店を応援するためにも、
もし都合がつくようでしたら、書店で購入されてください。
・また、1人でも多くの必要とされる方の手に届きますよう、
もし周りにも、この著書を必要とされる方がいましたら、
是非、お伝えください。
・タイトルに「ママ」とありますが、
本文および挿絵にも、
両親を考慮してあります。
『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本「立ち直る力」育成編』のアマゾンリンク
今後とも、
子育て生活に生きる情報を発信できますよう、
精進してまいります。
それではみなさん、健やかにお過ごしください!
お知らせ:
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近況や思いなどを綴っています。
興味がある方、是非どうぞ。