我が家の子供たちの特徴を少し整理してみたい。
5人それぞれ異なるけれど、中にはこういう特徴を持った子がいる:
・不安感の強さ:特に幼少時代、眠る前や見知らぬ場など。上の子を見ていると成長するにつれマイルドになっていく。多分私の影響も大きいのだろうけれど、私自身今ではどこから境を超えてしまうのか、どう対処したらいいのか自分なりに分かっているので、見違えるように楽になっている。マインドフルネスは「扁桃体」を落ち着かせるともMRIなどを用いた研究から分かっているけれど、「落ち着く、リラックスする」という意味が、私自身ようやく体感として分かるようになったのだと思う。
・強烈な感情:これは程度の差こそあれ、5人全員に見られる。「彼にとって触れることは強打 音は騒音 不運は悲劇 喜びはエクスタシー 友達は愛する人 愛する人は神 失敗は死」by Pearl Buckの詩を生きているような。苦しみと喜びに溢れた日常。1人になる時間やダウンタイムが大切。
・夫の家系に見られるディスレクシア?: 通常の学習には今のところ表れていないのだけれど、テストの種類によっては微妙な凹となって表れる。それでもほとんどの子が本好き。自分からあまり本を読むことがない子が一人(少しでも辻褄が合わないと止めてしまったり、強烈なイメージが浮かぶのが嫌と)、スペルが苦手な子が一人。
・記憶の凸凹が大きい:こんなことも覚えているの?!と、こんなことも覚えていないの?!の差が大きい。これが学業面で凸凹に表れることも。興味関心がないことはなかなか覚えられない。
・完璧主義:特に2人に見られる。「オールオアナッシング」の間を生きていく方法を身に着け中。
・音や匂いへの過敏:音は幼少時のみ。匂いは大きくなっても娘たちの間で続く。
・直観的:何となくできてしまうのだけど、なぜできるのか分からない。思考するほど、できなくなることも。
・相手や自分の微妙な心の動きに敏感: 昨日は、TVスクリーンに映る人をジョークにして笑ったあと、そんな自分の心の基には嫉妬心やコンプレックスがあるんじゃないかという話をしていた。怒っているときの自分は、まるで自分でない誰かが自分をコントロールしているかのようなど、心の動きについての話をする。色やイメージ的な言葉を用いることも多い。
・友人関係:今回の引っ越しでも感じたのだけれど、どこでもスムーズに溶け込み、それなりにお友達もできているよう。ただ、特に女の子ほど「合わせる」という面が多いのか、お友達の前と家でとの顔の差が大きい。一人でいる時のほっとした様子が印象的。「親友」と呼べる子はアラスカ時代の1人か2人なのかなと。長男が好きになる子は昔から一貫していて、「ユーモアと優しさのある子」なんだなと思う。好きになると思い入れも強くとても大切にする。
「隠れディスレクシア」のため?か凸凹があり、強烈な感情や過敏さが見られ心の微妙な動きにも関心があることから、自らの凹が強烈に迫り、すぐにあきらめたり、自分はダメだと思うことも。強みにフォーカスしスキルを磨き、自信をつけ気持ち的にも引き上げていく、同時に「弱み」への具体的対処法を身に着けていくこと。
あと2年もすれば、順に高校を卒業し、それぞれの道を歩いていく子供達。
長い目で見て、
何度倒れても立ち上がり「歩き続けていく力」を培うサポートをしていけたら、
そう思う。
さて、
今日はこれから長男をレスリングのトーナメントに降ろし、
残り4人と様々プロジェクト。
それぞれ個性を持つお子さんに関わる方々を、心の力に。