マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

こうしていつか離れる時がきてしまうのだから

2015年07月31日 | 覚えておきたい言葉

昨日はアラスカの友とのお別れ会。

どしゃ降りかと思えば晴れたりと不思議な天気の中。

 

途中森からヘラジカの親子の訪問で一時避難も。

子持ちの母ジカは、向かってくることもある。

馬より大きな彼女の前足キックは致命的。

こんな大好きなアラスカの風景ももう少しなんだなあ。

 

さて「ピニャータ」をつるして。

米国で子供の集まるパーティーですることのある「ピニャータ」。

そのオリジンはスペインや中国やと諸説あるけれど、

16世紀頃メキシコ土着文化と融合し「メキシコ伝統」として世界へ広がったとされている。


玩具や菓子が詰められ、順番に棒で打つ。

壊れた途端群がる子供達!

 

 

ありがとう、アラスカの友人達。

夜はレストランで、日中仕事組みと。

 

アラスカを出ることになって、

友人達と過ごした時を思いだしては、

泣いてしまう。


一緒にいるのが当たり前に感じていた大好きな人々。

それでもこうしていつか離れる時が来てしまう。

だから今目の前に一緒に過ごす人との一時一時を、大切にしよう

心からそう思う。


「空気を読む」について

2015年07月30日 | メモ

こちらにきてつくづく思うのは、

文化背景様々な人々がひしめき合う中で「空気を読む」なんて言っていたら、

「空気」がいくつもあり過ぎてどれを読んだらいいんだとなる。

 

言うこと言われたことだけに忠実に。

本音や腹やと「察する」必要などない。

 

「空気を読む」とは「公に言えない弱者」への配慮のためであり、

その場の強者が覇権漂う雰囲気を読めとし、

結果弱者が排除され、

残った者達のみ内輪で盛り上がるためのものじゃない。


サーモン三昧

2015年07月29日 | 

友人宅での夕食。

可愛い肉じゃが。

サーモン炭火焼に、

刺身。

ここ何日か、アラスカサーモンを毎日のように食べている。

シーズンということもあるけれど、あちらにいったらアトランティックサーモンだろうなあと思いつつ。

 

この「ヘラ置き」、何てグッドアイデア!

 

笑いと涙と。

ありがとう。


自分のものではないとすること

2015年07月29日 | 覚えておきたい言葉

"'Unless you are capable of saying no, your yes is meaningless." ~ Osho

「ノーと言えない限り、あなたのイエスには意味がない」

 

自分のものではないとしつつも、存在を認め、慈しみを向けることはできる。

それは自身の内にめぐる思考感情であっても。

選択することで、「自分」が作られる。

 


内向的外向的と感情の強烈さ

2015年07月29日 | メモ

「「内向型人間」を稼ぎ頭に育てるには」 プレジデント社7月28日(火) 日本語記事

 

http://news.biglobe.ne.jp/economy/0728/pre_150728_1961151498.html より

 

ハーバード大学の発達心理学者、ジェローム・ケーガン教授の研究によると、

「生後4カ月の乳児に様々な刺激を与え、反応を観察する実験を行った。録音した音声を聞かせたり、色鮮やかなモビールを見せたりしたのだ。結果、全体の2割は元気よく泣き、手足をばたつかせた。4割は静かに落ち着き、残り4割はその中間の反応を示した。

ケーガンいわく、物静かな内向型になるのは、手足を元気よく動かした「高反応」グループであり、落ち着いていた「低反応」グループは外向型になると。実際、その乳児たちを2歳、4歳、11歳の時点で研究室に呼び、観察したところ、ケーガンの予測どおりだった。」

 

アメリカでミリオンセラーとなった『内向型人間の時代』(講談社)の著者スーザン・ケイン氏曰く、

「外向型は『社交的』で他人を思いやり、内向型は他人と触れあうのを好まない『人間嫌い』だという説がある。しかし、ケーガンの研究では乳児は人間に対して反応しているのではない。高反応な赤ん坊は人間嫌いではなく、単に刺激に敏感なのだ」

 

記事によると、

「外界の刺激を察知し、脳から神経系に指令を出す扁桃体が興奮しやすい乳児は、外からの刺激に大きく反応し、初対面の人間に用心深く接することが判明した。」

 

外からの刺激をより強烈に感じるからこそ、内向的になると。

1人になり充電する時がより必要になると。

 

 

スーザン・ケイン氏は外向型、内向型をこう定義しているという:

内向型:思慮深くて理性的、真面目で謙虚、孤独を求める「熟考の人」

外向型:意気軒高で明るく、社交的で目立ちたがり屋の「行動の人」を外向型と定義する。

 

何となくイメージできるけれど、実際は、

思慮深くて理性的で意気軒高で明るく社交的、

真面目で謙虚だけれど人といるのが大好き、

理性的だけれど目立ちたい。

一人の時も大好きだけど、人といるのも大好き。

など、周りを見回しても、自分を振り返っても、そうそう内向外向と割り切れるものでもないよなと思う。

 

それでも、外からの刺激をより強烈に感じるからこそ、

内向的な側面が強められるというのは、とてもよく分かる。

 

 

 

 



光の強さと感情の強烈さ

2015年07月28日 | メモ

・「明るい光に照らされると感情をより強烈に感じる」という研究。

http://www.sciencedaily.com/releases/2014/02/140220132004.htm

「明るい部屋だと、

スパイシーチキンをより辛く、

物語の登場人物をより攻撃的に、

女性をより魅力的に、

ポジティブな言葉をより良くネガティブな言葉をより悪く、感じる」と。

 

「うつ傾向の人は晴れの日により落ち込み、春の終わりや夏には自殺率が高くなる」

「熱が感情を高める引き金」

「理性的な判断を必要とする重要な決断は少し暗めの部屋で」

「『感情の強烈さ』を緩めるには光を弱めるのも手」と。


灼熱の太陽下では強烈な感情を謳歌、

対して理性的な仕事やる気なしになる感覚、わかる。


私は旅はともかくとして、

暮らすには北方の暗さが結構好きなのだけれど、

確かにすっと落ち着き感あるからかも。


その場によって木陰や暗めの部屋を活用してみよう。


ジョイとビンボン

2015年07月28日 | 日常

昨日大手スーパーでこの方達の前を通り過ぎる。


全部揃えたい衝動(子供&自分)を引越し前だとなだめ、

「ジョイ」と「空想の友達ビンボン」(子供達に一番人気)を旅の供に。


「感情の強烈さ」への対処法

2015年07月27日 | メモ

Misdiagnosis and Dual Diagnosis of Gifted Children

 by James T. Webb, Ph.D., ABPP-Cl http://sengifted.org/archives/articles/misdiagnosis-and-dual-diagnosis-of-gifted-children

”Many gifted and talented children (and adults) are being mis-diagnosed by psychologists, psychiatrists, pediatricians, and other health care professionals. The most common mis-diagnoses are: Attention Deficit Hyperactivity Disorder (ADHD), Oppositional Defiant Disorder (OD), Obsessive Compulsive Disorder (OCD), and Mood Disorders such as Cyclothymic Disorder, Dysthymic Disorder, Depression, and Bi-Polar Disorder.”

「多くのギフテッドの子供や大人が心理学者、精神科医、小児科医など他の医療機関のプロフェッショナルに誤診されている。

最も共通した誤診は ADHD,反抗的行為障害(ODD),強迫性障害(OCD),気分循環性の気分障害、うつ、双極性障害など。」

 

ギフテッドのクラスを見ていると、ボーダーに見える子は確かに多かった。

キンダーの先生が、バインダーを持ち帰った方がいいかと尋ねる生徒に、

「今日はどちらでもいいのよ。でもいつものように持ち帰ったほうが気持ちが落ち着くならそうしてね」

と言葉をかけていたりと、プログラムの先生方はその特性をつかんでいる。

 

"Perhaps the most universal, yet most often overlooked, characteristic of gifted children and adults is their intensity"

「もっとも普遍的でそれでも見過ごされるギフテッドの特徴は、強烈さ」

 

ギフテッド、ハイリーセンシティブ、それらの分類に限らず、「感情の強烈さ」を持つ人々がメンタルヘルス系疾患の診断をされることがあるのだと思う。それらの疾患への対処法とは別の、「感情の強烈さ」とうまく付き合うための方法というものが充実していくことで、楽になる場合もあるだろう。


別れの感覚

2015年07月27日 | 雑感

友人達と夕飯を食べる。

 

「一緒にいられてよかったよ」と目頭を押さえる友人の姿に、

涙止まらず。

ハグする温もりに、

涙止まらず。

 

ケタケタ笑い転げる思い出話の合間に、そんな瞬間が挟まり。

 

この感覚。

別れの感覚。

ああもうこんなにきついなら、初めから出会わなきゃ楽だったのにとさえ思ったこともある。

 

「いいんだよ、こうやってしくしく泣いてさ。大人になってもこんなことできるなんて幸せだよ」

涙を拭いながら言う友人。

 

心が痛い。

別れのたびに、物理的に痛むかのように、心も痛むものなんだと実感する。

 

ああつらいなあ。

たくさん泣きながら、前を向いて進んでいこう。


ポジティブさと嫌悪感や不安感

2015年07月26日 | イメージ

ポジティブにフォーカスという時に、

マインドフルネスが教えることとは、

ネガティブな感情に「嫌悪感」や「不安感」を持たないこと、

もしくは持っていることに気づくこと。

 

そしてネガティブな感情にむしろ慈悲の気持ちを向けてみる。

 

呼吸に戻る。

 

そうして「嫌悪感」や「不安感」へと入り込まない。