マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

嘔吐下痢ウイルスに家族皆倒れた数日、動物性食材でガツンと精力をつけるこちらの病人食

2017年01月30日 | ヘルス

ものすごい風邪がはやっているそうだよ、

24時間とにかく吐き続けて、何も食べられなくなって、

感染力もかなりのものらしい。

学校の20パーセントの生徒がかかって、一時閉鎖になった学校もあるって。

 

数日前、夫が夕食の席でそんな話を。

 

子どもたちも、

「昨日3人早退してたよ。今日は4人」

と日々報告してくれてました。

 

その「ものすごい風邪」が我が家へ!

 

木曜日:次女 → 金曜日:長男と次男 → 土曜日:私と三女 → 日曜日:夫と長女

 

全員見事もれなく。

 

金曜日は、学校へ迎えに行った際、

「何だか気持ち悪い」と言いながら車に乗り込む長男。

その足で、先週のレスリング試合での怪我のフォローアップ診察のために訪れた病院にて、

肩のレントゲンの結果を待つ間、突然ゴミ箱へ(同時に鼻血)。

 

そこへ携帯に、

「息子さん気持ち悪いようなので迎えに来てください」と次男の小学校のナースから連絡。

笑うしかないようなタイミングでした。

 

その後、残り組みがバタバタと倒れました。

 

 

特徴としては、

とにかくものすごい勢いでの嘔吐下痢。

水を飲んでも吐きます。

 

ところが、

鼻水とか喉の痛みとか「前触れ」もあまりないんですが、

「あと腐れ」もないです。

熱も、1人の子にあったかなといった程度。

 

24時間もすると、嘘のようにケロリ。

「出し尽くした」せいか、食欲もものすごいです。

 

「ね、寝ている時間なんてないんだ・・・」とうなされていた長男も、翌日には通常通り走り回り、

「明日のサッカー行きたいよ~」と寝込んでいた次男も、翌日の夕方嬉しそうにサッカーの試合へ。

日曜日昼前に発症した長女も、週明けは学校休むかなと思っていたんですが、

朝5時半に起き、できなかった宿題をしていたそうで、少し遅れて登校していきました。

 

ふー。

何とか生活が元に戻りつつあります。

 

  

 

それにしても、こちらのナースにおススメされた病人回復食がいつもどおり新鮮でしたよ。

ゼリー → チキンブロス → バナナ → 米

日本なら、重湯→おかゆ でしょうか。 

 

こちらは、病気と言えば、チキンスープなんですが、

ゼリーといい、動物性のものをガツンと食べるんですよねえ。

 

ということで、金曜日のファミリーディナーにはゼリーを添えて。

回復中の子が「特等席」で食べます。

チキンスープも大量に作りおき。(給食鍋サイズが分かるようにリンゴをおいてみました、笑)

回復中の子はスープのみ、元気な子は具沢山スープをいただきと、重宝しました。

 

とはいえ、今回の風邪、

「何を食べても吐く」から、「何を食べても大丈夫」までへの回復が急速で、

ゼリーから米まで、まるで「早送り」状態

私も、翌日には「こってりした肉」が食べたくなり、

韓国黒豆ソースビーフと芋入りヌードルをランチに。

 

 

私は普段あまり「食」に関心がない方なんですが、

ああ、食を楽しめることの有難さ!を家族でかみ締めてます。

 

 

しかし、子ども達の年齢がある程度高くなってからの嘔吐下痢風邪は、

皆移動の際はビニール袋を持ち歩き、

横になっていても隣に置いたゴミ箱めがけてだったり、

気配を感じるとトイレに駆け込んだりとできるので、

終わりなき洗濯や掃除が続くということがないのがいいですね。

 

さて、家族皆、強力な「デトックス」をして、心機一転といった気持ちです!

まずは、ここ数日予定していてできずじまいだった山積みの仕事と雑用に向かいます!

 

ようやく向きあえたスクリーンに映る「米国政治関係のニュース」に朝からカッカとして、

免疫力ますます向上しつつ。

 

みなさん、色んなタイプの風邪が流行る季節ですが、どうぞ元気にお過ごしください! 

 

 


昨日出会った小児科医の中耳炎への処置に拍手!「絶対」などない?高度に専門性のある領域の奥深さ

2017年01月12日 | ヘルス

昨日は、ここ数日鼻かぜ気味だった三女が、「耳が痛い」と言い出し、

小児科医へ連れて行きました。

 

以前、中耳炎と抗生物質について、こちらの記事に書いたのですが、

中耳炎への対処法、子育てはホント決断の連続ですね

今回の中耳炎は結局成り行きでこういうことに

 

昨日の小児科医の対応、「おお!」と思いましたよ。

 

「8歳を過ぎたら、中耳炎の細菌と闘う力があるものです。

抗生物質は、今のところ必要はありません。

金曜日以降もひどくなるようだったら用いましょう」と。

 

三女が去年初めてかかった中耳炎。

8歳だったんですが、「緊急処置科(urgent care)」のナースプラクティショナーに

すぐに抗生物質を呑むように言われました。

 

今回の医師、

「破裂して膿や血の塊が出てくるかもしれませんが、心配いりませんよ。

そうなっても、抗生物質なしで回復する子もいますし」とのこと。

 

必要ならば痛み止めを呑ませるとのこと。

 

鼻ぐしゅぐしゅと耳の痛みで、なかなか寝付かれず、

昨日と今日、学校を休んでゆったりしている三女。

さて、様子を見守ります!

 

 

 

もうひとつ、

去年から、私自身の「ポロリととれたクラウン」について

いくつか歯医者に出かけているのですが、

今週は、とうとう5件目にして、期待以上の解決をしてくださる歯医者に出会いました。

 

先の4件に、

支柱が短すぎるから「歯茎を削るか」「インプラント」しかないといわれていたんですが、

今週出会った女性歯科医さんは、「私はそうは思いませんよ」とはっきり。

それまでの歯科医が言及することのなかった噛みあわせやクラウンの高さなどを調整していただき、解決。

 

 

 

一連のことを、昨日も上の子達と話していたんですが、

本当に、医者によって、同じ症状や状態を前にしても、

処置の仕方が随分違ってくるんですよね。

 

子ども達、

「もっと絶対的にたよることのできる明確な指標とかがあるわけじゃないんだよね」

と感慨深げに。

医療という、高度に専門性のある領域の奥深さを、目の当たりにしたようです。

 

第二、第三、第四の意見を聞き、自分にあった治療ができるといいですね。

 

そして、私自身も、過去福祉に頼る時期もあり体験してきましたが、

収入によって医療の選択肢がなくなるこの国の医療状況の改善を願っています。 

 

 

持病の「首の痛み」についての医者回りも始めています。

下を向かない限り平気なのですが、

これ以上悪化しないようにできることをできるときにしていこうと思っています。

 

元々子ども時代から身体は弱いほうだったんですが、

今こうしてほとんど寝込むこともなく、

走り回ることのできる日々を本当に有難く思っています。

 

みなさん、喜び溢れる日を!


「呼吸にフォーカス」や「幸せについての授業」や

2016年05月12日 | ヘルス

以前、紹介した(新しいバリューの創られ方)「THE CENTER FOR COMPASSION AND ALTRUISM RESEARCH AND EDUCATION(慈愛と利他主義のリサーチと教育センター:CCARE)」という、スタンフォード大学医学部に創設された組織のディレクターで心理学者EMMA SEPPÄLÄ氏が、TED Talk こちらの記事にて「呼吸のパワフルさ」について、紹介しています。


SEPPÄLÄ氏率いる研究ティームが、イラクやアフガニスタンから帰還し、トラウマを抱え眠られず、メンタル面を大きく壊してしまった兵士達に「呼吸法トレーニング」をしたところ、一週間で 「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」値が正常になり、その効果が一年以上続いたといいます。


呼吸は、「休憩・消化」を司る「副交感神経」に作用するといいます。ぎゅっと身体に力が入り、ストレスの原因となる「ファイト・フライト反射」とは、全く反対の働きをもたらすわけですね。それで、ゆっくり深く呼吸することで、落ち着くことできると。

また吸う息は心拍数を速め、吐く息は心拍数を下げると分かっているようです。ですから、急速にリラックスするには、吐く息を長くすることが有効とのこと。

深いトラウマ状態にある場合でも、効果的という呼吸法。「呼吸にフォーカスする」というのは、いつでもどこでも簡単にできることですし、普段の生活でも、心がけていきたいです。活動の間に少し挟むだけでも、気持ちの調整になります。子供が動揺している場合もですが、子育て中にキー、ウギャーとなった自分にも、用いていきたいですね。

 

 

もうひとつ、

TED Talk の中で、スタンフォード大学という世界有数の大学のキャンパスを歩く学生の多くが、なぜこれほどまでにハッピーに見えず、ストレスや不安感に溢れ、疲労困憊しているんだろうと困惑したというSEPPÄLÄ氏。

 そうして、スタンフォード大学で、初めてアカデミックな「幸せについての授業」を教え始めたといいます。するとある日、学生の一人が、「この授業で学ぶことは、これまで私が正しいと思ってきたことが、全て間違っていると示しています」と言ってきたといいます。

その学生は、母親に「あなたはとてもサクセスフルでなければならない。成功するためにはハードワークが必要なのよ」といわれ続けてきたと。そこで「じゃあ、どうしたら自分は十分なハードワークをしていると分かるの?」と聞くと、「苦しいと思うなら、あなたは十分なハードワークをしているのよ」と母親。

 

「こうした考え方は間違っているんです」とするSEPPÄLÄ氏が、今年2016年に、『The Happiness Track』を出版しています。「ハッピーであることが成功に繋がるのであり、成功したらハッピーになるわけではない」といったことが書かれているこの本、詳しく読んでみようかなと思います。

またシェアしますね!

 


マダニから話は広がり「人体に害を及ぼす原因がもっとはっきり分かってくるといいね」と子供達

2016年03月31日 | ヘルス

昨夜子供達と話していると、

周りのお友達、

マダニに対してかな~り、リラックスした姿勢なのが伝わってきます。

 

「いるいる、家の中にもいるよ~、

でも噛まれてもね、まあ腫れたり熱が出たら、

抗生物質呑めばいいんだよ」

 

といったところでしょうか。

 

そうですよね、

これほど身近に溢れていると、

そうなりますよね。

 

我が家も、以前の「マダニ=この世の終わり」的な姿勢から、

実際の出合い体験を経、随分と、

リラックスしたものへと変わってきました。

 

 

実際のところ、早いうちに抗生物質で対処することで、

かなりの率、それ以上こじらせることを防げるようです。

また「慢性的なライム病」については、

その「存在自体」についても議論があるよう。

 

とにかく、落ち着いてたんたんと、

定期的に身体をチェックし、早いうちに見つけること。

東海岸北部で暮らすには、春夏秋、

マダニ・チェックは日課なんですね。

 

 

「ライム病」というのは、

コネチカット州の「オールドライム」というところで、

あまりにも多くの人々が「リューマチ間接炎」を訴えたことから、

1975年に、マダニが媒介しているとつきとめられ、

町の名前がつけられたといいます。

 

当時、まさかそうした「体の不調」が

身の回りの「小さな虫」によって引き起こされていたなんて、

誰も思いも寄らなかったでしょうね。

 

昨夜は、子供達とそんな話になり。

 

こうした

「人体にとって害があるけれどまだよく分かっていないこと」

って、まだまだあるんだろうねー、と。

 

それは、自然界から、人工的なものまで。

 

長女:

「ライム病」は、

「鹿マダニ(deer tick)」が媒介するから一見「自然災害」のようにも見えるんだけど、

森林伐採や温暖化で生態系に変化がおき、

鹿の生息地などに影響が出たことが、

こうした爆発的な増加に繋がっているともいうよね。

あと、「アスベスト」だって、最近だと「BPA」だって、

一昔前はばんばん使われていたね。

 

私:

長い期間かけて研究しないと、

繋がりが証明されにくものもあるだろうけれど、

いろいろな技術や研究が進んで、

人体に何がどんなように害を及ぼすのか、

これからもっとよりはっきり分かってくるといいよね。

 

長女:人の場合、マインドの働きも、

人体に大きな影響を与えるよね。

プラシーボとかね。

だからなかなか原因と結果の関係を、

はっきり統計などにとりにくいということもあるのかな。

 

長男:あと、まあ政治的や利害関係などで都合悪いとかもあるだろうね。

 

マダニから、話は広がり。

技術や科学の進歩が、

人体がより健やかになるために用いられていきますように、

子供達と、そんなことを願った夜でした。


マダニに噛まれた二日後に発熱した次男と緊急処置科へ、肌にのめりこんだマダニの「正しい抜き取り方」

2016年03月30日 | ヘルス

往復3時間かけて日本出身ビジネスウーマンにお会いし、

ちょうど子供達が学校から帰宅する時間に家に着くと、

次男が私の顔を見るなり、ポロポロと涙。

 

「僕、今日とても疲れちゃった」

と私にもたれる次男の頬を触ると、熱。

 

ソファーに寝かせ、ひとまず長女に面倒を頼み、

長男をラクロスの試合に連れて行き、

帰宅すると今度は三女を乗せ、陸上部を終えた次女を迎えに行き、

帰りに、翌日クラスで三女の誕生日を祝うためのカップケーキと、

次女が宿題に必要という油性の細ペンを買いに行き。

 

帰宅し、ソファーですやすや眠る次男の熱をはかると、39度近く。

ここ一週間ほど時々咳をしていたし、春休み明けの初日の学校だったし、

風邪と疲れが重なったのかな、と思いつつも、

「マダニ」に噛まれたことが頭をよぎります。

 

実は、

我が家で「初のマダニ除去体験」だった次男だけ、

「正しい方法」で口部を皮膚にのめりこませるマダニを、

抜き取れなかったんです。

 

「正しい抜き取り方」は、

「ユア子育てスタジオ」にもまとめたんですが、

先の尖ったピンセット(写真下)で、

マダニが吸い付く根元部分を掴み、

ゆっくりしっかりと抜き取るんですね。

こちらに正しい抜き取り方の映像あります

 

ところが、ソファーにうつ伏せになった次男の周りに、

夫、ステップグランパ、長男、私とワイのワイの群がり、

「平たいピンセット(写真上)」で何度か引っ張りながら、

「熱いスプーンを当てて殺せばポロリととれる、

アルコールに浸して殺せばポロリととれる」

とどこかで聞いたことのあるアイデアを片っ端から試したんです。

(実際、一昔前はこういった「間違ったとり方」が主流だったようです)

 

ようやく、長男が引き抜き、その後、

「でもそんなことしたら、マダニの菌が体内に入っちゃうんじゃないかな」

と必死の大人の横でぼそぼそ言うことのあった長男がネットなど調べたところ、

まさしく、

「マダニがショックで菌を排出してしまう『とても間違ったとり方』」

をしてしまったことが判明。

 

シンプルに抜き取った後、

マダニは元気に歩き回っているのが理想とのことなんですが、

次男に食いついていたマダニは、

抜き取った後ぺしゃんこで、すっかりお亡くなりになってました・・・。

焼かれてアルコールづけにされ潰されてましたからね。

 

ということで、「正しい抜き取り方」をした夫と私は、

多分感染している確率はかなり低いと思うのですが

24時間以内に「正しい抜き取り方」をするなら感染率は随分と低い:グラフ参照)、

次男だけは、見守る必要があったわけです。

 

 

 

とはいえ、「ライム病」を発症するには、

ちょっと早すぎるんですよね。

早くても3日後、平均で1週間後とのこと。

日曜日午後に噛まれ、この日は火曜日の午後ですから。

そこで、ネットで調べてみると、

マダニが媒介する病気の中で、

翌日から熱をだすものもいくつかあるようです。

 

小児科の「緊急相談ライン」のナースに電話をし、

事情を説明すると、

夜も開いている「緊急処置科」で診てもらうようにとのこと。

 

ということで、

冷凍したマダニを抱え緊急処置科に駆け込んだのが、夕方6時頃。

げほげほと激しい咳をする子供や大人に溢れた待合室。

「咳風邪」が大流行しているそうです。

 

診察によると、やはり、「ライム病」発症には早すぎ

咳が一週間ほど続き、耳も喉も赤く腫れていることから、

今大流行している「風邪ウイルス」による熱とのこと。

抗生物質アモキシシリンを処方されました。

 

「ライム病」については、

カレンダーに噛まれた日を記し、

引き続き様子を見守るようにとのこと。

ただ、この抗生物質は、「ライム病」の予防にもなり得るのよ、

と診察してくださったナースプラクティショナーの方。

 

マダニに噛まれてから72時間以内に、
抗生物質(主に ドキシサイクリン。アモキシシリンが用いられることも)を服用しておくと、

「ライム病」発症の予防になるという研究もあるようです。

http://abcnews.go.com/Health/story?id=117396

http://www.ilads.org/lyme/what-to-do-if-bit-by-tick.php

http://www.uptodate.com/contents/what-to-do-after-a-tick-bite-to-prevent-lyme-disease-beyond-the-basics

 

ただ、マダニに噛まれ「ライム病」を発症するケースは、

地域や、マダニのライフサイクルや、マダニの吸血時間、

そのマダニがそもそも「ボレリア菌」に感染していたかなど、

様々な要素が重なる必要があり、

マダニに噛まれたから即予防のために抗生物質という処置には、

多くの議論があるようです。

そのため、通常はこうした予防処置は行われていないとのこと。

 

今回の次男、絶妙なタイミングで熱&中耳炎になったため、

成り行きで、マダニに噛まれた後72時間以内の抗生物質服用という、

「ライム病」の「予防」にも繋がったということですね。

何というか、不幸中の幸いというか・・・。

 

 

夜9時前帰宅し次男を降ろし、

それから薬局に抗生物質をとりに行き、

就寝前の次男に呑ませ。

夜中何度か咳で起き、

学校を休み今朝10時過ぎまで寝ていましたが、

熱も下がり、もりもり朝ごはんを食べ、

レゴなどであれこれ作ったりと、楽しそうです。

 

ふー、ひとまず、ほっ。

ひとつひとつの出来事に、親子で鍛えられつつ。

次男の笑顔に感謝!

 

日本は春休みですね。

みなさん、どうぞ健やかな日々を!


マダニ・パラダイス到来、昨日、家族次々噛まれましたー!

2016年03月28日 | ヘルス

昨日は、イースターエッグハントの後、

いつもの散歩道を、

グランマとステップグランパと一緒に歩いたんですが、

マダニ・シーズン到来のようです!

 

次女、夫、長男の衣服や足を歩くマダニを発見した後、

次男、飼い犬、夫、そして私が噛まれました。

 

口部を寄生する動物や人にのめり込ませ固定し、

ほうっておくなら一週間は吸い付いているというマダニ。

米国東海岸では「ライム病」の病原体を媒介するともされています。

 

日本でもマダニ被害が年々増えているようですね。

「身近に忍び寄るマダニ」NHKニュース

 

「ユア子育てスタジオ」に、昨日の出来事、

マダニ噛まれた場合の対処法、そして改めて家族で話し合った予防法をまとめました:

「昨日、11匹のマダニに出合い5匹のマダニに噛まれました!対処法&予防法」

 

皮膚から抜き取った後は、密閉した器に入れ、

もしその後数週間以内に発熱や吸血箇所が腫れたりなどの症状が出たら、

病院に行く際、持参するといいとのこと。

「ライム病」を引き起こす「ボレリア菌」に感染したマダニかどうかを調べるためです。

 

ということで、今、3つの瓶にマダニさん。

一匹は元気に動き回り、後二つは昨夜冷凍しました。

 

私を噛んだものは、

「ライム病」を引き起こしうる「鹿マダニ」ではなく、

また別の疾患を引き起こしうる種「ローンスターマダニ」だったんですよね。

背中に白い点が、あるんです。

 

恐ろしい病原体を媒介するマダニ、

それでも吸血してから「24時間以内」に「正しい方法」で除去するならば、

ほとんどの場合、感染することはないのだそうです。

 

それでも念のため、これから一ヶ月間ほど、

症状が出やしないか、家族で様子を見守っていきます!

 

しかし予想をはるかに超え、

マダニって、これほどまでに身近な存在なんですよね。

マダニ・パラダイスの中にありながらも、

腹を据え、するべきことをしつつ、こちらの春夏秋を楽しみます!


今回の中耳炎は結局成り行きでこういうことに

2016年03月16日 | ヘルス

ところで、抗生物質の件ですが、

結局昨日呑ませてみたものの、

すぐ後に吐いてしまい、

ほとんど身体の中には摂取されなかった様子。


ところが夜になる頃には、耳の痛みもひいてきたようで、

今朝も随分とよくなっているよう。

 

抗生物質は、一旦身体にいれたのならば、

処方された「10日間」呑みきる必要があるわけですが、

結局今回の中耳炎は、成り行きで、

「抗生物質なし」ということでおさまりそうです!


中耳炎への対処法、子育てはホント決断の連続ですね

2016年03月15日 | ヘルス

昨日学校から帰宅すると、耳がちょっと痛い、と言っていた三女8歳。

就寝後の夜10過ぎに「痛くて寝られない」と寝室に現れます。

 

アセトアミノフェン(痛み止め)を呑ませ、

水分をたっぷりとれるようハーブティーを枕元におき、

枕をいくつか積んで高くし隣に寝かせ。

 

私の腕に顔をうずめ手を握りながら、

「イタイイタイ、どうしたらイタくなくなるの?」としくしく。

 

 

私自身、物心ついて以来、中耳炎を繰り返し、

保育園年長時分には行き慣れた耳鼻科に、

一人で診察に通っていたのを思い出します。

ああ、痛くて眠れなかったときのあの痛み!

今でもあの時はまいった・・・と思うほど。

 

我が家は今のところ、

これまで中耳炎になったのは5人合わせても、

2-3回あったかなあというほどなんですが、

私が子供時代も、これまでのそれら2-3回も、

中耳炎にはとにかくすぐに「抗生物質」を用いるという認識だったので、

「朝になったら病院へ行って、抗生物質をもらおうね」

と三女の頭をなで。

 

 

それでもアセトアミノフェンも全く効かないようで、

真夜中過ぎても、

「頭の中を何かが行き来して尖ったもので突き刺すの」と

どうしても寝られない様子。

 

そこで、中耳炎の痛みを和らげる方法をいろいろ試してみます:

・ホットパッドを耳に当てる (少し痛みが和らいだよう)

・ガムを噛む (あまり効き目なし)

・痛みから気をそらす

「痛くて寝られないから本を読みたい」というのを「もう夜中だから寝ようとしなさい」と諭していたのですが、読ませてやり。その後一緒にネットをサーチしながら、「中耳炎の痛みから気をそらすためにテレビを見る」というの見つけ、真夜中のコンピューターゲームも15分ほど。

 

そんなこんなで、ようやく眠りについたのが午前2時前。

今日は学校を休み、朝も痛みが続いているようなので、

残り組みを送り出した後、先ほど病院へ行ってきました。

 

 

 

ところで、「真夜中の中耳炎対策ネットサーチ」で、

中耳炎の治療に抗生物質を用いることについては、

1990年代頃から議論が起こり、

今では、よほど重くない限りなるべく抗生物質を用いない医者も増えている、

とあちらこちらで見つけ、へーと思ったので、ちょっとまとめてみます。

 

私自身、あのどろりとしたオレンジやピンク色をした抗生物質に、

何度お世話になったか!という子供時代でしたから。

 

耳炎への抗生物質を控えるようになった理由とは、

昨今話題になることのある、

「抗生物質へ耐性をもつ細菌が増殖している」ため。

抗生物質を使い続けることで、

耐性を持つ細菌ばかりが生き残り増殖してしまう。

そして抗生物質というものが、

いつか全く効き目を持たなくなってしまう事態が起こるのではないかと。

 

小児科で抗生物質を用いるケースの60パーセント以上が、

耳炎(otitis media)のためなのだそうです。

そこで耳炎への対処を見直すことで、

小児科での抗生物質使用の3分の2近くを減らすことができるかもしれないとのこと。

 

こんなテキサス大学の研究もあるようです:

6ヶ月から12歳の重度でない中耳炎にかかった223人を、

半分の子に10日間一日2回服用の抗生物質アモキシシリン(amoxicillin)を与え、

残りの半分には様子を見るよう告げ自宅に返します(ひどくなったら、抗生物質を呑むよう伝えつつ)。

 

最初の12日間では、

抗生物質を与えられた子の方が早く回復したように見えたといいます。

痛み止めもより少ない量ですんだとのこと。

ところが、これらの子供たちは、

より多くの「抗生物質に耐性を持つ細菌」を持つことになったといいます。

そして、何人かの子は、30日の間に、再び耳炎にかかってしまったと。


結局30日という期間で見ると、抗生物質を用いた子と用いない子では、

治癒率は、ほとんど同じ(77%と76%)だったとのこと。

そして自宅で様子を見るよう返された子の66パーセントが、

全く「抗生物質」をとることなく回復したと。

http://www.webmd.com/children/news/20050606/kids-ear-infections-antibiotics-vs-waiting

 

こうした研究などにも支えられ、

すぐに「抗生物質」に飛びつくのではなく、

「ひとまず様子を見る」という姿勢を取り入れていきましょう、

という流れが大きくなっているようです。

 

またこれまで必要のない「抗生物質」を大量に投与することで、

抗生物質への耐性菌が勢力を増しているという昨今の事態を招いてしまったのではないか、

という批判もあるようです。

 

 

2013年には、

「米国小児科学会(The American Academy of Pediatrics and the American Academy of Family Physicians)」が、

2歳以上で高熱などの症状がない場合は、すぐに「抗生物質」を与える代わりに「様子見」という姿勢を取り入れる

といった「ガイドライン」を発表。

「ガイドライン」作成を率いたサウスキャロライナ大学教授Allan Lieberthal氏は、

「より正確な診察と観察により、抗生物質の使用を大幅に減らせると考えています」とのこと。

http://www.webmd.com/cold-and-flu/ear-infection/news/20130225/pediatrics-group-issues-new-ear-infection-guidelines

 

 

 

 

 

ということで、今日はどんな対応をされるのかなと思いつつ、

病院へ出かけたのですが、

緊急処置科(urgent care)のナースプラクティショナーによる診察、

「熱なし、喉もきれい、両耳が中耳炎ですね」、ということで、

即効、「10日間一日2回服用の抗生物質アモキシシリン」処方されましたー!

 

同じ建物の異なる階に小児科があるものの、

待ち時間が短いということで「緊急処置科」にいったんですが、

そのまま、階段上って小児科にも診察に行こうかと思いました。

ですが、三女は隣で寝不足と耳の痛みでぐったり。

抗生物質を手に帰宅しました。

 

 

 

様子を見つつ、

今夜また痛くて眠れないようならば、

昨夜もアセトアミノフェン(痛み止め)効きませんでしたし、

アモキシシリン(抗生物質)を呑ませようと思ってます。

 

子育ては本当に、決断の連続ですね。

 

隣ですやすや眠る三女の寝顔を眺めつつ。 

三寒四温の春、みなさん、元気にお過ごしください!


週末初めは長女と次女とヨガ、ゆったりと呼吸と共に伸ばす時

2016年02月21日 | ヘルス

週末初めの朝は、長女と次女とヨガスタジオ!

 

50代の女性の先生に、中年から高齢者の方が15人ほど集まる中に混ざって。

 

いろんな小物使うんですよ。

 昨日は、この青い固めのスポンジを、両腿とふくらはぎにひとつずつはさみ、

ストラップで足を縛り、様々なポーズをとってみたり。

テニスボールを片足のかかとで踏みつけながら、チャレンジングなポーズしてみたり。

 

きついポーズになってくると、

「呼吸してくださいよー。身体緩めてー。顔と舌緩めてー」と先生。

みな、「きっ」となって、呼吸を止めてたりするんですよね。

先生の言葉に、ふ~、とがちがちに力の入ってる身体の箇所に気づきます。

 

「無理しないでねー、このクラスで唯一しないといけないのは、呼吸だけですよー」

端々にユーモアたっぷりの、しゃきしゃきとしたステキな先生。

 

クラスのはじめと終わりに呼吸にフォーカスしてみて、

身体をあちらこちら伸ばしたあとと前での、呼吸の違いについて感じてみたりも。

 

 

娘たちも、毎回何だかすっきりするーと、気に入っているよう。

小学校時代、母にくっついてヨガ習ったなーと、私自身の思い出も溢れます。

 

 

ヨガスタジオの壁にこんな言葉:

ナマステ

あなたの内にあり、そして私の内にもある場を尊重します。

あなたの内にある、全宇宙が宿る場を尊重します。

あなたの内にある、愛と光と平和と真実の場を尊重します。

あなたの内にあり、そして私の内にもある場を尊重します。

そして、ひとつのナマステしか存在しません。

 

ナマステは、インドやネパールにて、相手に敬意や感謝を示す挨拶言葉。

インドやネパールを訪ねたときも、朝から晩まで交わされてました。

日本語のおはよう、こんにちは、こんばんわ、全部ナマステに含まれますね。


「ナマス」は南無阿弥陀仏の「南無」の語源にもなっていて、

「テ」は「あなたに」という意味があるともいわれます。

 

クラスの終わりに、みなさん、「普通の」アメリカン人のおばさまたちですが、

ニコニコと合掌して「ナマステ」と言い合うんですよね。

 

 

 

昨日は、帰宅した後、餅をつきました。

子供達大好きなんですよね、お餅。

日常に、ちょこちょこいただいてます。

 

昨日は朝から晩まで(夜9時帰宅!)走り回ったので、

今日は今からホットケーキを焼いて、家整理に取り組みます!

 

みなさん、今日もナマステー!


無理のない姿勢とは?「意識のコルセット」をいただいて

2016年01月21日 | ヘルス

ここ8か月ほど感じている首の後ろの痛み。

フィジカルセラピーや整体にもお世話になり、

すっかり治った!と思う日もあるけれど、あ、またきた、となる日もあり。

 

昨日はレントゲン検査。

 

「悪性腫瘍などの病気の可能性はなし。」

頸椎椎間関節症候群(arthritis)気味」

といった診断結果。

 

もう原因は自分でも痛いほどわかっていて、

長年、無理な姿勢を続けたことに尽きる。

書いたり読んだりしだすと、時間を忘れてしまうから。

 

結果、

姿勢を悪くしていたり、筋力トレーニングをしないとすぐに悪化して痛む。

姿勢を正し、筋力トレーニングを続けていれば、大丈夫。

という今の状態になっている。

 

こうして「痛み」に背中をキックされて、

ちょこちょこと自分の姿勢や身体の力の入り具合に、

腹を据えてコンスタントに注意を向けるようになった。

まるで「意識のコルセット」をいただいたような気持ちでいる。

 

骨粗しょう症の母に、

筋肉を鍛えておきなさいよと、電話口でよく言われるのだけれど、本当に。

最近はプールが近くになく泳いでおらず、

週一で長女と次女とヨガレッスンに行く程度(ヨガも首に無理なポーズに気づきつつ)。

家でできる手軽な首に優しい筋力トレーニングをしていこう。

 



胸を開いて、背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、顎を少ーしだけ上向き加減に。

これが首のカーブにとって最もよい姿勢とのこと。

猫背気味、顔を下へ向けっぱなしでがちがちに力の入っている自分に気がつくこと。

そして、骨を支える筋力をつけていくこと。

 

私のように背中をキックされる前に、

みなさん、どうぞ気を向けてみてください!