ものすごい風邪がはやっているそうだよ、
24時間とにかく吐き続けて、何も食べられなくなって、
感染力もかなりのものらしい。
学校の20パーセントの生徒がかかって、一時閉鎖になった学校もあるって。
数日前、夫が夕食の席でそんな話を。
子どもたちも、
「昨日3人早退してたよ。今日は4人」
と日々報告してくれてました。
その「ものすごい風邪」が我が家へ!
木曜日:次女 → 金曜日:長男と次男 → 土曜日:私と三女 → 日曜日:夫と長女
全員見事もれなく。
金曜日は、学校へ迎えに行った際、
「何だか気持ち悪い」と言いながら車に乗り込む長男。
その足で、先週のレスリング試合での怪我のフォローアップ診察のために訪れた病院にて、
肩のレントゲンの結果を待つ間、突然ゴミ箱へ(同時に鼻血)。
そこへ携帯に、
「息子さん気持ち悪いようなので迎えに来てください」と次男の小学校のナースから連絡。
笑うしかないようなタイミングでした。
その後、残り組みがバタバタと倒れました。
特徴としては、
とにかくものすごい勢いでの嘔吐下痢。
水を飲んでも吐きます。
ところが、
鼻水とか喉の痛みとか「前触れ」もあまりないんですが、
「あと腐れ」もないです。
熱も、1人の子にあったかなといった程度。
24時間もすると、嘘のようにケロリ。
「出し尽くした」せいか、食欲もものすごいです。
「ね、寝ている時間なんてないんだ・・・」とうなされていた長男も、翌日には通常通り走り回り、
「明日のサッカー行きたいよ~」と寝込んでいた次男も、翌日の夕方嬉しそうにサッカーの試合へ。
日曜日昼前に発症した長女も、週明けは学校休むかなと思っていたんですが、
朝5時半に起き、できなかった宿題をしていたそうで、少し遅れて登校していきました。
ふー。
何とか生活が元に戻りつつあります。
それにしても、こちらのナースにおススメされた病人回復食がいつもどおり新鮮でしたよ。
ゼリー → チキンブロス → バナナ → 米
日本なら、重湯→おかゆ でしょうか。
こちらは、病気と言えば、チキンスープなんですが、
ゼリーといい、動物性のものをガツンと食べるんですよねえ。
ということで、金曜日のファミリーディナーにはゼリーを添えて。
回復中の子が「特等席」で食べます。
チキンスープも大量に作りおき。(給食鍋サイズが分かるようにリンゴをおいてみました、笑)
回復中の子はスープのみ、元気な子は具沢山スープをいただきと、重宝しました。
とはいえ、今回の風邪、
「何を食べても吐く」から、「何を食べても大丈夫」までへの回復が急速で、
ゼリーから米まで、まるで「早送り」状態。
私も、翌日には「こってりした肉」が食べたくなり、
韓国黒豆ソースビーフと芋入りヌードルをランチに。
私は普段あまり「食」に関心がない方なんですが、
ああ、食を楽しめることの有難さ!を家族でかみ締めてます。
しかし、子ども達の年齢がある程度高くなってからの嘔吐下痢風邪は、
皆移動の際はビニール袋を持ち歩き、
横になっていても隣に置いたゴミ箱めがけてだったり、
気配を感じるとトイレに駆け込んだりとできるので、
終わりなき洗濯や掃除が続くということがないのがいいですね。
さて、家族皆、強力な「デトックス」をして、心機一転といった気持ちです!
まずは、ここ数日予定していてできずじまいだった山積みの仕事と雑用に向かいます!
ようやく向きあえたスクリーンに映る「米国政治関係のニュース」に朝からカッカとして、
免疫力ますます向上しつつ。
みなさん、色んなタイプの風邪が流行る季節ですが、どうぞ元気にお過ごしください!