真夜中の不安感。
これまで何度も繰り返し、
どうしたらいいかを今でははっきりと分かっているから、
もう呑み込まれることもない。
昨夜の具体的流れ:
あ、きた、と目が覚める。時計を見ると、午前2時過ぎ。
頭の中には、もうこれは、私のものでもあり、私のものではない
という言葉が繰り返されている。感情は、とても落ち着き静か。
とにかく、私にできるのは、このとてつもない悲しみや不安感や痛みや重さという言葉で表されるものを、私のできる限り、「昇華」していくこと。
「浄化」という言葉も浮かぶ。
自身の力を過信せず、それでも、どうしたらいいか自分には分かっているのだから。
呼吸にフォーカス。
深い呼吸の波が、何度かやってくる。
その度に、少しずつ軽くなる。
マインドフルネスは、
「形式」を明確に身につけさせてくれた。
それでも、ある程度から先は、全くもって自分自身の旅。
繰り返す深い呼吸の波ともに、
奥底から、「温もり」がじわじわと湧き上がる。
心臓あたりに、鋭く凝縮されたものがある。
深い呼吸の波のともに、
手放す。
それは、私であるということを、手放すというような感覚。
少しの「切なさ」と共に、軽くなっていく。
温もりが体中に行きわたる。
鋭さが、溶けていく。
圧倒的な温もりに包まれ、微笑み横たわる自分がいる。
感謝。
十年前に精神を壊したのも、この真夜中の体験が要因でした。
あ、きた、と目が覚め、とてつもない不安感に呑み込まれ、
パジャマのまま裏庭をぐるぐる回り続け。
夜が来るのが怖くて怖くて。
それでもこれらの体験を繰り返したおかげで、
今では、どこに戻るのか、何を目指すのか、何が大切なのか、より明らかに見えるようになった。
底に流れる力を与えてくれたのも、この真夜中の体験に他ならない。
これら、もう何度も繰り返してきた体験に、
様々自分なりの「解釈」はある。
ここに書いていいのか迷いましたが、
この温もりに包まれる感覚とは、
多分、死ぬ瞬間 or 死んでからの状態なのでしょう。
その時まで、精一杯生きること。
その先には、全てから解き放たれ、温もりと光に包まれた状態があります。
全て妄想?
どうなんでしょうね。
少なくとも、はっきりとした身体感覚に基づき、現実的な変化をもたらす妄想ですね。
今日もこうして生きていることに感謝を込めて。
温もりと共に。